姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

保健室での進路相談 ~おれ、行ける高校がないと嘆く中学生~

2021年01月29日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー
(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「保健室での進路相談・~おれ、行ける高校がないと嘆く中学生~」
です。


桑原は最後の5年間、
中学校に勤務していました。

中学校では、相談事例として
「進路」に関するものがあり

小学校とは違うんだなぁと

驚いたことを覚えています。

NLPを学ぶ前は、進路の相談に対し
どうしてよいか分からず

話を聴いて
気持ちを受け止めたり

「大丈夫だよ。がんばろう」
と、励ますような対応しか出来ず

「なんだかなぁ」と
思った経験があります。

自分の専門外のことに
口出しをしてはいけないという
思い込みもありました。

しかし、
脳のしくみが分かると

専門外の事でも
相手が、自分で感じて
自分で考えるための
対応をすることで

自分で、気持ちを切り替え
ここから、どうするのか

という、その子なりの答えを
引き出すことができるようになりました。

その日もある男子が,来室するなり
「おれさ、進学できる高校ないんだよね」
と、話し出しました。

その生徒には
「そう思った理由は何かあるの?」
と問いかけました。

彼はこう答えました。

------------------

だって、

おれの成績でいける
高校ってないんだもん。

担任の先生にも、
もう少し努力してみよう
って言われたし。

努力って何すれば
いいんだよ!

おれ、今までも
そうだったけど、

ずっと
このままなんだよ!

------------------

中学校の保健室
あるあるの事例です。

彼の問題は何でしょうか?

成績が悪いことでしょうか?

何をしてよいのか
わからないことでしょうか?


この頃には
すでにNLPを通し
脳の仕組みを学んでいた
桑原は

彼が無意識に持っている
ある「勘違い」に、目を向けました。

そこで
NLPのワークの1つを
保健室での対応に応用した
「back one step」
という体感ワークをしました。

このワークで彼は
うつうつとした気持ちから離れ、

次に向かって
行動しようという
意欲が生まれました。

翌日からは
保健室で継続的に

「スモールステップコーチング」
を行い、行動計画を立て
実践するためのサポートをしました。

そして
は見事に
志望校に合格しました。


え?ちょっと待って。

彼の「勘違い」って何?
「back one step」ってどんなワーク?
って気になりますよね。

このような
実際の桑原の具体的な対応を

新刊『保健室から見える親が知らない子どもたち』
では、脳の科学から分かりやすく解説しています。

新刊は、実に6年ぶりです。
発売は2月16日ですすが、
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問題ありませんのでそのまま進んでください。
 

本書では、生きづらさを
抱える子どもの

思考パターン、言語パターン
についてもまとめました。

また、レジリエンスの
土台となる自己受容についても

どのように考え
どのように子どもたちに
伝えていくのかも
願いを込めて執筆しました。

脳のしくみを知り
子ども達のレジリエンスを
高める関わりができる
大人の方がますます増えていきますように!


それでは、
今日も素敵な1日を!
 
 
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年1月28日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。


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