草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

長谷川等伯展

2010-04-28 20:42:27 | お知らせ
                  

 京都国立博物館で開催中の長谷川等伯展、行って来ました。連休に入ってしまったら大変な混雑だろうからその前に・・・と思った人がたくさんいて(笑)1時過ぎに着いたところが2時間20分待ち!!
 
 行列は大嫌いなんですが、お天気は良し、風はさわやか、新緑がきれいで、必要なら傘も貸してくれるし、思ったほど苦痛じゃありませんでした。(昨日雨風の中を並んだ人は大変だったでしょう。)

 ただ、この様子では中に入っても「止まらないでください!」と、チューブの練り歯磨きのように押し出されてしまうんじゃないか?「2時間並んで観るのは20分や!」とか言いながら出て来る人もいるし・・・?

 実際には1時間半で入れました。だいぶサバ読んでますね。入ってみれば中は自由で、人気のある展示としては普通の混み方。せきたてられることもなく、私は1時間半、ゆっくり見て歩きました。これくらいの環境を確保するために入場制限して並ばせてるんですね。作品と向き合ってひとり思いにふけるというわけにはいきませんが、やむを得ないと思いました。ゆっくり作品に向き合いたければ一点一点訪ね歩くしかないのでしょう。

 有名な松林図の向いに弟子が描いたらしい月夜松林図が展示してありましたが。「こうだ!」と確信に満ちて描いた絵と「こうかな・・・?」と探りながら描いた絵と、・・・大変な違いがあるものですねぇ。













ウマノアシガタ

2010-04-27 13:25:32 | 野の花・春



 ウマノアシガタ(キンポウゲ科・4月26日撮影)

 ツヤのある明るい黄色の花弁が美しい。これの八重咲のものをキンポウゲ(金鳳花)と言うようですが、見たことがありません。一重でもキンポウゲと呼びたくなってしまいます。ただしキツネノボタンタガラシと同様、有毒植物。
 ウマノアシガタの名は、根元のほうの葉が馬の足形に似ているという意味らしいのですが、ぜんぜん馬蹄形ではないので腑に落ちません。



 下部の葉と上部の葉は形が違います。


 根元の葉。足場が悪くて邪魔なスギナが掃えません。


 この実はまだ未熟かも。







   『風の王国』第一巻公開中(第一部の絵はとってもヘタですがめげないで。だんだんマシになります。)
   


ミツバアケビ

2010-04-25 20:30:31 | 野の花・春





 ミツバアケビ(アケビ科・4月24日撮影)

 ふと気がつくと裏の畑のそばにミツバアケビのつるが延びて花が咲いていました。いつだったか夫がアケビの実を持って帰ってきて食べた覚えがあります。捨てた生ゴミから生えたんでしょうか。前に掲載した普通のアケビの花は薄紫でしたが、ミツバアケビの花は濃いエンジ色。3枚のがく片を広げたのが雌花、ぶどうの房のように見えるのが雄花。雌花の真ん中の粘りのある柱頭が受粉すると、丸い柱のように見える心皮のところが実になるようです。
 秋には実が実るでしょうか。実るといいな。



 ミツバアケビの葉


 普通のアケビの葉。小葉が5枚。




   『風の王国』第一巻公開中(第一部はとってもヘタですがめげないで。だんだんマシになります。)
   







オニタビラコ

2010-04-22 14:38:47 | 野の花・春




 
 オニタビラコ(キク科・4月18日撮影)

 いつでもどこにでも咲いているオニタビラコ。花と葉が離れていて細長く、草むらで撮ると何を撮ったのか分からない写真ができてしまう。裏庭に芽生えていたのを草引きせずに残しておいて、やっと見られる写真が撮れました。

 すぐ横にオニタビラコだと思うのになんとなく様子の違う草が。全体に剛直で赤みが強い。でもやっぱりオニタビラコとしか思えません。ネットで調べるとオニタビラコを青オニタビラコと赤オニタビラコに分けようという説があるとか。こういう違いを言っているんでしょうか。私のような素人には「ざっとオニタビラコ」で充分ですが。(^・^)








 花の茎が伸びると間延びして、ちょっと別の花に見えたりします。







   『風の王国』第一巻公開中(第一部はとってもヘタですがめげないで。だんだんマシになります。)
   

アシブトチズモンアオシャク

2010-04-20 12:52:18 | 小さな生き物

   アシブトチズモンアオシャク(シャクガ科・4月13日撮影)

 玄関のガラス戸にとまっていた蛾です。夜見つけてさんざん苦労して撮影したのですが、朝起きたらそのままそこにいたので、バカチョンで普通に撮れました(~_~)

 翅の模様が地図のように見えるのが名前の起こりのようです。チズモンアオシャクとよく似ていて、どこが違うの??と思ったくらいです。

 前翅の中ほどから出ている線が、チズモンアオシャクではほぼ体と平行ですが、アシブト・・・ではお尻に向かって集中していくように見えるのが違いのようですね。
 雄の一番後ろの脚が毛で太く見えるのでアシブトというらしい。残念ながら脚は見ませんでした。緑色がきれいな蛾で、ちょっと得した気分です。


 第6部の批評が友人から帰ってきました。悪くはないようで。第7部のシナリオを4回書き直して、絵コンテにかかるところです。







   『風の王国』第一巻公開中(第一部の絵はとってもヘタですがめげないで。だんだんマシになります。)
   

第6部最終回

2010-04-17 17:11:05 | お知らせ


 

 どうやらこうやら第6部の最終回にこぎつけました。今友人の批評待ちです。
描いては削り描いては削り、砂山に岩を担ぎ上げるような感じで、結局167ページになりました。

 自分の作品を167ページまとめてチェックするのはしんどいですね!本になってしまっていると諦めがつくんですが。アラばかりが目に付いて、トーンを貼り足し、セリフを直し、切り抜いて描き直し、・・・きりがなくてくたくたになって、花粉症だか風邪だかよく分からないものにつかまって少々ダウンしてました。



  それでも数ヶ月ぶりに部屋に掃除機もかけたことですし
                  
  元気出して次に取り掛からなくっちゃあ。



 ここまでは第一巻を出す前に叩き台になる絵コンテができていて、成り行きに心配はなかったんですが、ここからは絵コンテがありません。叩き台作りから始めなきゃなりませんのよ~!うが~!何でもいいから描いときゃよかった!脳細胞が減る前に!
 大丈夫なんでしょうか、ガラスが曇って読み取れなくなった羅針盤をつけて嵐の海に出るような感じです。いや、目的地の港は見えているんですが、転覆せずにたどりつけるでしょうか??










   『風邪の王国』第一巻公開中(第一部の絵はとってもヘタですがめげないで。だんだんマシになります)