草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

タネツケバナ咲きそろう

2020-03-15 00:48:48 | 野の花・春



   ちょっと油断していたら庭の隅にタネツケバナのお花畑ができていました。
   全身みずみずしい緑色で、春の息吹を感じさせ・・・なんて言ってる間に無数の種をつけて
   ぱっちんぱちぱちと種を飛ばす音を聞かせ、来年は一面タネツケバナだらけ・・・になるのが目に見えているので
   全部抜く。
   毎年草引きに悩まされていると情け容赦もなくなってきます。
   それにしても早すぎる。籾を水に漬けて田植えの準備を始めるころに咲くから“タネツケバナ”のはずなのに
   まだ3月の前半ですよ?今年も暑くなりそう。

   コロナウィルスで何もかも取りやめで、お出かけ好きのつれあいはストレスがたまっているようです。
   イライラしてもしょうがないのにイライラするとか言ってますが、
   もともと引きこもり生活の私はいつも通りで、何ということもありません。
   
   とは言え、いつだったかな、
   スーパーに行った時にトイレットペーパー不足が騒ぎになる直前のところに出会いました。
   居合わせた人の誰も、その時点でデマを聞いていた訳ではなかったのに、
   カラッポの棚に異常を感じて「何か起こってるのか?」「何があったんや!?」と
   人だかりができ、不安に駆られた人が周囲の商品まで手に取り始めて棚のカラッポが広がって行き
   ますます異様な雰囲気になっていく。
   ははあ、こういうことかと。

   普段から防災用にいくらかストックしてあるのでうちは慌てなくていいんですが、
   ウィルスの話が出始めた最初のころに、マスクもうひと箱買っておこうかという考えを
   いやいやそれをするから物不足が起こるんだ、と踏みとどまるのは少々エネルギーがいりましたね。

   いつでも物が手に入る。お店の棚はいつだって物で一杯。
   生活に必要なものを自分で作ることなく、全部お店で手に入れる。
   そういう生活になりきってますね、私も・・・。
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャガ ようやく咲きました

2017-04-28 22:42:06 | 野の花・春
     
            シャガ(アヤメ科・4月27日撮影)


   5,6年前、実家からもらってきて植えたシャガが、今年初めてようやく咲きました。
 
   丈夫さには定評があり、山に行けば日陰の斜面を埋めつくすように咲いているシャガなのに、

   我が家の土がよほどお気に召さないのか、夏の日差しがきつすぎるのかと気をもんでいました。

   
   今年やっと二本ばかり咲いたと思っていたらあちらからこちらから花茎が伸びてきてあっという間に花盛りです。

   こうなればなったで、のさばりすぎが気になりだすのですが


     
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アケビの雌花雄花

2017-04-24 16:35:56 | 野の花・春
         
           アケビの雌花雄花(2017年4月22日撮影)


 

   いつも見ていたところにはなぜかアケビの雌花がなくて雄花ばっかりだったのですが、

   氏神様の森でようやく雌花を見つけました。

   向かって右のピンクの花が雌花。向かって左に並ぶ白っぽい小さめの花が雄花です。

   こうして見ると花の大きさからして違うんですね。




        


   3月20日、長年散歩につきあってくれたシェルティが死んじゃいまして。

   16歳と7か月でした。

   2年半前から腎臓が悪かったのによく頑張ってくれたと思います。

   い~っぱい散歩したよね。でももっともっと一緒に歩きたかったな。


      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カスマグサふたたび

2014-05-06 17:09:17 | 野の花・春

 カスマグサ(マメ科)


 2009.5.10 にも載せたカスマグサ。


 カラスノエンドウより小さく、スズメノエンドウより大きく、

 その間だからカスマグサ。

 せっかく可愛いんだからもっとオリジナルな名前をつけてほしかった。


 今回また載せたのは、この辺りではわりと珍しかったはずのカスマグサが、今年はわんさか生えてるので。

 それも我が家の離れの南側、去年スズメノエンドウでいっぱいだった荒れ地に。

 どこから来たの⁉ いつすり替わったの⁉ 去年どっさり種を落としたはずのスズメノエンドウはなぜ消えたの⁉

 謎です


 我が家だけでなく、今年はあちこちの溝のそばなどにカラスノエンドウ、スズメノエンドウに混じって進出。

 二つ並んでうつむいて、こんなにしおらしく見えるのに、う~む強い!





