
ノブドウ(ブドウ科)
7月16日に撮ったこの写真、ノブドウだと思うんです。

こんな風に色づきましたし。
この色とりどりの実は虫が中に入った虫こぶ(虫えい)の色なんだそうで、食べられません。
ところで私はノブドウと言うとこんな葉っぱかと思ってたんですよ。

上のがノブドウだったらこれは違うだろ?という感じなんですが、どうもこれもノブドウらしい。生えるときの条件の違いなどでものすごく変化するらしいんです。よそのお宅の庭の隅に生えていて、これもノブドウであるようなないような、実を見ればわかるかな、と思ううちに刈り取られてしまったのがあったんですが、この両方の中間みたいな感じだった、じゃああれもノブドウだったか?
惑わされますねぇ。どれもノブドウ以外の何物でもないからノブドウだと思うんですが。

ヤブガラシ(=ビンボウガズラ・ブドウ科)
花の写真は7月2日の記事
それに比べてこちらは変異がなくてはっきりしてます。ヤブガラシの実。ろうそくのようなかわいい花から、黒々とした大きな実ができています。

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センニンソウ(キンポウゲ科)
夏の初めからずっと名前が分からなくて気になっていたこの花。
やっと分かりました。センニンソウ(仙人草)。図鑑を見ていても気がつかないのは“羽状複葉”と書いてあっても小葉と小葉の間が空いていて一見そうは見えないこと。花のつきようも図鑑で見るよりずっとまばらで、とにかく全体に間延びしていて図鑑の絵のイメージと違うんです。
でもなんだか何かに似ているぞ似ているぞと思っていたら、クレマチスの仲間なんですね。そう言えば手前にピンボケになりながら写っている風車のような実に見覚えがあります。風車の羽根の開いたところを撮ってみたい。また犬と行ってみましょう。

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カラスウリの雌花
私、ほんとにマァうっかりしてまして、カラスウリに雌花と雄花があることにやっと気がつきました。図鑑にちゃんと雌雄異株と書いてあるのに。

7月29日と8月1日に投稿した写真はどれも雄花でした。次々咲くのに瓜ができないので、なんで?と思ってました。これが雌花で、子房が付いているのが分かります。雄花に比べてずっと地味で実用的な感じです。写真で見てわかるように、雄花はつぼみが房のようについて一輪づつ咲いて行きますが、雌花のつぼみは単独です。
我が家では犬小屋の日よけの上に広がっているのは雄株で、裏の畑に広がっているのが雌株でした。雄花を撮っている時、スズメガのような大きな蛾が飛んできてびっくりしたのですが、そういうものが雄株と雌株の間を取り持っているんでしょう。

花は萎れて子房が膨らみかけます。

これがほぼ実物大。色づくのが楽しみです。

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雑草の茂みの中に薄紫の花が。
プラスチックめいた質感が珍しいこの花は何?とよく見ると・・・。

あれれ、茎が3本? いや、茎みたいに細長い豆です。なんだ、十八ササゲじゃないですか。

十八ササゲ、ところによっては十六ササゲと言うようです。いずれにしてもさやの中の豆がたくさん並んでいるところから名前がついたとか。畑に植えてあったのが脱走して生えているみたいです。

八百屋さんで買ってきた十八ササゲ。
我が家ではお盆のお供えに欠かせません。仏壇に供えるのとは別に、今日・・・いやもう昨日ですね・・・の晩御飯に十八ササゲと茄のお浸しを作ってお供えし、家族も食べます。このお浸しをなぜか“七色のおあい”と呼びます。どういう意味でしょう?
実家では見たことがなくて、ここへ来て初めて知りました。最初は食べ物だとは思えず、こんなもの食べるのは何かの間違いじゃないかと思いました。
みずみずしさがなくて、大して美味しいものではありませんが、年に1度しか食べないと思えばそれなりに美味しい、という程度です(笑)

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この間は雨に濡れたカラスウリをお見せしましたがあの時は花の開いてゆくところを見損ねて、開きかけのつぼみから開ききったところへ飛んでいました。あのレースのような花がどんなふうに開いてゆくのか見届けたかったので、今日もう一度カラスウリに挑戦。

今日はこの花を追いかけましょう。
別の花ですが、正面から見るとこんなです。

19時13分
19時16分

19時17分
19時18分

これも19時18分台
19時19分

19時20分開き切りました

これからあっという間にそっくり返っていきます。後の姿は先日の記事でごらんください。
花の表面はビロードのようになっています。ここに水滴が付くとあの写真になるわけです。
開くスピードは肉眼で動きが見えるか見えないかのすれすれ位です。右下に伸びるレースのからまりがほぐれたときはパサっと一瞬で広がるのが見えました。
写真を整理しにかかってから、同じことなら同じ時間間隔で撮るべきだったとかカメラの位置も固定しておくべきだったとかいろんなことに気がつきました。あれこれ用をしながらではやはり気が回りません。記録としては中途半端でしたね。

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今日はこの花を追いかけましょう。


19時13分

19時16分

19時17分

19時18分

これも19時18分台

19時19分

19時20分開き切りました

これからあっという間にそっくり返っていきます。後の姿は先日の記事でごらんください。
花の表面はビロードのようになっています。ここに水滴が付くとあの写真になるわけです。
開くスピードは肉眼で動きが見えるか見えないかのすれすれ位です。右下に伸びるレースのからまりがほぐれたときはパサっと一瞬で広がるのが見えました。
写真を整理しにかかってから、同じことなら同じ時間間隔で撮るべきだったとかカメラの位置も固定しておくべきだったとかいろんなことに気がつきました。あれこれ用をしながらではやはり気が回りません。記録としては中途半端でしたね。

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カラスウリの花
暑さにグッタリの皆さんにプレゼントしたいなと狙っていたカラスウリの花の写真。何度も失敗してやっとお見せできるようなものが撮れました。私からのプレゼントと言うより夕立からのプレゼントです。
闇の中で一時間ほどで開き、あっという間にそっくり返り、朝にはしぼんでしまうので、タイミングが難しい。ず~っと粘ってればいいんですけど、夕方の忙しい時間「やっとられんわ」って感じで。台所と庭を行ったり来たり、走り回ってこんなもの写してる物好きは私くらい?(笑)
一日で撮ったものではないので同じ花ではありません。昨日は久しぶりの雨で庭が潤って、早めに暗くなったのでいい条件でした。暗さに応じて開くのかな?ではごらんください。

昼間のつぼみです。

夕方、薄闇に包まれる頃に咲き始めます。

暗闇の中でみるみる開花!
全体がしおれているときにはこんなに元気に開かないように思います。夕立のおかげですね。

バレリーナがアラベスクをしているみたい。
この姿で夜を過します。

朝日が昇る頃にはしぼんでしまいます。まさに一夜の夢。

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