どうしても外せないクワガタムシがいます。
それは、パラレルスという大型のネブトクワガタ。
↓ スマトラ島クリンチ山野外個体 42mm位
この種はミャンマー南部~テナセリウム~インドネシアの
比較的広い範囲に分布しています。
オスの体長は50mmを超え、ネブトクワガタとしては大型でとても迫力のある種類です。
このパラレルス、特に珍しいわけではないので特別大きな個体でなければ
比較的安価(野外個体)で取引されています。
そんなこともあってかこれまでに幾度となくパラレルスの採卵を試みましたが
成功したことは一度もありません。
産まないんです。
↓ メスの大あごは左右非対称
~ そんなわけで 今年も買いました。
これで温室の隙間も少なくなりました。
使用マットやセット方法はマルバネと同じです。
↓ 外見上はスレや欠損のない若い個体に見えます。
私は採卵が難しいといわれるような種で本当に産卵しないまま☆になった個体の
蔵卵確認をしばしばしてきました。
マルバネノコギリクワガタ野外品(台湾産)の時は
お腹にしっかりと卵が出来ていました。
にもかかわらず産卵しなかったのは外部環境に問題があったと考えました。
ネパールコクワガタ野外個体の時は蔵卵は認められませんでした。
この時は性成熟が・・・
ヒメオオクワガタ野外個体の時も卵なし!
「そら 産むはずないわ!」こんな風に一時の理解をしてきました。
パラレルスネブトクワガタ、この種の蔵卵確認はしたことがありません。
パラレルスはなぜ産まない?
今回もまた不発に終わるようでしたら一時の理解をしてみます。
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パラレルスネブト、カッコイイですね。
扇の山で採集してもらった幼虫ですが極小スジクワ オスがかえってきました。まだ幼虫のものも居てますが・・・
こちらこそ ご無沙汰しています。
あの幼虫 スジでしたか!
手っきりオニだと思っていましたが・・・
残りの幼虫も多分スジでしょうね。
自分の同定眼の無さと
飼育検証の大切さを改めて思い知らされました。
例のスジクワですが前蛹時やけに小さいなあと思ったらスジクワでした。観察不足で蛹は見れてないです。
パラレルス産むといいですね!
僕は(も)?アOOトからE・ジャワパリーとローゼンオウゴンオニ買いました。
ローゼンはブリードするかもです。
東のパリーは大きくなっても大歯型にはならないとされている種です。
マットでも70mm前後に達する個体も出ますので、ぜひ巨大個体で出して内歯の出現型を見てください。
パリーは面白いのではまります。
私は、70mm位にまで羽化させることが出来ませんでしたので、
買ったパリーが70mmですが、その虫は中歯です。ブリードしてみましょうかね!
東ジャワパリーはゴツめで渋いですね、なぜ、ジャワのクワガタは固有の種類や独特の形の虫が多いんですかね?種類を超えて特徴が似てる虫も居ますし。
東ジャワパリーは好きな虫ですが最近はスラウェシパリーが気になってます。
パリーは一部を除いて叩き売り状態なのでお得感もあります(笑)
東ジャワパリーは70mmを超えても中歯型なので、もしかすると大歯型のとんでもない化け物がいるのかもしれませんね。
ジャワ島の山は繋がった山脈ではなく、独立した山塊が多いようなので、標高の高いところになると
他地域との遺伝子交流もなく、
隔離されたような状態になるのかもしれませんね。
また、人間から見れば「島の中の山」かもしれませんが、
そういったところに棲む生物にしてみたら「島の中の島」という見方もできると思います。
それがダイナミックな変異をもたらしたり、同じ環境下に暮らす生物として 種を超えて似たような特徴を持つようになるのかもしれません(収斂)
スラウェシ南部のロンボバタン山にはウンガイパリーというのがいます。
ウンガイは、めったに流通しませんので、見つけたら要チエックです!
ウンガイパリー、入荷したら買ってみます!
パリーオオクワ、島の中で島的分布とはまるで日本のヒメオオクワみたいですね。
スラウェシパリーは他地域のものと違い特徴あるみたいなので面白そうです!
ただ増え過ぎると人気無いだけに複数ブリードには覚悟要りそうです。
最近、結局はメスの羽に筋入る種類がオオクワガタらしいなと思います。