「平野歯科通信 温故知新」 大牟田の歯科医師の日記

ドクター平野が歯科医療を変える!

「心」と「噛む」ことの関連性

2013-06-22 16:26:07 | 日記
「心」と「噛む」ことの関係は興味深いものです。
 
噛めば唾液がでますし、
スタインマンの歯の体液研究で、心にゆとり、安心感が生まれると歯から口の中に向かって体液は流れ、不安、恐れがあると逆に口中から歯に体液が流れることがわかっています。
 
噛めば噛むほど口の中においしいと感じることができれば、それがリズミカルにつづくことになり
快の情報が脳の大脳辺縁系の帯状回に持続的刺激となり
血液が持続して流れ込んでいくことになります。
 
これが心を落ち着かせることになるでしょう。
 
また帯状回に流れ込んだ血液が身体と大脳皮質の架け橋となり
学力向上に多大な影響を与えると考えられます。
 
つまり、「噛めば噛むほど味が出る」に注目すべきと考えます。
 
そのような食べ物の代表といえばするめ?と思われるかもしれませんが
先日、もっといいものを発見しました。
 
それは玄米バスタです。
 
これは甲田療法で有名な内科医甲田光雄先生の生菜食レシピの一つです。
 
生菜食ハンドブック(春秋社)にのっています。
 
甲田先生は玄米をすりつぶしたものを一食50g食べるよう指示されてます。
 
実際玄米をミルサーで粉砕してすりこぎですりつぶして食べてみるとよく噛まなきゃ食べれません。
 
しかし粒がそろっているので大変噛みやすいし、味も噛めば噛むほどおいしいくなります。
 
50gはなかなか食べつくすのに時間がかかりますので
これはいい食材です。
 
学校給食のレシピにも加えられれば、子供たちに素晴らしい効果があると思います。
 
 

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