goo blog サービス終了のお知らせ 

★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2025年7月に「はてなブログ」へ引越し予定。

南アフリカでロストバゲージ(顛末その3)

2024-07-11 06:00:00 | 航空関連の記事
 前回のブログ記事 【 南アフリカでロストバゲージ(顛末その2) 】からの続きです。

◆6月27日、リュックがクロネコヤマト便で自宅に届けられました。ロストバゲージとなって実に18日間も経過していました。

 タグによると、エミレーツ航空のドバイ経由羽田便で日本に到着しています。

 ジッパーに取付けていたキティちゃんは無事でしたがTSAロックが外されていました。
 リュックを開けて中を確認し愕然。中身の半分以上が抜き取られていました。

 紛失していたのはお気に入りのキャップ(野球帽)、TSAロック、着替用下着、少し高価なモンベルの折りたたみ傘、JALファーストクラスのアメニティキットとJALファーストクラスのパジャマなどです。カメラなどの高額機材は機内持ち込みしていたので、損害額は約2万円といったところでしょうか。
 なお、どういう訳か私の所有物でない水玉模様の靴下1組が丸められて入っていました。(笑)

 ということで、単なるディレイドバゲージではなくリュック内のアイテムロストということが確定。
 その日のうちにBAのサイトで損害請求を行いました。英文の損害請求サイトを翻訳しているうちに時間切れとなってしまい入力を3回繰り返すはめに。特に銀行口座の入力が何度やってもエラー。試行錯誤を繰り返し2時間ほどかかって請求申請が完了。やれやれです。

◆7月2日の朝、BAイギリスから英文メールが着信。
 メールの内容は
「今回は損害に対する返金はできません。これは、お客様がバッグを受け取ってから 7 日以内に当社に通知した場合にのみ盗難に対する補償をさせていただき、お客様の請求がこの期間外であったためです。」以上google翻訳。
 リュックを受け取ったその日のうちに請求をしたので私には補償金を受け取る権利があると返信。私は毎朝の血圧測定をしていますが、さすがに血圧が上がりました。精神修行が足りません。(笑)

◆7月4日、BAイギリスから英文メールが着信。
 「補償対象になります。判断ミスで申し訳ありません。」というお詫びの内容でした。質問事項への回答を返信。

◆7月6日、BAイギリスから英文メールが着信。
 メールの内容は
 「領収書のある商品は、購入から 1 年以内なので 10% 減価償却し、領収書のない商品については50% 減価償却し●●,●●●円を銀行振込しました。海外送金のため資金がお客様の口座に届くまで最大 28 営業日かかる場合があります。」以上google翻訳。

 ヨハネスブルグで購入した着替え用下着代金の9割補償に合わせキャップや折りたたみ傘が新たに購入できるぐらいの補償額でした。
 抜き取られたJALファーストクラスのアメニティセットとパジャマは市販されていませんが、オークションなどの落札価格などを参考に補償請求額に少し高めの金額を記入しておいたことが幸いしました。
 7月下旬にもう一度JAL国際線ファーストクラスに乗る予定なので、アメニティとパジャマはその際にもらえるはず。(笑)

 ほぼ納得できる補償でしたので、これからキャップとモンベルの折りたたみ傘を新たに購入し一件落着とします。TSAロックは今回のリュック用に1000円ほどで購入したものなので新たに購入しないことにしました。

 なお、世界一周航空券を購入する際に使ったクレジットカードに付帯する補償請求の相談も並行して行っていました。BAイギリスの補償が行われない可能性があったためです。
 BAイギリスの補償がほぼ納得できる金額だったことから、クレジットカード会社への重複申請は信義則に反すると考え、クレジット会社には請求しない旨連絡を入れました。

 ヨハネスブルグで通訳してくれたアンドレアさんに感謝のメールを送信。 

 あー、疲れたー。

 次回のブログ記事 【 南アフリカでロストバゲージ(顛末その4) 】に続きます。

南アフリカでロストバゲージ(顛末その2)

2024-07-10 06:00:00 | 航空関連の記事
 前回のブログ記事 【 南アフリカでロストバゲージ(顛末その1) 】からの続きです。


 ヨハネスブルグのブリティッシュエアウェイズ(以下「BA」と略記)のカウンターで渡されたロストバゲージレシートです。(個人情報を塗りつぶしています)

