貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

田上山のチンワルド雲母

2023-06-08 21:48:58 | 国産鉱物

国産鉱物続き。(まだあるのかよ)

いかにも雲母という雲母ですねえ。表面は虹色に光って美しい。しかしこういう虹色はあちきのピク7だと写らないんだよねえ。何でなのか。

チンワルドって何だよ、と調べたらドイツ語の地名「Zinnwald」から来ているとのこと。ドイツ語で読めばツィンヴァルト。英語風だと……わからない。ズィンワォルドですかね。こういうのどうすりゃいいのよ。でも「ツィン」を「チン」と書くのはどうも気持ち悪い。
雲母はたーくさんありすぎて、何が何だかわからない。ウィキなんかの説明読んでも頭が真っ白になるだけ。パス。ただ、バイオタイト(黒雲母)やレピドライト(リチア雲母)やこのツィン君は現在では独立鉱物種名ではなく系列名とやらになっているらしい。何のことやら。

産地は滋賀県田上山。あちきは無知だったので、「たなかみやま」と読むことも、山塊名であることも、水晶・トパーズの「日本三大産地」であることも知らなかったのです。まあそんなもんだ。(居直るんじゃないw)
田上山全体が花崗岩体で、ペグマタイト鉱物がいろいろ採れるらしい。ちなみにここの「中沢晶洞」では重さ6.2キロの日本最大トパーズが発見された。これはご子息の琵琶奏者さんのツイッターで知った。
そういう有名産地のものが入ってくるのはやはり嬉しい。
4つあるので、小さいのは近所の子供にあげることにしよう。


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