ブログ記事 【 2021年5月14日の月・水星・金星 】の中で、望遠鏡架台を最大限リフトアップをしたと書いたところ、読者から「リフトアップは手で持ち上げたのですか?」というメールが寄せられました。
総重量250kgを超える望遠鏡を腕力で持ち上げるのはさすがに無理で、昇降支柱の中に電動パワーシリンダーという部品を組み込み、電動モーターで昇降させています。
電動パワーシリンダーを支柱内部へ組み込む前に、作動テストしたときの画像です。

一番短い状態の電動パワーシリンダーです。
この状態から左の方へ内側シリンダーを60cm伸ばすことができ、最大昇降可能重量は500kgです。
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電動パワーシリンダーを最も縮めた状態で撮影。この状態で開閉式屋根を閉めることができますが、東と西の低空の天体が屋根に遮られます。
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電動パワーシリンダーを最長の60cm伸ばした状態です。
ここまで伸ばすと、見る方向にもよりますが高度5度ぐらいまで低空の天体を見ることが可能になります。
(画像は口径15cm屈折の対物レンズフードを伸ばさずに撮影してしまったため、短めの鏡筒に写ってしまいました)
なお、昇降支柱を最短から最長まで昇降に要する時間は3分40秒ほど。伸縮終了時には外側鉄柱両面に設置した合計8本のクランプを手動で締めることで微振動というか揺れを防いでいます。
昇降支柱の構想から完成までの経緯は 【 昇降支柱の自作経過 】をご覧ください。
総重量250kgを超える望遠鏡を腕力で持ち上げるのはさすがに無理で、昇降支柱の中に電動パワーシリンダーという部品を組み込み、電動モーターで昇降させています。
電動パワーシリンダーを支柱内部へ組み込む前に、作動テストしたときの画像です。

一番短い状態の電動パワーシリンダーです。
この状態から左の方へ内側シリンダーを60cm伸ばすことができ、最大昇降可能重量は500kgです。

電動パワーシリンダーを最も縮めた状態で撮影。この状態で開閉式屋根を閉めることができますが、東と西の低空の天体が屋根に遮られます。

電動パワーシリンダーを最長の60cm伸ばした状態です。
ここまで伸ばすと、見る方向にもよりますが高度5度ぐらいまで低空の天体を見ることが可能になります。
(画像は口径15cm屈折の対物レンズフードを伸ばさずに撮影してしまったため、短めの鏡筒に写ってしまいました)
なお、昇降支柱を最短から最長まで昇降に要する時間は3分40秒ほど。伸縮終了時には外側鉄柱両面に設置した合計8本のクランプを手動で締めることで微振動というか揺れを防いでいます。
昇降支柱の構想から完成までの経緯は 【 昇降支柱の自作経過 】をご覧ください。