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★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2025年7月に「はてなブログ」へ引越し予定。

自分の眼で星を見つける喜び

2025-06-21 06:00:00 | 天文指導員
 札幌市で開催されている天文ボランティア養成講座の第5回目が6月14日(土)に開催されました。

 この日は少し雲があったものの晴れそうだったことから、受講者の皆さんに生の星を見てもらう時間を長く取ることにしました。19時に科学館の屋上に集合。日没前に口径10cm屈折望遠鏡を8台の組み立てを完了。星が見え始めるのを待ちます。

 この日の日没は19時15分。講座の様子を見学中の天文指導員さん2人が日没とほぼ同時刻にアークトゥールスを望遠鏡の視野内に導入したので、空がこんなに明るいのに望遠鏡で星が見えたことに受講者さんは驚いたようです。


 まだ空がかなり明るいものの、ほぼ全員がアークトゥールスを裸眼でも見えたようです。19時33分に撮影。

 アークトゥールスを導入した望遠鏡の側に座り、じーっと明るい空の一角を裸眼で見続けていた受講者さんの1人が「見えたーっ!」と喜びの歓声をあげていたのが印象的でした。あちこちから拍手が湧き上がりました。

 この日は風がやや強く体感温度が寒かったものの、とても暖かな雰囲気に包まれました。この喜びを他の人にも是非伝えてあげてくださいね。

 天文ボランティア養成講座は6月21日(土)で最終回の第6回目を迎えます。天文指導員さんとして登録を希望する方が全員登録される訳ではないそうですが、今回の体験が活かせますよう祈っています。私も残り1回の講義を頑張ります。

【6月21日8時30分:記事追加】
 受講後のアンケートには、自分で星を見つけた喜びと強い感動を覚えたと多くの受講者さんが書いてくれていました。

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