「平野歯科通信 温故知新」 大牟田の歯科医師の日記

ドクター平野が歯科医療を変える!

マウスピースの効力

2014-01-30 17:10:10 | 日記
不定愁訴で悩む人に朗報!

私自身マウスピース治療を久しく選択することはありませんでした。

それは咬合調整でほぼ改善が見込めると確信していたからです。

最近その効力をやりつくした感があり再度マウスピース治療に突破口を求めることにしました。

一様に改善した段階でマウスピース治療を再考すると新たな改善が期待できることがわかったからです。

マウスピース治療のように道具を使う治療はその道具なくしてはなりたたないため

治療はエンドレスでつづくものとなり、患者さんの不利益になると思ってましたが

装着ビフォーアフターでの患者さんの改善の変化確認ができることは極めて有効でした。

やはり改善体験は百聞を凌駕すると確信しました。

患者さんが良くなることへの飽くなき追求はつづきます!(ガッツ!)

削らない治療

2014-01-11 09:51:28 | 日記
最近こんな記事を目にしました。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37185

世の中的には歯科は玉石混淆なのかもしれません。
開業して17年目になりますが
さすがにこの治療はよくてこの治療はよくない等
わかるようになります。
治療の観点からは加えて経済のことも大切ですね。
それに地域性も...
歯科治療は削らない治療は大切ですし、予防管理がなにより大切です。

東洋医学では脈診というものがあるのはご存知でしょう。
手の脈を診て身体を診る。
私もよく診ます。
手の脈だけでなく四診法といって、足の脈もみます。
時には腹診、背診、頭診も簡略法を使って診ることもあります。
時には食事指導も
そしてもちろん口の中の脈も大切です。

予防管理には口の中の血管の血液の流れと血液の質が分かってくると
よく見えるようになります。
ここを管理していくと患者さんは体感として調子がいいと言われます。

人間の身体を研究すると興味が尽きることはありません。
今、私のライフワークは削らない治療から予防管理になりました。
口の中には実にたくさんの情報があります。
身体全体の情報がすべてここにあると思えるほどです。
お口は身体の中でも細菌の量がもっとも多いエリアです。
定期管理は大切です。

よく歯医者さんの定期健診は行かず、お医者さんに定期的に通ってらっしゃる
ご老人をよく目にします。
これはどうかと思うことがしばしばあります。
お口の管理が出来ていれば全身の状態も全く変わります。
医療費も随分削減できることでしょう。