（株）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「取り組みやすいサイズにする」です。
教育センターでのタイムマネジメント研修と「未完了」についての記事につていての感想と
実践報告をいただきました。
タイムマネジメント研修の記事
https://blog.goo.ne.jp/hime1961/e/bd6f5415abcbecc6e04f825db9d2dc71
未完了の記事はこちら
https://blog.goo.ne.jp/hime1961/e/56beaf025998d5c6a651b5dd24622224
以下、ご報告いただいた内容です。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「放置グループ」に手をつけました。
どうしても時間が作れず、
とにかく一度やり始めたくて
土曜日に保健室へ。
まずは、掃除。
そして書類の山を整理して
帰ると決めました。
書類の整理は曲者で、
「あっ、そうだ。
これじっくり読もうと思って忘れてる」
「そうそう、保健委員会のこと
決めていかないと…。
職員会議で言いたかったやつや…。」
いつも思考があっちこっち飛んで、
整理が進まない。
今回は、頭に浮かんだことを
全部付箋で書いて整理を進めてみました。
付箋は20程に。
でも、頭がスッキリして
整理作業が進んでいきました。
いつも、出来てないことが頭に浮かんで
苦しくなるところでしたが、
後で考えることに決めると
目の前の作業がスムーズにと言うか
集中して出来ました。
自分の頭の癖について、
すごく興味があります。
言動は頭の中の処理の結果だという話、
すごーく気になりました。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
実践報告、うれしいです。
頭の中で処理していると
ついつい忘れてしまうことが
多いので、
書き出すことは
とても効果的です。
先日の愛知県総合教育センターの
タイムマネジメント研修でも
「頭の中だけで
処理しようとすると
頭の中のメモリが
いっぱいになってしまいます。
まずは、
頭の中のものを書き出して
見える化しましょう」
と、お伝えしました。
そのうえで
「◎◎の準備という
ざっくりしたものは
そのままでは
動けません。
10分、15分サイズで
できるくらいまで
細分化してください。」
と、お伝えしました。
多忙な毎日の中で
「まとまった時間ができたら」
と考えて後回しにしてしまう案件は
いつまでも手を付けることができません。
いざ、まとまった時間ができても
どこからどうやろうかという
手順も決めていないので
結局有効に時間が
使えなかったりします。
まとまった時間は
永遠にやってこないくらいに
思ったほうがいいです！
ざっくりとした
大きさのまま
頭の中においたままにしたものほど
実際に、それをやろうとしても
戸惑うばかりです。
例えば
おいしそうな肉の塊が
冷凍室の中にある。
時間ができたらあれを食べよう！
と思っていた。
やっと
時間ができたので、さぁ、食べようと思ったら
（１）大きな肉の解凍
（２）食べたい大きさに切る
（３）料理を決める
（４）他の素材や調味料を用意する
などなど、手順がいっぱい。
単に「あの肉を食べる」という
考えだけでは
実にやるべきことが明確でないので
それを目の前にしても
めんどくさくなってしまうのです。
段取りがちゃんとできる人というのは
その肉が届いた時点で
肉を料理しやすいサイズに
切ってから冷凍します。
仕事でも
同じことなのです。
冷蔵庫だって
あれもこれも取っておけば
いっぱいになってしまいます。
仕事でも、こうした思考が
未完了になってしまう原因なのです。
それでは
今日も、今日も素敵な1日を！
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