濃飛樹脂軌道

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三菱アイミーブのマイナーチェンジ2018

2018-04-23 18:50:32 | 電気自動車
今月半ばに三菱アイミーブ(i-MiEV)がマイナーチェンジされました。
…最初は大きく変わるかと思いきや、大して変わっていませんでした。

しかし…内容は余りにお粗末といわざるを得ません.(T_T)
正直、ホントやる気あるのか?と思うくらい魅力を感じないですね。

1.全長が長くなり軽自動車から小型乗用車に変わった
ヨーロッパ販売仕様に合わせたのか!?バンパーが85mm長くなり軽自動車企画を逸脱してしまいました(爆)よって登録車としての販売になるとのこと。
しかも販売価格も大きく値上げという有様!!(爆)
そもそもアイミーブは軽規格自動車だからこそ車検保険税金対策が優遇されていて魅力を感じたのですが、それが失われたのは余りに大きいといわざるを得ません!!

2.Mグレード(10.5kWh)の廃止
おそらくメーカー側の都合ですが、これも正直魅力を感じにくいです。
Mグレードのリチウムイオン電池はチタン酸リチウムを使う特殊な電池ですが、実はこれが急速充電や寒冷地に強く、飛騨方面でもリーフのように充電性能が落ちることなく普段どおり使える優れたバッテリーだったのです!!
自分も飛騨小坂でも寒いといわれる下島温泉で性能を実証し、東芝製SCiB電池の有難味を思う存分感じた人なので言わせて頂きますが、この電池の可能性を捨てるなんてとんでもないと思います。
たしかに電力密度の低さは仕方ないですが、15分で充分な電力を蓄えられる性能は一般道の移動には便利であり、逆に容量の少なさが盗難防止というセキュリティの高さにもなるのでこれは継続販売して欲しかったです。
残ったXグレードも急速充電所要時間が35分になり、さらに航続距離も164kmまで減少…低く見積もったとはいえ改良という言葉が見当たらないのはいかがなものかと思います。

3.ほとんど変化なしの部分
インテリアは特に変化がなく、メーターも情報量が少なすぎて電気自動車に乗っている感覚があまりに低いといわざるを得ません…そこが日産リーフに大きく差をつけられている部分であり今後改良の余地があると思わされる部分ですが。
こんなことになったのも三菱の開発費が少ないことが挙げられるでしょう…売れ行きが良くなく解消したくても出来ない事情はあると思いますが。

新車を買うよりは手頃な中古を買ったほうがいいと思えます。
そのアイミーブも玉数は少なめ。リーフほど多くはなく、当時も売れてなかったのではないかと思えてきます。ホントに三菱の本気はどこへやら!?


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