草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

カタツムリって脱皮するんですか?

2008-06-30 14:09:31 | 小さな生き物


 物干し竿についていた直径7ミリくらいのカタツムリの殻。
どう見ても空です。

 空です。
しかも物干し竿にきちんとくっついています。

 空です。

 空です。

 空ですよね?

 知らなかった、カタツムリって脱皮するんですか?
ネットで調べると“カタツムリの生活”という本の紹介に“殻の脱皮について記載された資料は少ないように・・・”とあります。・・・ってことは脱皮するんですね?

 知りませんでした。カタツムリは外へ外へ殻のふちの拡張工事を続けて大きくなるんだと思ってました。いや実際拡張工事はするはずなんですが、脱皮もするんだったんですか!

 ヤドカリじゃなし、替わりの殻がその辺に落ちてるわけじゃないですよね。新しい殻を作ってから脱ぐんでしょうか。う~んちょっとイメージできないんですが。

追:去年なんですが。林の中で、木の幹で白い泡に包まれて踊っているカタツムリを見ました。ほんとに“グルングルン”って感じで踊ってたんです。泡が木漏れ日に虹色に光ってきれいでしたが、あれは何だったんでしょう。




   
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ママコノシリヌグイ

2008-06-27 16:57:45 | 野の花・夏

ママコノシリヌグイ

 継子の尻ぬぐい。すごい名前が付いています。この逆トゲでお尻を拭かれちゃたまりません。継母への偏見じゃないですか。

 でもおかげで一度覚えたら忘れません。。これに近い種類でウナギツカミというのもあります。トゲを利用してウナギがつかめるという意味ですがウナギをつかむ前に手が傷だらけになりそうです。どっちにしてもイメージ力豊かな命名です。


花は可愛い


こんな感じでトゲを引っ掛けて上っていきます。




   
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美女!丸葉ルコウソウ

2008-06-25 13:43:00 | 野の花・夏

マルバルコウソウ

 熱帯アメリカ原産で、元は栽培されていたそうです。はじめ見たとき珍しいと思いましたが、我が家の近辺では道端や空き地など至る所にあります。
 直径2センチ位の小さな花ですが、あんまりしっかりきれいなので野の花らしくありません。

 ヒルガオ科です
 ハート型の葉

 後ろのアスパラの葉が引き立て役になってます。



 雨上がりの梅畑にできたキノコの行列もここに載せておきましょう。






   
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悪ナスビ参上!

2008-06-24 13:40:48 | 野の花・夏

ワルナスビ

 ヨーロッパから牧草に混じって入ったとか。
 こんな可愛い花を悪ナスビなんてかわいそうと言う人もいますが、
でもこれ、見てください。

分かります?このトゲトゲ。

葉の表はこうです。


で、葉の裏はこうです。


 忘れもしないン十年前、高瀬川の暑い堤防で、植物採集していた私は気がつくとこのワルナスビの群落の中にいました。踏み込んでしまったのを後悔しても後の祭り。ジーパンの上から軍手の上からズクズクと刺されてどうやったらここから出られるのかと思いましたよ。それでも何とか標本は手に入れましたけどね。

 家に帰って図鑑を調べて『悪ナスビ』と知ったときには「よくぞ名付けた!」と思いました。

 茎ばかりか葉の表裏にも鋭い棘!牧野図鑑には“裏面の中央脈状に数本の直立した棘をもつ”と冷静に書いてありますが、これ、中央脈状だけですか?数本ですか?いや、すみません、刺されまくった恨みがあるものでつい・・・。

 傷つかずには近づくこともできないあなた。なにがあなたをそうさせた?と聞きたいほどの警戒ぶり。おまけに有毒だそうで。

 
イヌホオズキ

 同じナス科のイヌホオズキ。ああ、癒される・・・。
ほらね、トゲトゲしなくても生きて行けるのに。
でもこれも有毒。




   
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苗代イチゴ

2008-06-23 13:06:23 | 野の花・夏
 
ナワシロイチゴ(苗代の頃に実が熟すから)

 雨に降り込められたり犬の散歩コースを変えたりしているうちに、苗代イチゴの季節が過ぎてしまいました。ほとんどが台だけ残して実は落ちた後でした。残念!
残っていたわずかな実を何とか写真に撮りました。



 これはまた別の場所。
「どうぞお召し上がりください」と言わんばかりですが
食べてみるとけっこう酸っぱい。

 でもヘビイチゴなどとは比べものにならず、「食べられます」。
暑い道を歩いてのどが渇いた時なんか、この酸っぱさがうれしかったりします。

 

 5月中旬に撮っておいた花。開いているのはガクで、花弁は開かない地味な花ですが、よく見るとバラの仲間らしい面影があります。





   
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ナミテントウ

2008-06-17 15:54:28 | 小さな生き物

ナミテントウ

 西日本に一番多い種類だそうです。赤地に黒点、黒地に赤点、点の数もさまざまで、これは点が三日月形ですがやっぱりナミテントウらしいです。

 花に付くアブラムシを食べるけれど、えさが足りなくなると共食いもするとか。
         
      
 うちにおいで。アブラムシには不自由させないから。




   
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花ざくろ三種?