 空港内のショップで下着と上着のシャツを購入し、ラウンジでシャワー後に着替えました。

◆6月10日の昼過ぎ、香港経由で東京羽田空港に到着。入国後にBAカウンターを目指しましたがスタッフは無人でした。インフォメーションセンターで聞くと明日6時でないとスタッフが来ないそうです

 近くにJALのカウンターがあったので、JALスタッフに事情を話すと手伝ってくれました。まず、BAのロストバゲージのサイトでロストバゲージ番号で検索してもらったところ、O・Rタンボ国際空港のBAカウンターで私が申請用紙に書いた自宅の住所がいい加減な住所入力となっていたため修正。
 この後はBAから連絡があるはずですが何か不明の点があればBAの日本語予約センターに電話するといいですよと、その予約センターの電話番号を教えていただきました。

◆6月17日、1週間経過後も連絡が全くないことからBA日本の予約センターに電話。航空会社あるあるで応答まで10分ほど待たされましたがJALやANAならもっと待たされます。オペレーターさんは忙しくて大変ですね。
 対応してくれたオペレーターさんによれば、予約センターでは対応できないのでBA日本カスタマーサービスにeメールしてくださいとのことで、メールアドレスを教えてもらいました。電話番号はないそうです。(電話番号は必ずあるはずですが公表してないだけでしょうね)

◆6月18日、事情を書いたメールをBA日本のカスタマーサービスへ送信。翌日の6月19日に返信メールを受信。私のリュックを急ぎ札幌へ送る手続きをとっているとのこと。パスポートのコピーと税関代理申告の委任状を電子メールで返信しておきました。

◆6月20日、BAイギリスから英文メールを受信。
 それによると6月15日のBA56便でヨハネスブルグからロンドンに送ったとのこと。バゲージタグ番号にはHNDBA‥‥(‥‥は数字5桁)と記載されていたことから、最終的には東京羽田空港へ転送されるはず。(最初の3桁は空港レターコードで羽田空港はHND、その次の2桁は航空会社のレターコード)

◆6月21日、BA日本カスタマーサービスからメールを受信。
 どうやらロンドンに輸送された私のリュックが行方不明になっている模様で、リュックの詳細について照会があり、すぐに返信。

◆6月22日、BAイギリスから英文メールを受信。
 それによると、私のリュックはBA56便ではなく、6月22日のエミレーツ航空EK762便でヨハネスブルグからドーハへ輸送され、載せ替えでエミレーツ航空EK312便でドーハから6月23日に羽田に輸送予定だそうです。どうやら6月20日のロンドン輸送メールは誤りのようです。

◆6月25日、羽田空港のBAバゲージ担当からメールを受信。
 羽田空港に私のリュックが到着。税関への代理申告を終え札幌への配送手続きが完了したとのこと。

 次回のブログ記事 【 南アフリカでロストバゲージ(顛末その3) 】に続きます。

南アフリカでロストバゲージ(顛末その1)

2024-07-09 06:00:00 | 航空関連の記事
 シドニー空港のカンタス航空チェックインカウンターで預け入れたリュックが南アフリカのヨハネスブルグで行方不明、つまりロストバゲージにあいました。
 そのことを6月14日のブログ記事 【 世界一周航空券(フライト5回目) 】に書きましたが今回の記事はその後の顛末です。様々なことがあり長文になることから記事を3回に分けて書きます。


 これは、6月7日にシドニー空港のカンタス航空カウンターでリュックを預けた際に発行されたバゲージレシートです。(個人情報を塗りつぶしています)
 シドニー → ロサンゼルス カンタス航空QF11便
 ロサンゼルス → ロンドン アメリカン航空AA134便
 ロンドン → ヨハネスブルグ ブリティッシュエアウェイズBA55便
 というように、ロサンゼルスとロンドンをスルーして南アフリカのヨハネスブルグでリュックを受け取るようになっていました。
 リュック内には着替用の下着や上着、JALから頂戴したパジャマとアメニティセットなどを入れていました。

 私は後述の理由から各空港で受け取りしたかったのですが、カンタス航空スタッフの余計な親切?で最終地のヨハネスブルグ受け取りにされていました。カンタスラウンジで休憩時にそのことに気がつき変更をお願いしましたが無理とのこと。

 なぜ小さなリュックを預け入れ荷物にしたかというと、航空会社ファーストクラスアメニティグッズの液体量が世界一周前半の4社合計で機内持ち込み制限を超えると思ったからです。

