草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

コスズメガヤ

2009-08-31 11:37:53 | 野の花・夏



 コスズメガヤ(イネ科・6月27日撮影)

 写真が不鮮明なせいもあって、いくら調べてもこれがスズメガヤかコスズメガヤか断定できません。サイズや姿から言ってコ・・・の方だと思うのですが、はっきりした根拠が示せません。

 ただ、スズメガヤは京都府では準絶滅危惧種に指定されていて、このあたりには無いことになっていますが、コレは何ヶ所かの空き地で普通に見かけます。
 またドライフラワーのネット販売で“ドライフラワーのボリュームアップに”とスズメガヤの押し花パック24本400円というのがありました。その“スズメガヤ”がここで問題のスズメガヤだとすると(あるところにはいくらでもあるみたいです)、24本束ねてもあんまりボリュームアップに役立ちそうにないコレは、やっぱりコスズメガヤの方?

 と、状況証拠の積み重ねで、コスズメガヤの方にしておきます。間違ってましたらコメントください。

 







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メヒシバ・オヒシバ

2009-08-29 11:46:08 | 野の花・夏



 メヒシバ(イネ科・6月27日撮影)

 イネ科の雑草の仲でも代表的なのがこのメヒシバ。名前のとおり、オヒシバに比べてやさしい姿ですが、節から根を出して空き地を覆い、ゴルフ場などでも厄介な雑草になっているようです。
 いくらむしっても無くならないので子供の遊び相手にはもってこい。花穂を一本ずつ、ちぎらない様に根元に向かってそっと引くと、細い花穂がふらふらと下がって“ びらびらかんざし”の出来上がり。全部をびらびらにしたり、半分をお花の形に結んだり、思いつくままにデザインして遊んだものです。







 オヒシバ(イネ科・7月6日撮影)

 オヒシバは茎も花穂も太く、メヒシバよりずっといかつい感じです。根元は株立ち。節から根を下ろしたりはしません。メヒシバより踏まれることに強いようで、庭の通り道にもどんどん生えてきます。
 これも身近にいくらでもあるので遊び相手にしたかったのですが、愛想の無いやつで、どうにもなりませんでした。






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ボタンクサギ

2009-08-28 13:19:10 | 野の花・夏





 ボタンクサギ(クマツヅラ科・7月3日撮影)

 中国原産で観賞用に植えられる木です。花は美しいけれどなんとなく垢抜けない印象。繁殖力が旺盛で、こぼれた種から庭のあちこちに広がって野生化し、始末に困ることもあるようです。写真に撮ったものもたぶんそんなケース。撮影は7月始めですが、意外に花期も長いのか、今でもちらほら咲いています。クサギの仲間で茎や葉を傷つけると臭気があり、逆に花は芳香がある、とのことですが、どちらもそんなに匂いませんでした。




   
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ホナガイヌビユ

2009-08-26 12:20:47 | 野の花・夏





 ホナガイヌビユ(ヒユ科・上2枚は6月21日、3枚目は8月9日撮影)

 はじめイヌビユかと思いましたが、葉の先があまり凹まず、茎が全く緑色ということで、ホナガイヌビユのほうですね。熱帯アメリカ原産。このあたりではまだイヌビユを見たことが無く、ホナガ・・・の方ばかりです。穂が長く伸びるとだんだん傾いて、3枚目の写真のような姿になってきます。


 長いことお休みしていました。デジカメをメモリごと紛失。やっと見つけたのをしばらく家を留守にする息子に渡してしまったので、当分写真が撮れません。この機会に未整理の写真を何とかすればいいんですが、名前が分からない、写真の出来が悪い、あまりに地味で見て楽しくない等々、未整理で残るには残るだけの理由のあるものばかりで、はかどりません。





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朝の空

2009-08-12 08:50:27 | 自然現象


 どうということの無い空なんですが、雨がよく降ったせいか特別澄んでいるような気がします。空気のきれいなところならいつもこうでしょうか。でもすみません、これは今日の空ではなくて、7日に撮った写真を今日開いてみたものです。
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クルマバザクロソウ

2009-08-12 08:26:53 | 野の花・夏



 クルマバザクロソウ(ツルナ科・8月7日撮影)

