貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

ペタライトとアンブリゴナイト

2024-04-11 20:21:44 | 単品

リチウムを含む鉱物2つ。リストは既出。リチウムは原子番号3。水素、ヘリウムの次でベリリウムより軽い。金属のくせに酸素や炭素よりも全然軽い。そんなものがあるものかと思うけどあるんですねえ。(変な感想だな)
ペタライトは LiAlSiO10。時々「天使の石」とか書かれる。フェナカイトがそう言われることもある。はて? 軽いからか? ペタの比重は2.4。ベリルより軽い。
無色透明。

しかし、リチウムなので……何かが違う、ような気がする。

アンブリゴナイトはルースで既出。(Li,Na)AlPO4(F,OH)。モンテブラサイトと仲間。
これも無色透明。しかし、リチ(もういい)


無色透明の石の何が面白い、と思っていた時期もありました。しかし、こうやって成分も結晶構造も異なるいろいろな透明石を持ってみると、無色透明は無色透明なりに、その鉱物の質感というものをかすかなりとも表わしていて、面白味のあるものだと思うようになりました。はい。
と言っても、ぽんと透明な石を出されて、「はいこれは何でしょう」とかやられても答えられない自信はある。(何だよ偉そうに言っておいてw)
しかし、これはペタライトですよ、と出されると、はあ、これはやはりリチウムとアルミニウムと珪素の化合物だからそれらしい質感だなあと感じる、ような気がする。(気かよw)
このわかるようなわからないような、びみょーなあわいが、無色透明石の面白味かもしれない、などと(何をごちゃごちゃ言っとるw)


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