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美濃加茂市・音羽浴場

2017-10-12 06:41:24 | 社会・雑談
gooお題に相応しい昔ながらの銭湯が近場にあるので紹介します。

岐阜県美濃加茂市太田本町「音羽浴場」

…宿場町(中仙道太田宿)のど真ん中にあり、旧家が多く未だに風呂のない家屋があるのか、中濃地区で唯一この美濃加茂市に銭湯が残っています。
自分も昔の実家の風呂が壊れた時期に通ってました。
記憶が確かなら料金は300円前後、スーパー銭湯より安いです。入浴後の飲み物も100円前後

建物は見た目が昭和中期以前竣工のボロさ。
外から見えるものは、緑の縞模様のテント、牛乳石鹸謹製の男女別暖簾、汲取式便所…もう時代止まってるでホンマ!!(爆)
内装も木製のロッカー、木のベンチ、白いタイル張り…将に昭和時代の古きよき銭湯そのまんま。
今や数多くの証拠画像があり、痛烈なインパクトを与える古(いにしえ)の銭湯が少なくなったことも思い知らされます。
岐阜県内の他地域でもここまで古めかしい現役の銭湯施設は珍しいです。

肝心の風呂は中央に大きいのがひとつ、端部に小さい入浴剤入りのものがひとつ。周囲が洗い場、狭い土地を有効活用しています。
大風呂は熱いから入るのに勇気と慣れが要ります…5分も入っていると体がフラフラになりますが血管が拡張され血行は結構よくなります。これは湯冷めしにくいようにとの配慮があり、実際風呂から出ても20~30分くらいポカポカが持続します。
そしてここの熱源はなんと薪ボイラー!(笑)80年代の美濃加茂水害からいち早く復活し美濃加茂市民の福利衛生に役立ったことから市の補助もあり今も廉価で運営しているようです。
※必要は存続の母ってか!?

かつて美濃加茂市内に複数あった銭湯も昭和末期に廃業が相次ぎ、平成4年地点で既にここだけ。その銭湯が今も現役というのは正直驚きです。

自分のボロ宿趣味の原点は多分この昭和ノスタルジーをふんだんに含んだ音羽銭湯が原点。下呂市小坂町「下島温泉朝六荘」もネット画像を見る限り同類、今後入浴候補に挙げます。


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