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第二十一話 四番 「タメロー。」

2014年05月24日 06時50分44秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十一話 四番。


   「タメロー。」


 ためぞうは、学校にいます。

 まずは朝錬の片付けの手伝いです。

 特に部員でもなんでもないのですが、
 ちょこちょこ顔を出しているうちに、

 なんとなく手伝うようになっていました。

 朝錬の終わったグラウンドを、少し間借りして、
 朝のホームルームの時間まで、
 自主トレです。

 部員さんの何人かは、
 ためぞうに、スイングの指導と、
 キャッチボールに付き合ってくれています、

 いい人たちです。

部員Aさん「ためぞーさんは、部活やらないっすか?」

ためぞう「やってて、楽しいです。

     ですが、スケジュールの関係で。^^:

     空いてる時でいいんで、よかったら、
     ご指導よろしくお願いします。」

部員B君「ウチは地区予選がギリギリなんだけど、
     好きでやってる連中ばっかだから、
     いつでも歓迎だよ。」

 ためぞうのスイングは、
 ヘッドスピードが違いました。

 荒削りですが、当たると場外まで飛んでいきます。

 ベースランニングも俊足で、50mを5秒台で駆け抜けます。

 守備は、経験ないのでザルですが、
 飲み込みが予想以上によく、
 何より、スタミナが強力です。

 そこにマネージャーさんが、
 冷えた麦茶のヤカンを抱えてやってきます。

マネージャーの子「即戦力級じゃないですか、
         部長もそう思わないですか?」

 ためぞうの後ろのベンチで、
 麦茶片手に、部長さんはいいます。

部長さん「野球を愛する者に、
     部員か、そうでないかは、
     重要ではないんじゃないかな。

     麦茶、ありがとね。」

 マネージャーさんは、ペコリとお辞儀をして、
 チャイムに間に合うように、
 更衣室へと向かいました。

 部長さんは、部員さんたち(+ためぞう)に言います。

部長さん「続きは、放課後にしよう。」

 スポーツマンたちは、いい汗をタオルで拭います。

 新発売の芳香カプセル入りの、
 ふんわり仕上げのタオルは、

 結構な時間、ほんのりとした良い香りを届けてくれます。

 ためぞうも、タオルを借りました。


 チャイムがなる頃には、
 ためぞうは、3年J組の教室にいます。

 学校の方針が、自由参加ですので、
 教室には五割程度の生徒がいます。

 空席は約20になります。

 国語教師のエリナ先生がやってきました。

エリナ先生「教頭先生が寝坊したので、
      点呼は、私が取らせていただきます。」

 エリナ先生は、ノルン姐の近所の出身で、
 ノルウェーから来日している、国語の先生です。

 七ヶ国語を母国語のように使いこなす美人先生で、
 担当は、人事の関係で『国語』のなります。

 複数の言語を瞬時に使い分ける事が出来ますので、
 英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ロシア語などなど、

 担当教諭は、講義を外した時点で、
 エリナ先生に、講師枠を奪われてしまうので、
 皆、熱心です。

ためぞう「新キャラの登場に、焦ってはいけない。

     いくらオレが希薄なうっすらさんになろうとも、
     今のオレには、結構な時間がある!

