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USJ、9月にも再上場へ 時価総額は数千億円規模に

2015年05月28日 05時20分59秒 | 経済
 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)を運営するユー・エス・ジェイ(大阪市)は、東京証券取引所に株式の再上場を申請した。東証の承認を得て、早ければ9月にも上場する見通しだ。株式の時価総額は数千億円規模になるとみられ、今年の新規上場案件としては今秋に上場予定の日本郵政グループに次ぐ規模になりそうだ。




USJは14年度の入場者数が過去最高を記録した(大阪市)

 同社は2007年に東証マザーズに上場したが、業績不振を背景に筆頭株主だったゴールドマン・サックス系の投資ファンドがTOB(株式公開買い付け)を実施し、09年に上場廃止になった。現在もゴールドマン・サックス系ファンドが発行済み株式の大半を保有するとみられる。

 上場廃止後はアトラクションの新設などで集客をテコ入れした。14年7月には450億円を投じた映画「ハリー・ポッター」のエリアが開業し、14年度の入場者数は1270万人と開業初年度以来、13年ぶりに過去最高になった。14年3月期の売上高は前の期比17%増の959億円となり、経常利益は48%増の239億円と過去最高だ。

 今後も投資計画が相次ぐ。来春の開業を目指し、映画「ジュラシック・パーク」のエリアに約100億円を投じてジェットコースター型のアトラクションを建設中だ。沖縄県北部を候補地の軸に自然をテーマにした大規模なテーマパークの建設を計画していることも明らかになっている。

 USJは株式の上場で資金の調達手段を多様化し、増加が見込まれる投資資金を確保する。株主であるファンド側は新規上場に伴う株の売り出しで、これまでの投資資金を回収する。

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