濃飛樹脂軌道

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PC-8801(初代)とマイコン入門

2016-09-28 20:33:48 | 電子・IT
gooお題をよく見ると「9月28日はパソコン記念日」と書いてありますが、多分NECの8ビットパソコン・PC-8001(初代)の発売記念日であることから、この記事では現役ではないけど我輩が過去使っていたPC-8801(初代)も書こうと思います。

親父が道楽趣味としてNEC・PC-8801を買ってきたのは我輩が小学校高学年の頃。
ちょうどその頃NHKで日曜夕方「マイコン入門」が放送されていた時期であり、一家でそれを見ながらBASIC言語(N-BASIC)を覚えたものです。
表示系のPRINT命令をはじめ、データ入力INPUT、条件分岐IF~THEN、回数繰り返しのFOR~NEXTなどを覚えました。
当時のNHKらしい逸話として、出てきたマイコン(PC-8001)の機種名を伏せて「機種X」と放送していたのも懐かしいです。
このマイコン(当時のパソコンの呼び方)はこの放送を機により売れっ子になったというのは皮肉でしたね。

まだ当時はパソコンショップもなく、家電屋にもPCソフトがあまり並んでいなかったこともあり、ゲームなどのソフトは基本的にBASICプログラムを自分で入力する必要がありました。
書店で欲しいソフトのプログラムリストを見ながらキーボードで打ち込み、それをデータレコーダー(カセットテープ)に保存するのですが、今と比べとてつもなく時間がかかった代物。たまにカセットテープに保存したプログラムがデータ化けして使い物にならなくなった悲劇も(爆)以来データは二回以上セーブする・他のカセットテープに保存する習慣が身につきました。
※今でも保存するデータは複数のドライブに分けてます。
まだハードディスクやSSDもない時代で、いまや過去の遺物と化したFD(フロッピーディスク)も高嶺の花だったから、今の若い人には想像もつかないと思います。
自分もPC-8801を通じ、簡単なゲーム程度であれば自分で造れるようになりました…といっても飽きっぽい性格だから長続きはしませんでしたけど(爆)
のちに(6年後)MSX2パソコンを買った頃にはこのPC-8801もキーボードの配線や電源部がやられてお蔵入り。
MSX2になってようやくFDがつきデータセーブも楽になり、ワープロソフトを買ったおかげで実用価値はでてきました…それは今でも押入れの中にあります。
Windowsパソコンを買ったのはそれから7~8年後のことでした。Win95の頃には今と変わらない内容が使えるパソコンが世にたくさん出てきたと思います。


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