濃飛樹脂軌道

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汎用バッテリーで動くノートパソコン

2016-04-22 06:14:34 | 電子・IT
「いいアイデア!と思った商品」ノートパソコン編です。
IBMから発売されたPalm top PC110,ThinkPad235…この2機種は汎用のビデオカメラ用リチウムイオン電池が使えたのでいいなと思いました。
普通ノートパソコンの電池はその機種専用で他機種への流用が難しく、値段もひたすら高い印象がありました。
しかしIBMのこれら機種はその概念を覆し、安く簡単に手に入るモノを使っているため安心感がありました。
その他、ThinkPad220,ThinkPad230も単三型乾電池で動くとの情報がありますが…当方が手にしたことも見たこともないので何ともいえません。
変り種ではHP-200LXという電卓みたいなハンドヘルドPCもありましたね。
単体でもMS-DOSが動き、単三乾電池で6週間も動くという究極のモバイルPC。
しかし我輩がこの機種に興味を抱いた頃には入手困難で、とうとう手にすることはありませんでした。

この中で当方が唯一手にしたのは、ThinkPad235と同じ基板を使った日立FLORA210(=Chandra)でした。
汎用のビデオカメラバッテリーを大量に購入し、出先でバッテリーを交換しながら使っていたのもよき思い出です。

しかし時代が下り、ビデオカメラ電池が代替わりして入手困難になったときには使う頻度も落ちてしまいました。
※教訓:ノートパソコンも電池がなければただのデスクトップに成り下がる。

日立フローラ210(チャンドラ2)

2016-04-22 00:25:12 | 電子・IT
あまりに閲覧が多いため続編を書きました(笑)
日立フローラ210(チャンドラ2)です。
FLORA2109T16G:MMX-Pentium 166MHz,SVGA(800*600Dot),RAM:32MB,HDD:2.1GB,PCMCIA:3Slot,USB1.1*1Port,PS/2,シリアル,パラレルポート標準装備(本体に内蔵)。

先代と大きく違うのは画素数の増加・USBポート装備(代わりにFDDがパラレル接続になったのでプリンターとの同時使用が困難)の2点でしょう。
このシリーズはミニノートでありながら、珍しくステレオスピーカー搭載でした(笑)ほかにはない特徴がそろっている中では注目度が小さいですが、DTMでMIDIをたしなむ自分にはちょっと気になる装備でしたね(爆)

これを買うとき松下レッツノートS21と比較しましたが、値段の安さ(当時の5万円の差は大きい)ビデオカメラ電池の利便性、カード3スロット、スティック式ポインターに慣れていた…などで前回に続き勝利。

HDD交換は難しい部類で相当数のネジを外さなければなりませんが、BIOS-UPDATEで20GBへ交換。しかしデータで埋めきれませんでした(爆)処理能力が追いつかない。
RAMも後に最大96MBにしました…これで楽々Windows98を動かせました。MS-Office97も入れてWORD,EXCEL,PowerPointも使っていました。
貧弱だった筐体も幾分進化し、先代はガワがボロボロだったのに2代目はそう簡単には壊れませんでした、といっても5~6年後にはスロットの柱が折れてしまいましたが(爆)
入手したのは結婚直前。独身貴族時代最後のパソコンと相成りました。
自分用の電話回線を手にし、インターネット環境の自由を手に入れたためか、モデムLANカードでテレホーダイタイムに夜な夜なインターネットしていた記憶があります…しかし電話回線のある位置が悪く、冬の寒い夜はツラかった(爆)
先代からウェブ作成も引継ぎ、現在残っているホームページの半数はこのパソコンで作りました。当時はSVGA環境が当たり前だったのでジャストサイズ。先代のVGA対応ページもこれで改良しました。
2109T16Gは10年近く我が家に君臨、先代からバッテリー・RAM・PD・HDDなど、多くの部品を引き継ぎながら2007年まで生き長らえました。

モバイルの後任はワイヤレスモデムがついた松下電器レッツノートCF-A1…これが来る頃にはチャンドラ2の時代は終わった感があり我輩もレッツラーになりました…汎用バッテリーの利便性やスロット数は勝っていても画素数やCPU処理速度などで勝ち目がなかった。
とはいえレッツノートA1が故障したときは寝床PCとして活躍しました…その頃には宅内LANを導入して無線LANカードをインストールしたもので。