★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

南の国から帰国

2019-05-07 20:00:00 | 2019オーストラリア
 オーストラリアの観光と星見を満喫し、5月7日(火)16時に札幌の自宅に戻りました。

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 5月1日(水)に自宅を出発する際に蕾だったチューリップが、帰宅した5月7日には咲き誇っていました。
 帰宅したのが夕方。そのせいか、花びらが少し閉じ気味です。


 オーストラリアでは、シドニーに1泊、ウルル (エアーズロック) の近くのユララに3泊しました。

 宿泊したホテルで無料 Wi-Fi が利用できたものの、観光や星見に忙しかったことから、ブログ更新は早々に諦めました。

 この後、オーストラリア滞在中の様子をブログアップしていく予定です。


 なお、人生初ともいえる案件を抱えていることが、帰国前日の5月6日(月)未明に判明。
 その解消のため、ブログの更新頻度を暫らくの間、少し落とします。ご了承のほどを。
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みずがめ座η流星群

2019-05-06 06:00:00 | 2019オーストラリア
 オーストラリアに遠征した理由の二つ目は、みずがめ座η流星群を条件がいい南半球で観望したかったためです。

 2019年版天文年鑑62ページによると、みずがめ座η群の2019年の極大日は5月6日23時(日本時間)と予報されています。

 結果は、私が予想したよりも出現数が少なく、やや拍子抜け。 
 5月3日(金)の夜半から5月6日(月)の明け方まで3夜連続で観望しました。

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 ちょうど、大マゼラン雲と小マゼラン雲の間に明るい流星が出現してくれました。
 5月4日1時21分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500

 D1080259
 左上に、経路の長い少し暗めの流星が飛んでくれました。
 5月5日3時29分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500

 D1080387
 シルエットはウルルです。金星と黄道光も同時に写せました。
 5月5日5時15分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500

 D1080407
 左上の光跡は、流星ではなく閃光衛星だと思います。
 そう判断した理由は、光跡の前後で色の違いがないためです。
 5月5日5時33分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500

 以上の流星は、どうやらみずがめ座η群ではなさそうです。
 次回、条件のいいときに、もう一度南半球で観望したいと思っています。


 なお、2019年オーストラリア星見旅行のブログ記事は全部で4回に分けています。残り3回のリンク先です。
  【 シドニーのオペラハウス 】
  【 ウルルの観光 】
  【 オーストラリアで見た星々 】
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オーストラリアで見た星々

2019-05-05 06:00:00 | 2019オーストラリア
 オーストラリアに遠征した理由のひとつは、ウルルを背景に星の画像を撮影したかったためです。

 ウルル・カタジュタ国立公園の5月の開園時刻は、6時から19時30分までと聞いていたので、公園入口前の道路脇で撮影を始めました。公園入口前の位置は東経130度58分、南緯25度16分。

 D1080009
 左下:小マゼラン雲 中央下:大マゼラン雲 中央上:南十字星
 地平線近くが赤く写ってしまうのは、以前アリススプリングスで撮影したときと同じでした。
 5月4日0時04分(日本時間で3日23時34分 ウルルはオーストラリア中部時間でUTC+9:30)に撮影。
 f14mmF2をF2.8、30秒露出、ISO2500

 撮影を始めた直後、1台の自動車が停車し、40歳代ぐらいの現地在住らしき男性が声をかけてきました。
 天体写真を撮影中と答えると、公園内で撮影する方法を教えてくれました。

 そこで、教えられた方法を私も使い、ウルルの近くで撮影することにしました。

 D1080014RU
 さそり座付近の天の川とウルル。左上の輝星は木星です。
 5月4日1時15分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500

 撮影地は東経131度00分、南緯25度20分です。

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 対角魚眼レンズで1時59分に撮影。左下がウルルです。
 f10mmF2.8、30秒露出、ISO4000

 D1080035RKU
 85mm中望遠で撮影した南十字星。2時33分に撮影。
 f85mmF1.4をF2、30秒露出、ISO2000


 D1080168
 黄道光と金星とウルル。
 5時32分に撮影、f14mmF2をF2.8、20秒露出、ISO4000


 D10800196
 金星の下に水星も昇ってきました。
 5時52分に撮影、f14mmF2をF2.8、30秒露出、ISO2500

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 細い月も昇ってきました。
 サンライズツアーのバスや乗用車が何台も通り過ぎて行きます。
 6時23分に撮影、f70mmF2.1、1/5秒露出、ISO800

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 5月4日のウルルの日の出です。
 7時09分に撮影、f70mmF8、1/200秒露出、ISO80

