姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

脳のワーキングメモリを健全に保つ3つの方法

2020年11月25日 | 保健室コーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表

主体的人生を構築する人材育成トレーナー

桑原規歌です。


今日のテーマは

「脳のワーキングメモリを健全に保つ3つの方法」です。


とある読者様から
メールをいただきました。


「心の在り方の内容も
すごく好きですが

ここ最近の仕事術的な
内容も、すぐに役立ちます!」


嬉しいです。

ありがとうございます。


今回も

仕事術、現場力向上のノウハウを
脳科学の視点から
お伝えします。

今回は、お子さんへの指導や
保健だより、掲示物などにも
使っていただけるように
まとめてみました。


(1)脳のワーキングメモリとは?
(2)ワーキングメモリがいっぱいになると?
(3)ワーキングメモリを健全に保つ3つの方法

という構成になっています。


■脳のワーキングメモリとは?

メモリということばは、
パソコン用語として聞いたことがあると思います。

ひとことで説明すると

「情報を、短時間保存し
複数の作業を同時に行う処理能力」です。


一般的な記憶とは違い
「作業記憶」と呼ばれます。

人間では、前頭葉が担当しています。

このメモリが小さいと作業能率が
下がります。

小さいというより
もともとある机の大きさに
色んなものを散らかして

作業できるスペースを
自分で勝手に狭くしている
という感じです。

(ああ、私の机だ)


あれもやらなきゃ
これもやらなきゃと
焦る割に仕事が進まないのは

ワーキングメモリが
満タンになっているからです。



■ワーキングメモリがいっぱいになると?

・優先順位を付けることができない
・集中力がなくなる
・リスクに対する判断が鈍る
・ストレス対応力が下がる
・まわりの状況が見えにくくなる

など、作業能率だけでなく、

実は、精神面にも影響しています。


■ワーキングメモリを健全に保つ3つの方法


人間の脳は
複数以上の情報処理を行うと
作業能率が著しく下がると
言われています。

容量を超えた作業量・情報量が
頭の中にパンパンに
詰まってしまうからです。

だったら、外にだしてしまえばいい!
ということになります。

パソコンでいう「メモリの解放」です。

最近はスマホでもこの機能がついていて
メモリを解放するとサクサク動きます。

人間の脳も同じです。

そこで、メモリを健全に保ち、
仕事の能率をUPする方法を
ご紹介します。



●メモリを健全に保つ方法1

頭の中にあるものを
外側に出す=書き出してみる


昨日と同じことを
視点を変えてお伝えしています。

頭の中に置いたままだと

バラバラのまま、脳のあちこちに
分散してしまいます。

思いついたことから
やってしまったり

手順に優先順位が付けられず
かえって時間が
かかってしまったり

優先順位をつけやすくし
作業ストレスを
減らすためには
次の方法が役立ちます。

メモリを健全に保つ方法2

見える化したTODOを
さらに細分化する


どこから手を付けてよいのか
わからないと感じていたものも

細分化すると
短時間で、直ぐにできるものが
見えてきます。

ここまで来たら
3つ目の方法です。

メモリを健全に保つ方法3

作業の優先順位を決め、
細分化されたその作業に集中する

ーーーーーーーーーーーーーーー

見える化して
細分化して
優先順位を決めて

シングルタスクで
1つ1つ取り組めば

作業能率がUPし
さらにストレスまで
激減します。

ぜひ、子ども達にも
伝えてくださいね!


それでは
今日も、今日も素敵な1日を!

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年11月17日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 



メルマガバックナンバー
https://1lejend.com/b/IRnMnAEvyo/


メルマガが届いたり届かなかったりする!
という方は、LINE@に登録していただくと
確実に届きます。
https://hoken-coa-joint.net/recommend/#line



最新の画像もっと見る