丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

ちりとてちん・そ~こ~ぬ~け~に最終回!

2008年03月29日 | レビュウ
 NHKの朝ドラ「ちりとてちん」がついに最終回を迎えました。いやぁ、もう、この半年、「そ~こ~ぬ~け~に」どっぷりはまりましたねぇ……。前々回の「いもたこなんきん」といい、NHK大阪制作の朝ドラはほんまにおもろい!朝ドラと言えば、時計代わりに見るものなのかもしれませんが、今回のドラマは時計代わりになりまへん。あんまり面白いから、ついついテレビの前に座り込んでじっくり、どっぷりはまり込んでしまう十五分間なのでした。わずか十五分の間にどれだけ泣かされた事か……。そのせいで、家事はその十五分間、すっかり休止状態です。ドラマが終ってからの忙しいこと(笑)。

 今回の「ちりとてちん」は上方落語を軸に、天然マイナー指向B子・徒然亭若狭ちゃんの少女期からモラトリアム、そして大人へと成長する過程を描いたストーリーでした。そして、若狭ちゃんを取り巻く人々の人生とその悲喜こもごも。皆、色々抱えて、悩んで、泣いて、笑って、頑張って、毎日生きていく。それを積み重ねて、歳を取って成熟していくんだなぁ……。それを毎朝笑わせながら、泣かせながら見せてくれました。ドラマの中で時々出てきたキーワードは「磨いで出てくるのは、塗り重ねたモンだけや」。いい言葉です。自分の人生を振り返って、「そやなぁ……。その通りやなぁ」などとしみじみ思ってしまいました。これからの人生訓として心の中に大事にしまっておきますよ。はい。

 上方落語をベースにしているというところも私のツボでした。若狭ちゃんではありませんが、私も子供の頃からの落語好きなのです。父が病で視力を失ったことをきっかけに、我が家ではテレビよりもラジオやテープといった媒体がメインになっていた時期があります。その時によく聞いたのが落語だったのです。
 一番最初に聞いたのは、笑福亭仁鶴師匠の「貧乏長屋」だったと思います。車の中でもよく聞いたし、家でもよく聞いていました。その度に一家揃って大笑い。同じ話を何度聞いても笑ってしまうのが不思議です。しまいには諳んじてしまうくらい聞きました。
「笑う門には福来る」と言いますが、ホンマに笑うことで救われたことは数え切れません。昨今の落語ブームは落語ファンとしても嬉しいことです。

 そして、今回私がもっともはまったのは「徒然亭四草」こと加藤虎ノ介さんでした!
 大阪出身の舞台俳優さんですが、これがまた、私的にはストレートど真ん中(笑)。も、もう、「そ~こ~ぬ~け~に」メロメロです。携帯の待ち受け画面にまでしてしまいました(爆)。どこがどういいかなどと言う事は、言いません。きりがないから(笑)。今後の私の観劇チェックポイントに彼の名前がリストアップされたことは間違いありません。そのうち生・虎ちゃんを見にいくぞ~!!

 ついに終ってしまった「ちりとてちん」。来週からどうやって朝を迎えたらいいのでしょうか……。しくしく(泣)。
 NHKさん、総集編か続編をぜひ、よろしくお願いいたしますです。あ、願わくは、四草と小草若を主役にしたサイドストーリーを作って頂けたら「そ~こ~ぬ~け~に」うれしゅうございます(笑)。

 


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2 コメント

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ご無沙汰致しておりました (弥勒)
2008-03-31 07:56:21
「ちりとてちん」、終わってしまいましたね。・゜・(ノД`)・゜・。
登場人物の中では、わたくし若狭ちゃんに一番感情移入してしまいましたが(笑)、男性出演者の中では
四草さんが底抜けに男前だと思います。(*゜∀゜*)

続編、私も期待しております。夢かなうといいですね。



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続編 (ちえぞー)
2008-03-31 23:30:08
>弥勒さま
ご無沙汰でございます、ここでは(笑)。

噂によると、「ちりとてちん外伝」が制作されるとの事。ただし、放送は関西エリアのみみたいですけど。
さぁ、誰が主役になるのでしゃうか。
 
底抜けに楽しみでございますがな~
うひょひょひょひょ~(小草若笑い)
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