 ザクロに似た葉が車輪状につくのでこの名があります。熱帯アメリカ原産。“江戸時代の末、新潟の海岸に来たのが初め”と、牧野図鑑にあります。この名をつけたのも牧野氏。
 写真に撮ったのは別の場所ですが、村のお墓の砂地ににたくさん生えています。低く横にはって、ほうっておくと直径30センチ、あるいはそれ以上に広がり、墓地の地面を一面の緑で覆います。いくらでも生えてくるので厄介な雑草のようですが、枝から根を出すことが無いので根元で抜くと(簡単に抜けます)径30センチがきれ~いに砂地になる。してみると生やしておいたほうが他のもっと手間のかかる雑草が防げるのか、でもこれ自体やっぱり雑草で、だらしなくみられるし・・・悩ましいところです。
 花は小さく、地味ですが、拡大してみると美しい。






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第4巻途中経過

2009-08-10 12:30:17 | お知らせ




 前回ペン入れが済んだところでお見せしたシーンの完成図を掲載しようと思ったのですが、何度やってもスキャンの途中でパソコンがダウン。よく分からないんですが、息も絶え絶えのパソコンにはデータが重過ぎるようです。仕方ないのでなるべく軽そうなページを恐る恐るスキャン。これでは“ベルセルク”なんか、絶対スキャンできませんね。

 残りのページ数に1ページにかかる日数をかけたらあと1年かかる計算に・・・。これでは自分で決めた締め切りにとても間に合わない!なんとかしなければ・・・って、どうすればいいんでしょう?別に誰が待ってるわけでなし、何年かかっても構わないようなものですが、自分の決めた締め切りは守りたい・・・。

 ホームページもほったらかしで、トップページを編集しなおしたり、リンク集をつけたり、計画はしてたんですが・・・。





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ミソハギ

2009-08-05 23:11:28 | 野の花・夏







 ミソハギ(ミソハギ科・7月17日撮影)

 お盆のお供えの花にするので栽培もされますが、湿地や溝の中に自生する多年生の草です。花の房を水に浸して精霊棚にふりかけたりするのでショウリョウバナ、ボンバナ(盆花)などとも言われるそうです。我が家でもお盆のお供えに欠かせない花ですが、水をかける風習は伝わっていません。
 下記のホームページにミソハギの雌しべと雄しべの長さについて、3種類あるという考察が出ています。写真もきれいなのでよろしければご覧ください。私の写真はいささか(かなり?)ピントがぼけているので、この3種類のどれなのか、拡大してみても残念ながら分かりませんでした。
   
   http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/28misohagi.htm 
 







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エノキグサ

2009-08-04 23:27:45 | 野の花・夏





 エノキグサ(トウダイグサ科・6月21日撮影)

 道端や畑の脇に普通。葉の形や葉脈がエノキの葉に似ているのでエノキグサの名があります。茎と葉だけだと実に愛想の無い感じがします。褐色の穂になっているのが雄花、その下で半分葉に包まれたようになっているのが雌花。雌花を包む葉がお百姓さんの編み笠に似ていることから別名をアミガサソウと言います。こちらのほうが風情がありますね。







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ハナヌカススキ

2009-08-02 12:17:54 | 野の花・春





 ハナヌカススキ(イネ科・ヌカススキ属・5月16日撮影)

 未使用画像のフォルダにイネ科の写真が溜まっていきます。こまかく、細くて、わずかな風に揺れ、ピントが合わせにくい。撮れていても背景にまぎれてしまう。なんとか使える写真が撮れても名前が同定できない。頭痛のタネです。

 これも2年越しで気になっていたもの。どうやらハナヌカススキですね。よく似たヌカススキはノギが二本ですが、これは一本なのでハナヌカススキで間違いないと思います。

 春、やや湿ったコケの間から針のように細い繊細な葉が伸びてきます。株が横に張らないので、つまんで真上に引っ張るとすっと抜けて気持ちが良い。ちょっとやみつきになってもう一本もう一本とハマってしまいますが、コケにすだれを乗せたように生えている針のような株を一本ずつ抜くしか手がないというのは、かなり気の遠くなる話で、そこではじめてこいつは手強いと気付くわけです。

 いいかげんあきらめた頃に繊細な穂が出て微細な小穂がつきます。新鮮な緑をバックにした白い穂はイネ科には珍しく素直に“きれい!”と思える姿で、山のようなピンボケ写真を撮らせるわけです。





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