 本当にスルーバゲージになっているか心配だったので、ロンドンのヒースロー空港で搭乗ゲートにいたブリティッシュエアウェイズ(以下「BA」と略記)のスタッフにバゲージレシートを見せ私のリュックが搭載されているか確認したところ、「搭載済みです」との返答に安心しヨハネスブルグ行きのBA55便に搭乗しました。

 ところが、ヨハネスブルグのO・Rタンボ国際空港のバゲージ回転台でいくら待っても預けたリュックが出てきません。同じような搭乗客が10人以上いました。


 バゲージ回転台近くのBAカウンターに並びますがスタッフは1人だけ。1人当たりの手続きには時間がかかっています。人生初のロストバゲージ体験でした。

 ようやく私の番になりました。私の稚拙な英語で「本日中に乗り継いで母国の日本に帰国します」とBAスタッフに伝えましたが交渉の微妙なコミュニケーションに難儀していたところ、横にいた外国人女性が「私、日本語わかります」と言って臨時の通訳をしてくれました。

 通訳をかってでてくれたアンドレアさんは大阪に2年ほど留学滞在していたとのこと。とても助かりました。名刺を交換してお別れ。彼女はイギリスを拠点として活動している非営利海洋保護団体「LOVE THE OCEANS」のエグゼクティブデレクターです。

 次回のブログ記事 【 南アフリカでロストバゲージ(顛末その2) 】に続きます。

トキエアに搭乗し新潟から札幌へ

2024-02-13 06:00:00 | 航空関連の記事
 前回のブログ記事 【 トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ 】からの続きです。


 2月10日(土)の朝食です。バイキング形式で私は和風にしました。納豆とヨーグルトも追加。
 やや古いホテルでしたが朝食込みで4,050円。JR新潟駅から歩いて5分、部屋には必要なものが揃っていてバスタブと冷蔵庫もありました。海外旅行ではドミトリーを使うことが多いのですが、この新潟のホテルのコストパフォーマンスの良さにリピーターになりそう。なんといってもスタッフがフレンドリーで丁寧なのがいいですね。

 11時前にホテルをチェックアウト。1泊だけでしたが、お世話になりました。
 昨夜は札幌からのお土産を知人に渡すのをウッカリ忘れたので、知人の会社まで10分ほど歩いて訪問。


 JR新潟駅に向かって歩いていきます。新潟市内には全く雪が積もっていませんでした。今年は異常気象とのことです。

 JR新潟駅の南口2番乗り場から空港連絡バスに乗車し、25分ほどで新潟空港到着。

 新潟空港は札幌丘珠空港に比べるとかなり大きな空港です。今回初めて空港ビル内を見学しました。

 航空会社ラウンジはないですが、2階の立ち入り制限区域の外にカードラウンジがあります。

 この画像、実は新潟空港に到着したときのものです。
 ラウンジスタッフにお聞きすると、到着便でも指定クレジットカード保有者は入室できますとのことで入室。オレンジジュースをいただき、飛行機の発着をしばらく見て過ごしました。もちろん、帰路でも保安検査前に利用させてもらいました。

 4階の展望デッキは改修中のため利用できませんでした。2階に軽食のお店1軒と広いお土産コーナー、3階に2カ所の食事処と室内展望エリアがあります。空港内にコンビニはありません。


 3階の室内展望エリアに機内食の販売コーナーがあったため新潟空港離陸前の昼食として購入。備え付けの電子レンジで解凍5分、温め2分で頂きました。
 値段は1,100円。高いなあと思いながら食事処はどこも行列で料金高めのために妥協しました。空港内にはコンビニがありません。リムジンバスに乗る前に昼食を確保しておくべきでした。


 搭乗開始の前に撮影。あれ?搭乗券にピントを合わせたはずが後ピンになってしまいました。
 搭乗待合室で待っていると、晴れていたのに雨が急に降ってきました。結構な降りで100mほど歩いて搭乗するのはかなり濡れちゃいます。傘を持参してますけどね。


