内閣府が20日発表した国民経済計算によると、2021年末時点で国や企業、個人などが保有する土地・建物、株式といった「国民資産」の残高は前年比4・6%増の1京2445兆円で過去最高を更新した。1京円は1兆円の1万倍。海外に持つ証券などの「対外証券投資」の残高が円安で膨らんだ。
国民資産から負債を差し引いた「国富」(国全体の富=正味資産)は4・7%増の3858兆円で、比較可能な1994年以降、最高となった。対外純資産は15・7%増の413兆円だった。
金融資産は5・0%増の8999兆円。土地や建物などの非金融資産は3・6%増の3445兆円だった。
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