丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

滅多にないけどたまにある事

2008年07月06日 | 四方山話
 夏休みのプールの監視員が回ってきそうなので、救急救命講座に行ってきました。学生時代から数えたら四回か五回は行ってるんですが、修了証の期限が切れてるのでやむなく参加したのでありました。

 心肺蘇生術なんてのは講習を受けたからと言って、そうそう実践するもんじゃあない訳です。出来ればそんな事態には遭遇したくない。
 しかしながら、昨年は初めて自分の父親の臨終の際に四十分にも渡る心臓マッサージを経験しまして、「ああ、万が一のケースがコレやね」とつくづく思いました。まあ、滅多に臨床実習は出来ないので、父には感謝すべきでしょうか(笑)。
 そんな事をいいつつも、久しぶりにお人形さん相手の実習では皆が見ているせいか、緊張してしまって(笑)。手順は間違える、気道確保の時にお人形のアゴを鷲づかみにする、さんざんでした。これ、本当に路上で瀕死の人に遭遇して正しい処置が出来るかどうかは、謎ですな(笑)。

 ただ悲しいかな、物騒な事件が多い昨今。いつ何時秋葉原のような事件に遭遇するやらわかりません。滅多にない事は滅多にないんだけど、やっぱり時々あるんですねぇ。そんな時に、一人でも多くの人命を救うことが出来たら幸いなのであります。そんな事を考えながら受けた三時間の講習でした。

 ところで、あの心肺蘇生術練習用のお人形さん、アンという名前が付いています。正式名称はレサシアン。昔セーヌ川で浮かんでた若い娘さん・アンのご遺体のデスマスクから顔型を取っているそうです。何回講習受けても、そのエピソードを思い出して可哀想になるちえぞーでありました。

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