壁屋の十勝情報

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十勝沖地震

2006-09-26 18:55:28 | 十勝情報
 十勝沖地震について、珍しく 真面目な投稿をします。。。


 今から3年前の、2003年9月26日 午前4時50分『2003年十勝沖地震』が発生しました。

 十勝では、鹿追町、幕別町、豊頃町、忠類村(現幕別町)が、最大震度6弱を記録し、帯広市でも、震度5強の大地震が起きました。
 震源地は(北緯41度46分、東経144度04分)で、マグニチュード(M)8.3です。


 十勝沖地震について、少し解説します。

 震源地ですが、十勝沖の海底で、約60年周期で大地震を起こす震源地帯です。
 毎年のように地震を発生させる震源地ですが、特に大きい地震の際には、多数発生場所であることで、年を付加した形で、『XXXX年十勝沖地震』と呼ぶようになっています。

 近年では、1957年、1968年、そして、2003年に大地震を起こしています。


 2003年十勝沖地震での被害ですが、死者1名、負傷者849名住宅全壊116棟、半壊368棟です。
 この地震での死者1名というのは、津波の被害で、過去十年をみても最大の津波、255cmの津波が発生して、それに呑み込まれた方が、お亡くなりになっています。

 この地震で、最大の被害を受けたのは、釧路市だと思います。
 十勝の海岸でも多数発生しましたが、『液状化現象』が発生し、港湾設備及び道路が寸断されました。
 コンクリートの港設備が壊れ、アスファルト道路が、クニャグニャになった映像を見た方も多いと思います。


 朝の早い時期に発生した地震の為、を使っている人が少なかった為、火災はほぼ起きませんでしたが、苫小牧の石油タンクが、共振現象のスロッシングで火災を起こしていた映像も全国に流されましたので、見たことがあると思います。


 3年経ちましたが、現在でも、浦河町近辺に行くと、地震の時の被害の傷がまだ残っています。


 十勝に住んでいると、地震は慣れっこになっている節があります。
 事実、帯広市の最大震度は5強でしたが、パニックになることもなく、普通に仕事をしていました。
 我が家も、テレビが動いたり、食器棚が倒れたりしましたが、特に慌てる事もなく、後片付けをして、いつも通りの生活・・・・

 まあ、防災対策をしておくという意識は高いと思いますが、慣れすぎ? と思えるほどです。



  この写真は、今日(9/26)行われた、とある建築会社が行った、防災訓練の写真です。
 無線式の重機を実際に動かしています。
 災害が起きて、人間が入れないような場所で使用されます。


  災害用簡易トイレですね・・・・・解説はいいか・・

 災害は起きないことに越したことはないですが、実際には、何時起きてもおかしくない状態だと思っています。

 非常食は用意してますか?
 水の確保はしていますか?
 避難場所は覚えていますか?
 家族が集まる場所を教えてありますか?

 起きてからでは遅いので、自らの身は自らで守らないといけませんよ

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 どひゃ~~~、、、、真面目投稿すぎたか~~~
 でもね。。。本当に怖いんだよ。。。地震は


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