 並んだハート型がなんとも可愛い


 豆果も仲良く二つ並んで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日の中のミツバアケビ

2012-04-29 12:57:00 | 野の花・春



 ミツバアケビ(アケビ科・4月29日撮影)

 
 
 新緑の中、元来地味なミツバアケビの花が、朝日を浴びて鮮やかに赤く輝いていました。

 朝のプレゼントをもらった気分。





   『風の王国』第1巻公開中
  
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イヌガラシ

2011-06-06 23:20:25 | 野の花・春



 イヌガラシ(アブラナ科・6月5日撮影)


 とてもきれいな園芸種の花と、あんまりさえない野生の花と。

 写真に撮りたいのはどっちかと言えば後者の方です。


 イヌガラシは、ゴミの捨てられたような道端の汚い湿地などでよく見るのであまりよい印象が無いのですが、

 本人?の責任ではなし、もっと感じのいい場所にももちろん生えます。

 四方に伸びた長い実が面白い。

 この実にあまり辛味がなく、食用にならないのがイヌガラシの名の起こりのようです。




 




   漫画『風の王国』第1巻公開中
   

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオスゲ

2011-05-26 17:51:52 | 野の花・春



 アオスゲ(カヤツリグサ科・5月8日撮影)


 毎日犬と歩く、広くもない村のおなじみの散歩道。

 なのに毎年「あれ、こんなの初めて見る」と思うものに出会うから面白い。

 本当に初めてなのか、見落としていたのか分かりませんが。

 中学校のフェンスの裏の、日当たりのいい空き地に一面に生えていました。

 コンクリートで仕切られているので見た目より湿気があるのかもしれません。

 一本の茎の先に違う形の2種類の穂がセットで付いています。

 先端に飛び出しているのが雄花、その下についているのが雌花。

 形に特徴があるので、カヤツリグサの仲間にしては簡単に名前が分かりました。





 漫画『風の王国』第1巻公開中
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒエガエリ

2011-05-25 23:16:19 | 野の花・春



 ヒエガエリ(イネ科・5月15日撮影)


 イネ科はほんとに苦手です。

 写真が撮りにくく、やっと撮れてもなかなか名前が分かりません。

 このヒエガエリも苦労しましたが、分かってみればイネ科の中では見分けやすい方でした。

 水田や湿地など割合湿潤なところによく見られます。

 小穂がごく細いので、穂が出てきた初めのころは、柔らかくてふさふさした動物の尻尾のような感じです。

 その後、上のほうからだんだん穂が開いてきます。

 明るい緑色の穂の上のほうが紫色を帯びてボカシになるので、イネ科にしては華やかな印象です。

 

 上のほうから穂が開いてきます。






   漫画『風の王国』第1巻公開中
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハルジョオン

2011-05-22 00:45:58 | 野の花・春

 ハルジョオン(キク科・5月4日撮影)


 ハルジョオンのほのかなピンク色は快晴の光の中では白く飛んでしまい、ボツ写真の山。

 シャッターを押すだけの腕では、色の濃い固体を見つけて高曇りの日を待つしかありません。

 色の濃さにはかなりの個体差があるようで、ほとんど白に見えてヒメジョオンと見分けの付かないものもあります。

 つぼみがうなだれている、茎が中空である、葉の基部が茎を抱く、舌状花に冠毛がある、

 などの違いはあるようですが、どっちともつかないものがあって、迷わされます。

 茎を折って中が中空か髄で詰まっているかを見るのが一番確かなんでしょうか。

 花期はハルジョオンは春、ヒメジョオンは夏から秋。

 全体としてはハルジョオンの方が花が大きく、舌状花は細くたくさんついて、華やかな感じがします。

 












   漫画『風の王国』第1巻公開中
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメツブツメクサ

2011-05-19 19:33:05 | 野の花・春


 葉
 

 花 
 コメツブツメクサ(マメ科・5月15日撮影)


 長い間コメツブウマゴヤシだと思っていたものが実はコメツブツメクサだったことにようやく気がつきました。

 昔使っていた牧野図鑑を見るとコメツブツメクサが載っていません。

 なので、一見似て見える・・・・ウマゴヤシを「これだ!」と思ってしまったのでしょう。

 どちらも帰化植物ですが・・・・ツメクサの方が新参者なんでしょうか。

 ・・・・ツメクサはシャジクソウ属、・・・・ウマゴヤシはウマゴヤシ属。

 一度見分けてしまえば間違えようが無いそうですが、図鑑や写真で見る限りではなかなかまぎらわしい。


 
 結局一番分かりやすいのは花のあとの姿のようです。

 コメツブウマゴヤシは咲き終えた花は散ってしまって、種ができたときには花殻は残っていませんが

 コメツブツメクサの花は白っぽく枯れてゆきながら残り、この花の中に種ができます。

 黄色い盛りの花の下の方に枯れかけの花が付いているのがコメツブツメクサです。


 しおれかけの花






   漫画『風の王国』第1巻公開中
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする