濃飛樹脂軌道

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e-POWER車の賢い乗り方(試乗で感じた編)。

2018-07-01 18:18:28 | 乗り物・旅行・グルメ
車検からC26セレナが戻り、2日間に及ぶノートe-POWER代車生活も終わりましたが…気になったことを幾つか挙げます。


1.加減速に合ったアクセルワークを
ノートやセレナのe-POWERは所詮ハイブリッド車、燃費の攻略が鍵です。
※電気自動車と同じ特性ゆえアイミーブに乗り慣れた自分はおよそ見当が付きますが、瞬間燃費計を表示させるとよく判ります。
エンジンが掛かると数値が低下、電池だけで走らせていると数値は上昇。周りが自車一台だけなら燃費が稼げます。
エンジンが回っているうちに加速し、あとは惰性で走る「電車でGo!」方式が効果ありました。
これで平均燃費表示が20→23km/l...15%違います。
減速も急にアクセルペダルを離さず徐々に緩める操作に慣れていれば効率的にバッテリーへ回生充電して走行距離を伸ばせます。
燃費は国道一本道での燃費表示(30.4km/l)が最高...そういうルートをよく使う場合はe-POWERの恩恵を存分に受けられます。
電気自動車だと充電を気にしなければなりませんが、それが億劫ならばEV→e-POWER買替えの余地が出ます...あとは財布との相談(爆)

2.シートアレンジは貧弱
最近のミニバンや軽トールワゴンはシートの前後スライド・リクライニングなどのシートアレンジが付き替えますが、ノートe-POWERにはありません!
尤も立体駐車に入るコンパクトカーだから頭上空間が狭いし、後部荷室に出っ張りのあるアクアよりはマシですが。
子育てママさんは駐車場事情が良ければマーチやノートを選ばず、逆に事故った・安全性が気になる等で軽自動車を敬遠すれば選ぶ余地アリ、立体駐車に入る機会の多い人はノートが有力選択肢になること間違いナシ!

3.ノーマルエンジン車との価格差
ノートだと本体価格は約50万円違いますが、装備や優遇税制等の絡みで差額は35万円程度。
ただガソリン代の差額を埋める場合は12万キロ走らないと元が取れず「車は乗れればいい」方には不向きです。13年間乗るなら年間1万キロが判断の分かれ目。
俺は電気自動車i-MiEVでモーターの低速トルクに魅力を感じたので選択肢としてはアリ。セレナの代替なら考えますが年間走行距離が短いので微妙です。

4.トライバビリティ(運転性能)
普通のガソリン車だとアクセルとブレーキの操作が煩わしく感じますが、電気自動車だとアクセルを緩めれば回生ブレーキになるのでブレーキを踏む機会は少ないです。
ノートe-POWERも電気自動車と大差ない運転性能・感覚。パワートレインがリーフの転用だから大体あってます。
惜しむらくはクルーズコントロールがないこと。あれば国道一本道や高速道路などの一定速度走行で助かるし燃費もよくなります!次のモデルでは標準装備化して下さいw

5.装備・ミラー・ナビなど
今回代車として試乗したノートe-POWERにはアラウンドビューモニターが装備されていました。
俺は後退時あまりナビを見ませんが(ミラーや目視で確認する派)接近警報やバックモニターは比較的見やすかったです。
自動ブレーキは試していませんのであしからず。

燃費稼ぎや経済性より、発進加速重視・ワンペダルドライブ・電動車の魅力を味わいたい…といった目的のあるの人でないと旨みは無いでしょう。
あと片道30km以上の通勤に使う人にも魅力的。年間2万キロ走るなら運転が楽なうえ7年で元が取れます。
電気自動車に興味があっても、賃貸や共有マンションなどに住んでいて充電設備が自宅に付けられない方には向きます。


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