濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

蓄電池で走る電車

2013-04-26 05:38:44 | 乗り物・旅行・グルメ
公道が電気自動車なら、鉄道は蓄電池で走る電車、ですかっ!!

日本の鉄道は必ずしも電化されているわけではなく、地方のローカル線は非電化が多いです。もちろん我が岐阜県を縦断する高山本線は代表的な非電化路線。
JR東日本やJR九州などは鉄道総合研究所と共同で、電気自動車のシステムを鉄道に取り込んで車両や運行経費などのコストダウンを図っています。電車のシステムを基本に、電気自動車の4~5倍の電池容量を持たせて架線がなくても暫く走れるようにしたもの。
驚いたことに現行ディーゼル車は高コスト!燃料費がかさむわ、定期点検(自家用車で言う車検)で1千万円以上かかるわ…これも自家用車と共通の問題だったりしますね。電気自動車は部品が少なく車検費用も安いというのがこの記事でもわかります。

ただこれも発展途上の技術で勿論問題もあり、充電時間10分で速度80km/h・走行距離30km程度しかないのが弱点。自家用車の世界に同じく走行距離の問題が大きいですね。
仮にJR東海がこの手の充電式電車を開発すれば直流1500V仕様になるでしょう。太多線なら多治見駅で充電可能ですので、美濃太田駅構内を直流1500V電化すれば問題はありません。
※JR東日本の充電式電車を参考にします。
高山本線に入れるなら、走行可能距離を50km程度にして坂祝ー美濃太田ー古井・下油井ー飛騨金山・下呂ー飛騨萩原・飛騨一ノ宮ー高山などに充電用直流電化区間を設けることになるでしょう。そもそも高山本線はトンネルが随所にあり、途中で電化を断念した理由のひとつ「膨大なトンネル改修費用」も判ります。ただ幸い電化対応の電柱があるため部分電化なら充分可能。
こういう路線の救世主になるなら我々も興味深く見守っていきたいですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