濃飛樹脂軌道

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オーバースペックな蓄電池!!

2018-08-22 18:34:38 | 電気・化学
ネットで検索していたところ、愛車アイミーブMの電池がオーバースペックであるとの話が結構ヒットしていました。
同じく限定販売のフィットEVも電池がオーバースペックであるとのこと。

この地点でピンときた方は慧眼!もちろん東芝SCiB蓄電池のことです。
一般的なリチウムイオン蓄電池と比べると電圧とエネルギー密度が低く重量も大きい難点がありながらも以下のメリットが捨てがたいです。
・充電受入特性(急速充電の大電流に耐える)
・サイクル寿命(一般的なEV用とは一桁違う)
・温度特性(マイナス40度の「バナナで釘が打てる」世界でも対応可能、真夏の気温にも耐えうる)
・安全性(発火・爆発の危険性が少ない)
…たしかにこれだけあれば買う価値があるかもしれませんね(自分もそこは重視しましたし)。

最近巷で話題の家庭用蓄電池のスペックも調べています。
京セラ・シャープなど、ソーラー発電に携わるメーカーはもちろん、いまや数多くの電機メーカーが出していますが、まだ電気自動車に比べて普及率が低く値段も高止まり。庶民が買えるレベルじゃないです。
それだから現在は様子見ですが、サイクル寿命の高い東芝エネグーンが実際どのくらい持つのか?気になります。
現在開発中の全固体電池がEVや家庭用に普及すれば話が変わりますが、これが現在のリチウムイオン蓄電池と比べてどれだけ性能の差があるかも気になります…ただ開発が難航しているうちは結論が出ません。

当方自宅用蓄電池は12Vの自動車用バッテリーで凌いでいる有様!(爆)これだけで用が足りるならそのほうがいいです。
むしろ自宅ソーラーに蓄電池をつけるとしても昼間にEVを充電、夜間にMiEVパワーボックスで電力供給すべきと考えていますので。