2008-06-15 13:33:42 | 栽培植物

ハナザクロ

 八重の花が咲く代わり、実のならない花ざくろです。
裏の塀ぎわに植えたのがバサバサに茂ってじゃまになり、夫の母が夫の父に怒られて泣く泣く根元から切ったのが十数年も前でしょうか。よほど丈夫なのか細い枝をまた出しているなと思っていたら、あれよあれよと大きくなって元通りの大きさに。

 もう少し樹形にまとまりがあるといいんですけど。とにかく花はきれいです。

 紅一点、という言葉はざくろの花から出たのだと今回初めて知りました。実のなるざくろの花のことだろうとは思いますが、濃い緑の艶やかな葉と、真っ赤な花の対比が印象的なのは八重の花も同じです。


ハナザクロの白花


ハナザクロの斑入り

花ざくろが3本あるのかと思うでしょう?これ、根元はひとつなんです。

 どうなってるんでしょう、同じ株から三種類の花が咲いているように見えます。
と言っても混じって咲くわけではなく、根元をたどってみると切り株から何本もの幹が立ち上がっている、その幹ごとに、この幹は赤い花を咲かせ、この幹は白い花を・・・となっているようです。

 これ、接木だったのかなぁ。伐られた結果、ほかの色の花にお宿を貸していた根っこが自己主張し始めたのか、それとも三種類くっつけて植えたのが押し合いへし合いでひとつに見えているのか、それとも元々花ざくろってこういうものなんですか?
 



   
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桑の実

2008-06-14 22:53:54 | 野の花・夏

クワ

 桑の実が熟して、下の道が黒くなるほど落ちるようになりました。
放置した畑にも桑の木がたくさん生えています。隣のもっと早くから放置された林から鳥が運ぶようです。

 桑の実はおいしいので待ちかねて食べる方もあるようですが、もう、これだけたくさん実っているといささかグロテスクで、私は食欲が湧きません。びっしり実った枝を写真に撮ってみるとちょっと“ギョッ!”とする感じなので、割合まばらな枝の写真を使っています。


これがビッシリだとちょっと・・・


絵に描く好みとしてはこれくらいでしょうか。

 桑の木はお茶の道具などにも使われていますが、私が育った家では濡れ縁が桑の木でできていました。うんざりするような夏の盛りに、厚さ3センチもあるような桑の無垢板はひんやりとして気持ち良く、ほっぺたを乗せてはその緻密な感触を楽しんだものです。




   
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卯の花と、つばな

2008-06-12 14:25:31 | 野の花・夏

ウノハナ=ウツギ(空木)

 ♪ 卯~の花~の匂う垣根に・・・ のあのウノハナです。

 茎が中空なので空木とも言います。
歌であこがれていたけれど、大人になるまで実物を知りませんでした。どこにでもある植物なのに、さてどこにあったか・・・と考えると、思い出せる心当たりがなかったりして。先日の花空間への道の途中で撮りました。
              
               
     真っ白い花がハレーションをおこして、私ではなかなかきれいに撮れません。




            
            ツバナ(チガヤ)

 子猫の尻尾のようなツバナ。ポヤポヤになる前のごく若い穂を摘んで食べると甘くておいしいそうです(サトウキビのご親戚)。私は知らなくて今年はトウがたってしまいました。来年覚えていたら食べてみたいものです。根も甘いそうですがちょっとめんどくさい・・・とつい本音が・・・。
 一株からたくさん茎が出るので千の茅という意味でチガヤとも言うそうです。





   
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クララとハルジョオン

2008-06-06 16:14:52 | 野の花・夏


クララ

 京都の南山城地方に多い天井川の堤防を歩いたときの写真です。
普段とちょっと違うところを歩くと見慣れないものにぶつかります。
人気の無い荒れた道で、この花が体のすぐ脇に現れたときはちょっとぎょっとしました。

 けっこう大きい。房の長さは20センチ以上あるでしょう。
高いところにぶら下がっているなら驚きませんがほんの1メートルほどの高さで咲いているので見慣れない感じがします。

 調べて分かりました。これがクララなんですね。
名前は知ってましたが実物は初めてです。ヨーロッパで付いた名前かと思っていたら、これが和名で、噛むとくらくらするほど苦いから『くらら』だそうで。なんかイメージ違いましたねぇ。

 漢方薬に用いますがかなり強い毒があるので、素人は手を出さない方が良いようです。にきびの予防にも使うとか。

 最近これが減っていて、これだけを食草にするオオルリシジミも減っているそうです。観察していればオオルリシジミが見られるかな?





これは何?

 これは何の花でしょう?
クララと同じ堤防で見かけました。何かに似ている気がするんですが思い出せません。ごぞんじの方教えてください。




ハルジョオン

 同じところで撮りました。これはヒメジョオンでなく、ハルジョオンの方だと思います。つぼみがうなだれてますし。
肉眼ではピンクだったんですが写真では何枚撮っても白く写ってしまいます。

 



   
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