ぎゅいっと曲がるような方向を目指してる。いつものことだが。
そのためにはフロントグリップが大切。
荷重がしっかり乗らせててグリップを確保する方法と、駆動方法によってグリップを稼ぐ方法、タイヤのコンパウンドによってグリップを稼ぐ方法と、操縦法でグリップを上げて走らす走法、タイヤインナーによって良いグリップ時間を確保する方法とかいろいろある。手持ちのあるものを組み合わせてグリップを確保する。
たまに組み合わせによってアンダー傾向が出ることもあるので、経験がある程度必要かと思う。
駆動系はフロントデフロックか、固いオイル詰めたデフギア。リアは柔らかめのオイル詰めたデフギアかボールデフ。狭いコースであればフロントにはワンウェイ。
とりあえずは固いフロントギアデフに、柔らかなリアギアデフの、標準でやってみる。
まずはサスペンションの癖を知らないといけない。
まずは減衰力の確認。スプリングはグリーンマークのソフトのまま、オイルを大きく変える。基準グリスを見定めるためだ。SSBBは4穴で使ってるので、一つとばしの200番ずらして、使用してセッティングしている。
大体どこら辺が好みなのか、オイルを200・500・900で詰め替えて、2パックほど試してみた。
あんまかわらない。漫然と走らせていても違いは分からない。だもんでシャーシの動きをよく見て、じっくり違いを探っていく。
車の特徴は「ロールが特徴」というのに尽きる。TA07にもリア部分が柔らかいという特徴があったが、このTA08になると、前までもシャーシが柔らかくなり、前後のシャーシロールがでかいという特徴がある。
TA08タミヤの設計開発陣からなぞかけが出されたみたいだ。それにこたえるため全力で課題に取り組む大学の頃の学生の気分になった。問題を集めて、その問題を混ぜ合わせて、最適解をねん出し、レポートとして提出。そんな気分。
このシャーシの特徴は?
ピッチングは固く、固定されてはないが固定されてると考えたほうが良い。ロールは柔らかい。
ピッチングは荷重変化につながるものだから、シャーシが柔らかだとタイヤを押し付ける力が逃げるので、グリップが得られにくい。なので固いほうで間違いはない。駆動系に問題が出やすいので、ピッチングが固いのは間違いがない。
じゃあロールは?かたい特徴と柔らかな特徴を考える。
かたいと足を十分に動かさないといけない。柔らかいとしなりで足の動きの補助ができる。
柔らかなTA08はセッティングを施さない人でも一定の高性能が味わえるという感じかな。ちょっとうがちすぎかもしれないが、そんな意図も見え隠れする。
逆にセッティングをばっちり施す人にはきっちり決まらないというところが覗くので、少し苦手感があるかも。
ロールの補助として足の動きは規制するのが良いかも、スタビライザーが2本ついているのだが、いつものほそめより、太めのスタビも、さらに自作か古いスタビも試すと良いかも。
いつもと違うシャーシ特性なので、幅のあるセッティングの実践をしてみようと思う。
よく考えたらこんなフレームの特徴は初めてだからな。過去のデータはほぼ使えない。
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