 搭乗は徒歩からバスに変更とのアナウンスがあり、バス乗車。


 タラップを使い機体後部から搭乗。座席は2Eです。定員72名のところ50名ほどの搭乗でした。雨の中、新潟空港を離陸。


 上空は青空でしたが下界は雲・雲・雲。

 北海道の上空に入ってから雲が薄くなってきました。雪まつり会場の大通公園も見えてきました。


 画像の中央が札幌丘珠空港です。

 1時間40分の飛行を終え、路線バスに乗車し帰宅したのは2月10日(土)17時ごろでした。



 往路の2月9日(金)に搭乗したBV102便の経路です。帰路もほぼ同じような経路です。




 往路の機内でキャビンアテンダントさんが配ってくれたお菓子やペットボトルです。新潟のお菓子屋さん達がトキエア応援の意味合いで提供しているとのこと。


 これは新潟空港で搭乗前にグランドスタッフさんが配っていたお土産です。あっ!米百俵という餅菓子を入れないで撮影してしまいました。

 翌日起きてみると自宅周辺にはいきなり35cmほどの降雪。2回に分けての除雪作業でした。(汗)

トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ

2024-02-11 06:00:00 | 航空関連の記事
 2024年1月31日(水)にトキエア初就航となった新潟〜札幌丘珠の航路に乗りたくなりました。

 トキエアの運航スケジュールは、毎週金曜日から月曜日までの週4日(1月31日のみ水曜日運航)1日2往復です。
 丘珠11:50 → 13:35新潟 丘珠16:35 → 18:20新潟
 新潟09:30 → 11:10丘珠 新潟14:15 → 15:55丘珠

 新潟に1泊することで復路便も予約しました。3日前までの予約だと安価です。今回は往復で税込み15,000円でした。

 2月9日(金)、札幌丘珠空港へ向かいます。自宅からバス停まで徒歩5分。路線バスなので15分に1本の頻度で便数があります。バス乗車5分ほどで降車し、徒歩15分ほどで空港到着です。
 新千歳空港までのリムジンバス運賃1100円に対し、丘珠空港までの路線バス運賃は210円と格安です。

 チェックインは搭乗1時間30分前の10時20分から。予約返信メールに添付された予約書を見せるだけでOK。


 11時50分発のBV102便に搭乗します。搭乗券は薄い紙。これから保安検査です。


 機体後方からのタラップ搭乗です。搭乗待合室の階段から撮影。
 機体はATR72-600型で登録機体番号JA00QQ。トキエアの保有機体は現在この1機だけのようです。この機体で新潟〜札幌間を週4回×2往復しています。近い将来には毎日運航の予定だとか。

 ATRはフランスとイタリアの航空機メーカーが合弁事業で興した航空機メーカーで、ATR42のストレッチ型(機体を長くした形態)がATR72です。


 座席は2+2の配置。膝はこのとおり余裕ですが、頭上のクリアランスが少なめで降機時にウッカリ頭をコツンとしてしまいました。
 事前の座席指定は無料。私は3Eという座席指定をしました。お隣は空席でした。72席のうち20席ほどが埋まっています。


 プロペラが止まった状態だとこんな感じですが、、、


 離陸直前のプロペラ最速回転時に写すと、プロペラがまるで蛸の足のように写ります。
 これはデジタルカメラのシャッターの仕組みが影響し、変形して写ってしまう現象です。高速で動くものを写しても必ずしも正しく形態が写っている訳ではない証左ですね。本当に曲がってたりしていて。(笑)


 室蘭上空を通過後に駒ヶ岳が綺麗に見えました。

 函館上空あたりから雲が多くなり、新潟までは雲に覆われ地上が見えませんでした。


 新潟空港到着。機体後部からタラップを使い降機します。

 札幌丘珠空港に比べると新潟空港は遥かに大きな空港です。今回初めて空港ビル内を見学しました。その様子は次回のブログ記事に書くことにします。

 リムジンバスに乗り、25分ほどでJR新潟駅南口に到着。

 5分ほど歩き1泊2日朝食付きで4,050円のホテルに到着。知人と会うまで時間があったので、近くの銭湯でユックリと入浴。新潟の湯浴み代は480円で北海道よりも10円安かった。(笑)


 この日の夜は新潟駅近くの居酒屋さんで沼澤さんと2人飲み会でした。
 月刊誌の「天文ガイド」締切間際の多忙なときに会っていただきありがとうございます。
 2024年4月の皆既日食の予定、2024年8月の胎内星まつり、最新機材の話題などで夜が更けていきます。

 23時過ぎにホテルに戻り就寝。

 次回のブログ記事 【 トキエアに搭乗し新潟から札幌へ 】 に続きます。