壁屋の十勝情報

出来るだけ十勝(帯広)情報を提供しようと思っています。北海道のなかでも北海道らしい十勝地方を知って!!

神住む山々 ・・・日高山脈・・・

2008-01-29 21:00:11 | 十勝情報
 北海道の背骨であり、北海道十勝の気候すら影響を与えているのが、『日高山脈』です。
 十勝に住んでいる人にはお馴染みの山々であり、その姿は、比喩的な表現ですけど、『神様が住んでいるのかも・・』と思えるほど、神々しいものがあると、私メ個人としては思っています。



 十勝の風景写真を撮っていると、少なからず出てくるのが『日高山脈』で、それだけ、平坦な十勝平野からいきなり山々が聳え立っているから、その様な風景になります。

【日高山脈 Googleマップ】

 Googleマップを開いて見てもらうと分かると思いますが、幌尻岳、カムイエクウチカウシ山を中心として、南北に連なる連山を、『日高山脈』と呼んでいて、これが全て、『日高山脈襟裳国定公園』となります。


 実際、この日高山脈について色々と紹介したいとは思っているのですけど、現実的にはムリです。
 『国定公園』だから・・・ではありません。

 とにかく、日本に残っている多分、最後の秘境???
 砕いて書けば、日本で一番人の手が加えられていない原始郷であり、登山道も少なく、また、登山をするにしても、氷河期時代の造られたカール地形が人間の入山を拒んでいます。。

 先に書いた、『カムイエクウチカウシ山』ですが、アイヌ語を直訳すると、カムイ・エクチカ・ウシ・イ=神が・岩崖を踏み外して下へ落ちる・よくする・所・・・・・となるけど、神様を崇拝していたアイヌの方々が、『神が落ちる』とは呼ばないはずなので、『カムイ』を『熊』と訳して、『熊も転げ落ちるほどの切り立った山』と訳すのが正しいと思います。

 それだけ、険しい山々であり、動植物の宝庫でもあります。



 普通一般の人間が行ける山脈の中は、『札内川ダム』です。
 携帯電話は全然つながりません。
 雪が降れば閉鎖されます。
 ヒグマがダム近辺まで降りてくるのは、『札内川ダム』の中でも書いています。。。


 もしかしたら・・・というか、多分なのですけど、、将来的には『世界遺産』に登録されると思います。
 現在では、『候補』の一つですが、ここでしか見られない高山植物も確認されていますし、、、、人が入れないのが最大のアピールポイントになるでしょう


 なんとか・・・無い知恵を振り絞って、『日高山脈』を紹介していこうと・・・・・・・・思っているだけです


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