     閣下は仰られたのだ。

     春は、毎年やってきますと。」

エリナ先生「山本 貯蔵君。」

たまぞう「は、は、はいっ!!」

エリナ先生「ヒゲA君。」

バルマード「はい、先生!」

 エリナ先生は、
 淡々と点呼を続けて行きます。

 全員の名を呼び上げると、
 一礼して、教室を去って行きました。


 今日は、土曜日なので授業は四時限目までです。

 ためぞうは、レオクスさんのお手伝いに行きました。

レオ様「ためぞうくん、いつもありがとう。」

ためぞう「好きでやってるもんでして。」

 レオクスさんは、
 にこりとして、ランチの準備を続けます。

 商業施設棟は、
 土日こそ本番のエリアなので、
 レオクスさんは、月曜日にお休みを取っている事が多いです。

 レオクスさんのお店は、
 リピーターが大半なので、

 土日の仕込みは前日からになります。

 新鮮な食材は、市場が近い上に、
 生鮮食料品フロアでも入手可能ですので、
 手間のかかるものが優先して前日に用意されています。

 お店は、盛況でレオクスさんは安心しています。

 レオクスさんの欠点は、心配性な所でしょう。

 ためぞうは、オーダー順に仕上がったものを、
 次々とテーブルに運び、
 ピッチャーのチェックなども丁寧にやっています。

 ためぞうの担当は、主に日替わり定食の配膳と、
 テーブルの清掃です。

 女子の視線は、レオクスさんに注がれているので、
 ためぞうは、職場関係者やヒゲたちの方に足を運びます。

ためぞう「ガールズサイトさんには、
     自分は背景と心得ておりますので、

     自分の楽園保護の為に、
     暗黙の了解は厳守であります。」

 女子たちと、
 ショコラを食べているエストさんは、
 最近のためぞうに、関心しています。

エストさん「読める男になってきたね、ためさん。

      お互い、歩く道は違えど、
      抱える信念は同じ。

      応援してるよー。」

 エストさんは、女子力を鍛えています。

 単独では、勝利出来ない相手でも、
 仲間たちと手を取り合って、
 勝利を掴み、

 最後に、油アゲをさらう気です。

 きつねうどんのアゲのイメージになります。


 ためぞうは、
 レオクスさんのお店での仕事をこなし終え、
 素振りの練習に、体育館へと向かいます。

 剣道部の方たちが真剣に練習しているので、
 隅の方での訓練です。

 目標は、とりあえず素振り千回ですが、
 むやみに振ってもダメかなと思ったためぞうは、

 少しだけ、剣道部の練習風景を参考のしようと、
 見学の許可をもらいました。

部員さん「自分らので参考になるなら、
     いくらでも見てってくださいっす!」

 ためぞうは見学しています。

 重心の移動と、連動した竹刀の動きを特に見ています。

 ためぞうは、素振りを始めました。

 目標を100回に下げて、
 その分、繊細に取り組む事にします。

 ためぞうの軸は、ほとんどブレません。
 足腰は、日頃から強化されていました。

 精確なストロークで、
 音楽室にあるメトロノームのように、
 竹刀を振り続けます。

 ためぞうは、
 残りは宿題にして、深く一礼して体育館を後にしました。

 学園の帰り道は、
 ゲーセンから始まります。

 土曜日だけあって、
 お休みの学生さんも多いので、
 盛況です。

 セントクラウス学園は、
 土曜の四時限目まで授業をやっていますので、
 制服姿のサフィリアさんを見つけるのは簡単でした。

 私服で学校に通っている、レミーアさんと対戦中なので、
 1ゲーム終了までは、待つことにしました。

 ためぞうが両替に行くと、
 キャッチャーが取れずにムキになってるエストさんがいました。

ためぞう「アレ、欲しいのか?」

エストさん「バネが弱すぎるんじゃい!!」

ためぞう「ちょっと変わってみ。」

 ためぞうはコインを2枚入れて、
 ボタン操作をします。

 あっさり取りました。

エストさん「そんなテクがあるんかい!?」

ためぞう「テコの原理だべ。」

 エストさんは、ためぞうにコイン2枚を渡して、
 笑顔で帰っていきました。

ためぞう「まりもの人形は、緑なのがいいな。」

 サフィリアさんと、レミーアさんのバトルは立ち見が出るほどの盛り上がりです。

 二人とも、脇にコインをかなり高く積んでいます。

 人気筐体を一台占有しているわけですが、
 周りのお客さんは、順番待ちの席を観客席にかえての応援です。

観客A氏「中尉の動き、あれはまさに栄光の再来。」

観客B氏「副長殿のシールドは、簡単には突破出来そうにありませぬ。

     あの高出力ビームカノンにかすっただけでも、
     中尉の機体は大破ですぞ。」

ためぞう「・・・解説、熱いな。」

 挑戦者現る!