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 息子さんと来ていたFさんもウルルを背景にした写真撮影に没頭しています。


 翌日の5月4日と5月5日の夜から明け方まで3夜連続の撮影もしました。

 D10800359F16UCA
 天の南極の日周運動を16枚の静止画を比較明合成という方法で表現してみました。
 左の輝星はアケルナル。右の輝星はケンタウルス座のα星(上)とβ星(下)。大小のマゼラン雲と南十字星も写っています。
 5月5日4時31分から5時00分に撮影、f14mmF2、30秒露出×16枚、ISO2500

 D1080594
 5月5日未明は、地平線近くに緑の発色が出ました。大気光かもしれません。
 5月6日2時54分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO4000


 一眼デジカメのレリーズを日本に忘れたこともあって、非効率な撮影に終始しました。

 機会があれば来年もオーストラリアに行きたいです。


 なお、2019年オーストラリア星見旅行のブログ記事は全部で4回に分けています。残り3回のリンク先です。
  【 シドニーのオペラハウス 】
  【 ウルルの観光 】
  【 みずがめ座η流星群 】
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ウルルの観光

2019-05-04 06:00:00 | 2019オーストラリア
 2019年5月3日(金)の昼過ぎにエアーズロック空港に到着。

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 着陸のため滑走路をブレーキングしている最中、遠方にウルル (エアーズロック) が見えました。

 予約したレンタカーはカローラクラスでしたが、無料アップグレードで日産 X-TRAIL になっていました。ラッキー! でも、燃費が心配(笑)

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 さっそく、ウルルを背景に記念撮影。

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 夕焼けに染まるウルルです。
 なお、エアーズロックというのは英国探検家が名付けた名称であって、ウルルというのは先住民アボリジニの方々の名称です。

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 翌5月4日(土)の明け方6時に撮影した金星・水星・新月1日前の細い月です。右端のシルエットはウルルです。

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 ウルルの日の出。
 国立公園の入場開始時刻は5月だと朝6時なので、日の出時刻には十分間に合います。

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 この日の夕方には近くのカタ・ジュタという巨岩が夕焼けに染まるところも見てきました。


 翌5月5日(日)の朝方、朝日に映えるウルルとカタ・ジュタが同時に見えるビューポイントに行ってきました。
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 左端に小さくカタ・ジュタも朝日に照らされています。
 このビューポイントには観光客が数百人も集まっていました。

 この日は、ウルルの周囲をレンタカーでぐるっと回ってみました。

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 ウルルの周囲を徒歩や自転車で回ることができます。

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 見る場所によって、ウルルは全く異なる姿を見せます。

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 登山している人達もいました。
 先住民の方々にとっては、ウルルは聖なる山。登ってほしくないそうです。そのような感情を尊重し、私は登りませんでした。体力もないしね。(笑)

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 遊覧セスナ機に搭乗し、空から見たウルルです。
 ウルルの朝日と夕焼けを撮影した場所は、画像の右下です。

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 搭乗したセスナ機とパイロットさん。


 5月5日の夕日に照らされるウルルの様子を露出を変えずに、30秒おきに連続撮影してみました。
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 僅か3分間の変化です。


 なお、2019年オーストラリア星見旅行のブログ記事は全部で4回に分けています。残り3回のリンク先です。
  【 シドニーのオペラハウス 】
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シドニーのオペラハウス

2019-05-03 06:00:00 | 2019オーストラリア
 5月1日(水)の午後に新千歳空港からオーストラリアに向け出発。台湾で乗継ぎし、シドニーに到着したのは5月2日(木)の昼前でした。

 まず、シドニー観光の定番、オペラハウスまで行ってきました。

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 オペラハウスへの訪問は2012年11月以来の2度目です。
 初訪問の様子は 【 2012年12月7日のブログ記事 】 をご覧ください。

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 遊覧船で一緒に観光したSちゃんとFさん。

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 左にオペラハウス、右にハーバーブリッジ。

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 遊覧船から下船し、対岸から見たライトアップ直後のオペラハウスです。

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 ライトアップ直後のオペラハウスはここから撮影しました。
 この場所は大型客船の接岸ターミナルです。6年半前にここから8万トン超の大型客船に乗船しました。
 そのときの様子は 【 クルーズ船に乗船 】 という記事にまとめてあります。

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 綺麗なオペラハウスに見とれてしまいました。

 この日はシドニーで1泊し、翌5月3日(金)に空港まで戻り、ウルル (エアーズロック) に向け出発しました。


 なお、2019年オーストラリア星見旅行のブログ記事は全部で4回に分けています。残り3回のリンク先です。
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