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★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2025年7月に「はてなブログ」へ引越し予定。

2024年1月の天文指導員研修

2024-01-23 06:00:00 | 天文指導員
 2024年1月20日(土)に開催された天文指導員研修で講話を依頼されました。

 持ち時間は40分ほど。伝えたいことが多すぎるので4枚のテキストにまとめ、概要だけをお話ししました。


 講話中の私です。天文指導員のKFさんが撮影してくれました。

 ついついヒートアップし、現行の研修内容について辛辣な内容も語ってしまいました。
 しかし、研修終了後に残った10数人ほどの天文指導員さんがこれからの研修の在り方を話し合っているのを見守っていると、何らかの刺激になったのかなあと嬉しい気持ちがこみあげてきました。

 もう少し話したいという3人と一緒にビックリドンキーまで同行することに。
 研修終了後のビックリドンキーは4年ぶりぐらいかなあ。


 深夜のご飯を食べながら、今後の研修について熱く語らい合いました。

 気がつくと深夜1時近くになっていました。
 天文指導員のMIさんに自宅まで車で送ってもらうと晴れています。そうだ、1月4日におとめ座の銀河近傍に発見された超新星を見るチャンス!

 ということで、次回のブログは超新星の記事です。

天文指導員OBの新年会

2024-01-05 06:00:00 | 天文指導員
 2024年1月3日(水)の夕方に札幌市中央区で開催された天文指導員OB会に参加してきました。


 まず、新年会の前にエビスバーで喉を潤します。撮影はお向かいのお客さまにお願いしました。撮影が終わってから1人が駆けつけ0次会は5人が参加。


 本番の新年会はイタリアンレストランで。
 集まったのは1989年から1999年の間に天文指導員登録された7人+平井の8名。いずれもブログ顔出しOK。ありがとうございます。

 当時の天文指導員は社会人で登録された1名を除き大学生や専門学校生でした。青春時代を一緒に過ごした仲間と語り合うのは至福の時間でしょうね。今は全員社会人でそれぞれの道で頑張っています。

 私はというと当時30歳代から40歳代でした。天文係職員や天文講師として皆さんと交流があったことから今でも新年会に呼んでいただけてとても嬉しいです。

 2024年は天文指導員制度が発足して満50年ということや、羽田空港での航空機衝突事故など様々なことが話題に上がりました。

天文指導員交流サイトが設けられました

2023-12-31 06:00:00 | 天文指導員
 天文指導員というのは、札幌市青少年科学館が育成している天文ボランティアの名称です。

 1974年に発足した天文指導員制度、過去の名簿で歴代天文指導員さんの数を数えると現役を含め600人を超えていました。ただ残念なことに古い名簿のうち数冊が入手できなかったことから捕捉率9割といったところでしょうか。


 2023年11月に札幌市中央図書館で天文指導員の歴史を徹底的に調べている現役天文指導員のMYさんです。


 来年の2024年に50周年を迎える天文指導員制度、現役の指導員と指導員OBの有志で2024年の秋頃に何かイベントをと計画中です。
 そこで、第一段として、インターネット上に Discode というアプリで「札幌市青少年科学館天文指導員」という交流サイトが2023年11月からMYさんにより運用開始されました。私も管理者のひとりとして指定され、現在60数人が登録されています。

 このブログを見ている天文指導員OBの皆さん、当時青春を一緒に過ごした仲間と繋がりを持ってみませんか。記念冊子を作成する計画が持ち上がっています。

 交流サイトの利用者を天文指導員OBと現役天文指導員に限定するため、このブログ上ではサイトのリンクを貼ることを避けます。
 詳しいことは、ひらい宛に電子メールを送信してください。折り返し詳しいことをお知らせします。なお、天文指導員OBと確認後、Discode の閲覧権限を付与します。ひらいのメールアドレスです。
 comet740190ngc★gmail.com
(★を@に置き換えてくださいね)

天文指導員研修に参加

2023-10-29 06:00:00 | 天文指導員
 10月28日(土)に開催された天文指導員研修(2023年度第6回目)に呼ばれました。

 科学館天文係から呼ばれたのは実に1年半ぶりです。研修に参加した天文指導員さんは30人ほど。


 研修の最初にMYさんが五藤光学製Mark-X望遠鏡の操作方法を説明しています。40年ほどの使用でもオーバーホールなどのメンテナンス不要で動きがスムーズで見え味が良い望遠鏡です。


 次に私が札幌市における天文普及活動の歴史と移動天文台の主な目的などをお話しさせていただきました。

 苦言も交えたことから、もしかしたら今後は科学館出入り禁止になるかも。

2023年ペルセウス座流星群の観望会

2023-08-13 06:00:00 | 天文指導員
 例年8月中旬はペルセウス座流星群が見られます。2023年版天文年鑑によれば、2023年の極大日時は8月13日(日)17時と予報され、3日後の8月16日(水)が新月なので月明かりの影響が少なく、流星群がたくさん見える好機です。

 2023年のペルセウス座流星群を暗い空で見たいという希望を昨年秋から私に寄せてくれていた天文指導員の有志と、美瑛町の大雪青少年交流の家で観望会を行いました。

 1日目の8月11日(金)の夜は曇天で深夜過ぎに雨が降る始末。

 2日目の8月12日(土)の早朝は霧。昼少し前から晴れてきました。


 金星の内合は8月12日です。この日の太陽と金星の離角は8度弱で、細い眉月のような金星を望遠鏡の視野内へ無事に導入できました。機材は天文指導員YNさんの望遠鏡です。

 対物レンズに太陽光が入射しないよう、ひらい特製のフードを装着しています。なお、内合前後の金星導入は太陽の強烈な光が望遠鏡視野内に入ると大変危険なので、初心者は真似しないようにしてくださいね。今回は充分な予防策を講じた上で金星を導入しています。


 夕飯に集う天文指導員5人とひらいです。


 夕飯後、外に出ると見事な夕焼けです。モニュメントを背景に撮影。

 20時頃から、観望開始。いきなり0等級の明るい流星が出現し、まだ身支度中で屋内にいた私にも歓声が聞こえました。すぐに私も観望開始したものの、雲がどんどん増えてきたため22時前に屋内に戻り、今後の天文指導員の在り方などについて熱く語り合いました。

 24時過ぎになっても星は1個も見えません。止むを得ず全員就寝。明日の3日目は晴れますように。

 この続きはブログ記事 【 リスの恩返し?】で。