観客J氏「あれは、新式の!」

 ゲームは4人までいっしょに遊べます。

 観客さんたちは、息を呑んで見守ります。

 ゲーム画面の、空中戦艦から出撃したのは、
 高難度の操作技術を要する試作機、

 『フォーミュラ F14 オメガストライク』です。

観客A氏「実在していたのか・・・。」

 ためぞうは、
 そろそろエリス姐の
 晩御飯の買出しにいかなければならないので、
 無念ながら、その場をあとにします。

 帰り道の駄菓子屋さんで、
 ペット容器の方のラムネと、
 カード付きのお菓子を2個買って、

 ラムネを飲みながら、
 ポイントデーのスーパーに、
 ご馳走のタイムセールお寿司を買いに行きます。

 そこで、
 ローゼさんとハイン師匠に会います。

ハイン「りんかのヤツ、何処いったんだ。

    お、よう! ためぞう。」

ためぞう「お久しぶりです、我が師。

     閣下は、今日はアフロなんすね・・・。」

ローゼさん「テレビの『ヤングメン 2014』に感激いたしまして、

      手持ちのヤマモトさんのグラサンを磨いて付けて、
      アフロのズラを買ってしまいました。」

ためぞう「もう、誰だかわからなくなってますよ・・・。」

ハイン「オラ、置いてくぞ!」

ためぞう「そういや、
     マイオストは、星になってたな・・・。」

ローゼさん「私がいるということは、
      第二十一話が、終盤であるということは、

      今のためぞうさんには、おわかりですよね?」

ためぞう「心得ております!!」

ローゼさん「急ぎましょう、

      チャンスは、取りこぼしもある貴重なものなのですから。」

 三人は、
 スーパーのタイムセールコーナーへと急ぐのでした。


次回 ためぞうの冒険 第二十二話。


   「エクステッド・レジェンド・ブレイク II !!!」


ためぞう「成長しろよ、セリカさんよ。」

セリカさん「出番、少ないんです!!

      居残り、いやなんです。」

ためぞう「オレに言われても、

     結果は聞かんでわかるやろ。」

セリカさん「閣下に頼んでw」

ためぞう「成分で25%負けてても、

     セリカさん、底力はある方だよね。

     自力でがんばれ。」

セリカさん「居残りですか!」

ためぞう「才能だけで、努力を惜しんだツケじゃよ。」


 ためぞうの 気合い!


 その迫力は、セリカさんさえ驚いた。

セリカさん「すげー、強くなってる!?」

ためぞう「まだ、ワザ持ってねーけどな。」

セリカさん「バーベQは呼んでください。」

ためぞう「・・・レオクス先生に聞いておこう。」

セリカさん「ためぞー、さすが私の見込んだヤツ。

    出来るネ!」

ためぞう「すまん、
     オレ、晩飯担当だから。」

セリカさん「了解っす!

     がんばってね、ためぞー。」



セリカさん「では、

         またですーーー。 ^-^」
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第二十一話 第三章 「マーク III。」

