草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

ちょっとした修正

2009-09-30 12:48:44 | お知らせ





 ネームの段階でさんざん考えて描いているつもりでも、描き上げてみると何か納得いかない。結局切り抜いて描き直し。上が修正前、下が修正後。民衆の騒ぎと静かな後宮の対比がやっと少し出たかな。何でペン入れする前に気がつかないんだ!といつも思うんですけど。
 
 画像をクリックして拡大マークをクリックすると、ほぼ原寸大で見られます。こうして客観的に見るとほんとに単純な絵ですねぇ。





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ツルボ(サンダイガサ)

2009-09-29 23:27:36 | 野の花・秋





 ツルボ(ユリ科・9月28日撮影)

 日当たりのいい土手にツルボが咲いていました。春に一度葉を出して夏には枯れ、秋にもう一度葉を出して花を咲かせます。
 “ツルボ”の意味は不明のようです。別名のサンダイガサは、お公卿さんが参内するとき従者がさしかけた傘の、たたんだときの形に似ているからだそうです。今回見つけたツルボは全体にずんぐりした姿で、あまり参内傘のようには見えません。

 





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ハギ

2009-09-28 13:30:43 | 栽培植物





 ミヤギノハギ(マメ科・9月19日撮影)

 秋の花といえば萩ですが、単にハギという植物は無くて、マメ科ハギ属のヤマハギ、ケハギ、マルバハギなどの総称です。これは葉が丸っこいところはマルバハギに似ていますが花序が葉よりも長く、地面につくほど枝垂れているので、一番普通に観賞用に植えられるミヤギノハギでしょう。自生するものもあるようですがこれはたぶん植えられたもの。幹が年々太ることはなく、根元から毎年新しい枝が出るので、図鑑には“やや草本状の低木”とあります。(2枚目の写真をクリックすると大きな画像になります。)

 下は去年も掲載したアレチヌスビトハギ。北米原産の帰化植物で、ヌスビトハギ属の草本ですが、花がきれいで道端でよく目に付くので、しばしば木本性の萩と間違えられます。





 アレチヌスビトハギ(マメ科・9月22日撮影)







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ボントクタデ

2009-09-26 13:50:35 | 野の花・秋





 ボントクタデ(タデ科・9月11日~16日撮影)

 昨日掲載したヤナギタデと同じ池で撮りました。ボントクはボンツクつまり愚かと言う意味で、ヤナギタデに似ていて辛味が無いところからついた名です。

 穂先が垂れて、淡紅色の花をつけ、赤みを帯びた茎と明るい緑の葉に映えて非常に美しい。





 これを見ていると白い花のヤナギタデと間違えることはなさそうに思えます。ただし、上の写真はボントクタデの中でもミス・ボントクタデと呼びたいような群落。見渡すと、これほど色鮮やかでなく地味なボントクタデも多く、本当にヤナギタデと紛らわしい。結局葉を噛んでみて辛ければヤナギタデ、辛く無ければボントクタデ、と見分けるしかないようです。





(別の池で9月24日撮影)
 上はまだしも下のものは本当に地味でした。このように葉に八の字の紋があるのが普通のようですが、先のミス・ボントクタデには紋がありません。











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ヤナギタデ

2009-09-25 13:25:16 | 野の花・秋





 ヤナギタデ(タデ科・9月24日撮影)

 主に水辺に生えるタデ。これはカキツバタの栽培池で見つけました。イヌタデなどに比べて花がまばらで穂の先が垂れ下がり、葉が柳に似ているのでヤナギタデと呼ばれます。

 噛むと爽快な辛味があり、料理に使われるタデは皆このヤナギタデの変種。刺身についている赤くて辛い小さな葉はこの類のタデの双葉です。単にタデといえばこのヤナギタデのこと。辛さにしびれた舌をシーハーさせていると、“タデ食う虫も好きずき”という言葉が沁みてきます。

 明日掲載予定のボントクタデとよく似ていて紛らわしいのですが、辛味のあるなしで見分けられます。




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ヤブマメ

2009-09-24 13:48:06 | 野の花・秋







 ヤブマメ(マメ科・9月24日撮影)

 ようやく撮影に成功。花は長さ1.5センチ位の小ささですが、美しいものです。地上に咲くこの花とは別に地中に閉鎖花を付け、とりあえず来年も同じ場所を確保するちゃっかり屋さん。


   あれ、ヤブマメって前に掲載したような気が・・・と探したらやっぱりありました。去年の10月13日に掲載して忘れてたんです。これからこんなことがよくありそうです。前の写真のほうが花のつき方がよく分かるのでリンクを付けておきますね。

   http://blog.goo.ne.jp/hikawa_001/d/20081013






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ベニバナボロギク

2009-09-17 12:14:18 | 野の花・秋





 ベニバナボロギク(キク科・2,3枚目は08年7月31日、1,4枚目は09年9月16日撮影)

 アフリカ原産で戦後に日本に来たようです。古い図鑑には載っていません。高さ60~70センチにもなる大型の草。花は管状花ばかりなので、咲いていても半分すぼんでいるように見えます。暗い赤で首うなだれた姿が特徴的で、一度見たら忘れません。葉はおひたしにして食べると春菊に似た香りで美味しいとか。

 綿毛が絡まってボロをまとっているように見えるという意味で“ボロ菊”の名があります。が、ファインダーをのぞくと、純白の綿毛は長くつややかで、思いがけない美しさです。










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ヨウシュヤマゴボウ

2009-09-15 11:11:22 | 野の花・秋





 同じ日に花を咲かせている株もありました。これは白く見えますが、もっと紫がかった花の咲く株もあるようです。





 ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科・2008年8月18日撮影)

 北米原産なので洋種ヤマゴボウ。アメリカヤマゴボウとも言います。20~30センチの高さでも実をつけますが、条件が合えば人の背を越えて2メートルくらいにもなり、茎も“木か!?”と思うくらい太くなります。大きく育った姿は伸びやかで美しい。

 熟した実を水に入れてつぶすと赤紫のきれいな液体になり、夏から秋にかけて子供の遊びにもってこい。ただ、“インクベリー”の俗名があるくらいで、服に染み付くようです。私が子供の頃には見かけたことは無く、これで遊んだことはありません。
 有毒植物ですが実は毒性が低く、昔はぶどう酒の色付けにこれを使う悪い商人がいたといいます。(山菜で山ごぼうと呼ばれるものはキク科の植物。ヨウシュヤマゴボウの根は食べられません。)


 去年の写真ですみません。カメラが使えない状態なので、未掲載だった写真の整理にかかっています。





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キツネノマゴ

2009-09-09 11:16:03 | 野の花・秋





 キツネノマゴ(キツネノマゴ科・9月9日撮影)

 高さ10~40センチ。どこにでも普通に見られる雑草ですが、我が家の近辺には意外に少ない。自宅の庭以外であまり見た記憶がありません。

 茎が四角なのでシソ科と間違えていました。ゴマノハグサ科にも茎が四角のものが多いのですね。花はよく見るときれいですが大きさが1センチも無いので、全体の印象は地味です。上唇の先に茶色っぽい丸いものが見えているのが2本の雄しべ。名前が可愛いので由来を知りたいところですが、全く不明のようです。





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