草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

長谷川等伯展

2010-04-28 20:42:27 | お知らせ
                  

 京都国立博物館で開催中の長谷川等伯展、行って来ました。連休に入ってしまったら大変な混雑だろうからその前に・・・と思った人がたくさんいて(笑)1時過ぎに着いたところが2時間20分待ち!!
 
 行列は大嫌いなんですが、お天気は良し、風はさわやか、新緑がきれいで、必要なら傘も貸してくれるし、思ったほど苦痛じゃありませんでした。(昨日雨風の中を並んだ人は大変だったでしょう。)

 ただ、この様子では中に入っても「止まらないでください!」と、チューブの練り歯磨きのように押し出されてしまうんじゃないか?「2時間並んで観るのは20分や!」とか言いながら出て来る人もいるし・・・?

 実際には1時間半で入れました。だいぶサバ読んでますね。入ってみれば中は自由で、人気のある展示としては普通の混み方。せきたてられることもなく、私は1時間半、ゆっくり見て歩きました。これくらいの環境を確保するために入場制限して並ばせてるんですね。作品と向き合ってひとり思いにふけるというわけにはいきませんが、やむを得ないと思いました。ゆっくり作品に向き合いたければ一点一点訪ね歩くしかないのでしょう。

 有名な松林図の向いに弟子が描いたらしい月夜松林図が展示してありましたが。「こうだ!」と確信に満ちて描いた絵と「こうかな・・・?」と探りながら描いた絵と、・・・大変な違いがあるものですねぇ。