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炭酸泉の特徴と効能など

2019-09-22 12:36:24 | 乗り物・旅行・グルメ
飛騨小坂温泉郷利用者として、炭酸泉の特徴や効能などを述べていきます。

まず炭酸泉は何か?ですが、読んで字の如く二酸化炭素が溶け込んでおり、基準は250ppm以上となっています。ただし温度の規定がなく、温度が上がると含有炭酸量が減るので大半は冷鉱泉になります。
当然飛騨小坂温泉郷にある下島温泉・湯屋温泉の各源泉とも約20度の鉱泉。これを各施設ごとに加温して使うのでシュワシュワ感は薄くなります。
逆にこれを利用して昔はサイダー泉として飲用にしていた模様。下島温泉朝六荘の看板にそう書いてありました。

炭酸泉の効能としてよく上げられるのが胃腸病・高血圧・糖尿病の改善。いずれも炭酸吸収による血管の拡張が老廃物毒素除去(デトックス)に効くんだそうで。
飛騨小坂の炭酸泉は多くが水質検査で飲用可能の承認を得ており、それを使って鉱泉粥を販売しています。これぞ隠れた岐阜県B級グルメ!!

日本は火山活動の活発な地域なので西洋と違って鉱泉が少なく、温泉を飲む文化があまり定着していません。逆に西洋は炭酸泉が多いらしく飲泉文化があるみたいですが…そのうちインバウンドが飛騨小坂へ大挙して訪れる日が来るんでしょうか!?
湯屋・下島温泉は炭酸水素ナトリウム・鉄分を多く含み、生で飲むと金臭いとか…僕はあっさりクリアですが慣れない人も居るでしょ。
中京圏で炭酸泉のある地域はこれまた限られ、岐阜県では飛騨小坂だけ。しかし炭酸泉の湧出量は少なく、旅館も大規模ではないため交通の便もよくなく秘境扱いです。
これが乗合タクシーでもあれば利用客が増えそうですが。

あとは湯治できる宿があれば完璧。湯屋温泉奥田屋が該当ですが僕が行きたいときに休みとか(爆)縁がありませんな。


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