草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

ブッダガヤの少女たちの刺繍展

2010-08-28 12:26:32 | お知らせ



   友人が久しぶりに開く、インドの少女たちの刺繍と、自作のろうけつ染めの作品展です。
   「もうこれが最後」と聞いてから何年経つやら(笑)
   8歳から通っていた少女が10年経って“15歳の”美しい女性になった、というあたり、すでに悟りの世界。
   インドからは抜けられないようです。
   お気が向きましたらお越しください。

メマツヨイグサ

2010-08-26 12:56:01 | 野の花・夏



 メマツヨイグサ(アカバナ科・8月6日撮影)

 私の頭の中でマツヨイグサの類は「マツヨイグサ?=宵待ち草?=月見草?」と混乱していて、さらにアレチマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、等々いろいろあるらしいのが整理できてなくて、あいまいなままで放ってありました。

 まず、月見草は同じアカバナ科でも花は白花。園芸植物として輸入されたものの、弱かったため野生化せず、現在ではほとんど見られないとのこと。太宰治が『富嶽百景』に「富士には月見草が良く似合う」と書いたのは実は黄色のオオマツヨイグサのことらしいです。

 宵待ち草の名は竹久夢二の「待てど暮らせど来ぬ人を宵待ち草のやるせなさ・・・」の『宵待ち草の歌』から出たようですね。その方が語呂がいいから言い換えたのでしょうか。正式名は待宵草で、夜咲いて朝しぼむところからついた名です。

 さて、その待宵草の仲間がオオマツヨイグサ、マツヨイグサ、コマツヨイグサ・・・とあるなかで、散歩道の道端で撮ったこの花は、しぼんだ花があまり赤くならず茎の毛の基が赤くないメマツヨイグサのようです。メマツヨイグサの中で花弁の間が空いたものをアレチマツヨイグサと言います。写真の花は花弁の間が空いてませんが、生えている場所から言うとアレチ・・・がぴったり・・・。










   『風の王国』第一巻公開中。
   

サネカズラの花

2010-08-21 14:14:29 | 野の花・夏

 サネカズラの花(モクレン科・8月18日撮影)

 サネカズラの実はよく目立つので、秋に何度も写真を撮りましたが、花を見たのは初めてです。この写真で下に見える真ん中の赤いのが雄花、右上に見える緑色の球が、花弁やがくの落ちた後の雌花のようです。雌雄異株、時には同株とのことで、これはたまたま雌雄同種の株だったようです。翌日通ったら、雄花の花弁も落ちてしまっていました。地味だし小さいしすぐ散るし、ということで今まで目に付かなかったのかもしれません。