2014年05月23日 09時36分25秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十一話。


第三章 「マーク III」


 ためぞうは、自分でやったことですが、
 周囲に、カードブームが巻き起こってしまいました。

 みな、何かに乾いている中、

 その砂漠の真ん中に、
 一杯のボトルジョッキで、
 水をそっとあげたようなものです。

 こっそり敷いてあった「高密度ポリマー」のおかげで、
 砂漠は緑と化し、

 木々が生い茂る緑の森が生まれます。

 他にもこっそり、水をまいた者がいるようです。


 と、
 これは、ためぞうの夢落ちで続きに戻ります。

ためぞう「・・・いいよーに、使われているな。」

 ためぞーは最近、
 前へ進みたくてしょうがない感じなのですが、

 足元を積み上げてからでないと、
 ダメじゃよ、
 と老賢人に教わったばかりなので、

 地盤作り(バイトとか、お手伝い、掃除、洗濯など)に、
 一層の努力をしています。


 舞台は、まだ魚市場になります。

 ためぞうが行った時には、
 仕事がほとんどなくなっていたので、

 恒例の朝市の準備くらいは
 点数稼いでおかなければと、

 ためぞうは、息を切らしながら、
 駆け抜けるように動きまわっています。

あんちゃんA「ためぞー君も、
       ついに、『風』になるか。

       だが、オレたちも負けちゃいられねえ。」

おじさんK「おじさんだって、今日は二倍速だぜ。」

 そこに、三倍速を持つ、
 レミーアさんがやってきました。

レミーア「ためぞん せんぱいは、偉いなあ。

     私も、もっと加速しなきゃ。」

ためぞん「まてまて、

     物には順序がある。
     どれだけ準備が早かろうが、

     肝心のおさかなさんが、主役なのだ。」

 確かに、ためぞーの言うとおり、

 水平線から朝を伝えてくれたお日様が、
 まだ、朝の6時ちょいの角度で、

 その朝焼けが、
 横から注がれている時にやることは、

・一息いれて、お茶。

・仕分けを待つ。

・売り子さんを待つ。

 と、こんなものだろうと、
 ためぞうは言ってみた。

レミーア「ノルンさん、手伝ってきますー。」

ためぞう「気合いが、違いますな。

     そこのあんちゃんたちと、おっさんたちとは。

     もう、ぜぇぜぇ、だべ?」

 ためぞうは、何気に生命力だけは高いのです。

 アホの速度で体力が回復するのですが、
 他の人たちは、100m走を10回ほどやった感じになっています。

ためぞう「すなおに、
     ちゃー、飲めって。」

 余裕ぶっこいてるためぞーに、
 譲れない何かが、男たちにはあるようです。

 きっとそれは、男の意地というものだと思います。

ためぞう「オレ、一人で飲んじまうぞ。

     レオクス様・特製モーニングブレンドを、
     ノルン姐とレミーアさんが、入れた茶を。」

 ためぞうは、王になりました。

 ためぞうのマグカップから、
 芳しいブレンド茶の空気広がります。

 角度を少しだけ変えた陽光から、
 ステンレスのマグカップに、
 金色の光が流れます。

  王の杯 に見えたっぽいのです。

 もう、言葉はいりませんでした。

 おばちゃんたちも休憩です。

 ためぞうは、横にティーパック状に詰めなおした、
 ブレンド茶を、結構な量置いてます。

 トラップです。

 この隙に、ためぞうはポイントを稼いでいきます。

 ためぞうの仕事ぶりは、
 ノルン姐にも、
 レミーアさんにも、
 ネコx2さんたちにも映っています。

ネコx2「このトラップは、危険だぜ。

     きっと次にクッキー辺りが仕込んである。」

 ネコx2さんは、
 謎のトランシーバーを取り出しました。

ネコx2「こちら、『ブラボー マークIII』。」

無線の声「こちら、『軌道 ネコジャラクシー』。

     どうした、マークIII。」

ネコx2「姫さんが、危ねぇ。

     確実にトラップを回避できん。

     対策を乞う。」

無線の声「了解した。

     そちらに『レオクスさんのギフトセット』を、

     届けよう。

     健闘を祈る。」

 通信は、終わったようです。

ネコx2「『越後の虎』であられる姫様は、

     我ら、『越後のネコ』が守る。」

 ネコx2は、
 あいかわらずはしゃいでいます。

 駄菓子屋さんは、
 おせんべいや、最中を買ってくれるサフィリアさんとは、
 とても仲良しさんです。

 ネコx2にも普通に売ってくれるので、
 ネコx2は、カード付きお菓子を1カートン発注しました。

 違う、トラップを仕掛けたようです。


ためぞう「これは、閣下ッ!!」

ローゼさん「普通に名前の方でもよろしいですよ。」

 市場の方に、
 軽くりんかさんをいじったローゼさんが、
 やってきました。

 ローゼさんは、
 結構まめに、いろんな場所に足を運んでいます。

ためぞう「次回予告っすか?」

ローゼさん「本当は、

      すべて、ためぞーさんの、
      スケジュールを『特訓』に変えて、

      全12話くらいで、
      ちゃっちゃと終わらせるつもりでしたが。」

ためぞー「!?」

ローゼさん「がんばってみようかとも思っています。」

ためぞー「ありがとうございます!!!」

 ローゼさんは、
 ためぞうに、やさしくお辞儀をします。

ためぞー(た、谷間がスゲーーーー!!)

ローゼさん「わかりやすいですね。

      素晴らしい 特性だと思っております。

      お互い、何かを抱えたままでは、
      お話しというのは、
      上辺だけのような気がいたしますので。

      話していて、気楽なのがとても嬉しいです。」

ためぞう「恐れ入ります。」

ローゼさん「時期は、春には程遠く、

      私も、2014夏と、
      秋のおいもと、
      九州場所は、
      はずす事の出来ない一大イベントですので、

      がんばりたいのですが・・・。」

ためぞう「おお!!」

ローゼさん「サフィリアさんと、
      レミーアさんは、

      もう攻略可能なのです。」

ためぞん「・・・。」

ローゼさん「ややこしい事をいって、
      困らせてやりたいのですが。

      どちらか、選べます?」

ためぞ「ぬおぉぉぉーーーーーー。」

ローゼさん「だと思っています。

      選択肢とか出しても、
      選べませんわよね。」

 ためぞは、うんうんと何度もうなづいた。

ローゼさん「焦らなくて良いのですが、

      強くなってくださいね。」

ためぞう「は、はい!」

ローゼさん「ドラゴンとかと、戦えるようになれば、

      良いクエストを受注できますよ。」

ためぞう「・・・。」

ローゼさん「要点だけいいますね、

      ・よける

      ・当てる

      ・走る

      ・逃げる

      ・耐える

      ・技を見せる

      ・仲間は守る。

      ということになります。」

 ローゼさんは、
 練習用の竹刀を
 ためぞうに渡します。

ローゼさん「素振りです。

      1000~1万程度でよろしいですので。」

ためぞう「やり遂げます!!」

ローゼさん「己と一つになるのです。

      ゴルフの打ちっぱなしや、
      バッティングセンターでも大変良いと思います。」


ローゼさん「次回予告は、

      もう重要ではないですよね?」

ためぞう「気分でw」



次回 ためぞうの冒険 第二十一話 四番。


   「タメロー。」


ローゼさん「貴方の名前は、

      貯めるに、蔵とおめでたいのですから、

      経験値をたくさん貯めてくださいね。」

ためぞう「了解でありますッ!!」

ローゼさん「ためぞうさんの残り時間は、

      まだ一万と、6~70年近くあるのです。

      焦る事など、ないのです。」

ためぞう「ありがとうございます!

     勇気が持てた気がします。」



ローゼさん「でわ、

         またーーー。 ^-^」
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エリス姐 1.01ver

2014年05月22日 23時00分45秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


エリス姐 (前作では、破壊神 ジラ になります。)


・ためぞーの保護者っぽい人。

・妹 リリスに ↑ を押し付けたりします。

・アセリエスさんを見守っています。

 彼女をあんなふうにしてしまった事に、
 責任を感じています。

・姐さんが染み付き始めて、
 ちょっと、逃げ腰。
 (ノルン姐のように、婚期を逃したくない為。)

・地味にモテますが、

 キッパリ、「やだ。」といいそうなので、
 想われているだけです。

 そんなことはいわないで、赤面する人です。

 免疫が薄いです。

・ヤマモトさんが、
 ローゼさんにあっさりやられたので、

 憧れの人をなくしました。

・基本で、好感度高い人なので、
 あっさり攻略できます。

・ノルン姐に、
 一つだけ負けたくないとこがあります。

・二代目 『九州連合(当時は十州を越えていました。) 突撃(特攻)隊長。』

・器量良し、性格良し。

・ためぞーに、はやく自立してもらいたい。
 (どんどん婚期が遅れます。)

・夢は、家庭。


戦士LV 500+

戦士能力 『剣帝の撃』

 ◇ すご技です。


エリス「突撃隊長です。

    ノルン姐より先に、
    ゴールインが目標っす。

    つくしますよ!!」


・がんばりたいと思っている。

・カタログとかは、たまに読んでます。
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第二十一話 黎明編 「おさかな大好き。」

2014年05月22日 06時41分48秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十一話 黎明編。


   「おさかな大好き。」


ためぞう「スーパーの夕方チャンスの、

    お寿司(498円→3割~5割引き。)が、ご馳走の、
    ためぞうです。」

 朝の牛乳配達を終えた
 ためぞうは、

 配達先のおじいちゃんから、
 牛乳を一本いただいて、
 一緒に飲んでいます。

 将棋友達の、亀吉さんです。

亀吉さん「ためぞう君は、船には乗らんとね。

    大変ばってん、
    忍耐力が、付くっさー。」

ためぞう「いえ、まだ自分、

    全国制覇どころか、
    玉拾いの段階でありまして。」

 亀吉さんは、
 ためぞうに優しく言います。
 声は、とてもサビ声でかっこよさがたまらないです。

亀吉さん「せかんでよかよ。(のんびりいいですよ。)

    おいも、高校行ったつが
    だいぶ遅かったけん、

    若い子からは、エネルギーば貰うよ。
    ヘッドハンティングば、
    考えて入学したとー。」

 亀吉さんは、
 大学を五回卒業して、
 七つの博士号を取得しています。

 とてもその年(自称90ちょい)には思えないほど、
 すばらしい肉体美を誇ってます。

 各、港にガールフレンド(お茶飲み友達。)がいる、
 総合商社の会長さんで、
 ノルン姐さんの攻略には、見事に失敗しました。

 100の失敗を、一つの大成功に変える老賢人さんで、
 いまは、ためぞうのクラスメイトさんです。

 二人は、亀吉さんの2LDKのアパートの階段の辺りで、
 腰を下ろして、お茶菓子も食べています。

ためぞう「ご指導、とても感謝しております。

    こういう、築50年のアパートも、
    風情があっていいなあと思います。」

亀吉さん「勉強しちょるね。

    部屋が広すぎると、掃除が大変。
    魚船の個室もよかけど、
    こっちも、のんびりできるったいね。

    ためぞう君にゆーたら、
    余計なお世話かもしれんけど、

    部屋が広すぎると、
    二人の時は、間がもたんよー。

    合コンば、何度も仕切ってきた、オイでも、
    毎回、勉強されられとるんじゃ・・・。

    吐息が届く距離とかが、
    ドキドキするもんさー。」

 ためぞうは、学んでいます。

 膨大な経験値に触れることの素晴らしさは、
 ローゼさんの口癖でもあるからです。

 同じ時刻、
 そのローゼさんは、
 早朝から、りんかさんに、
 造花の手ほどきをしています。

ローゼさん「はじめから、上手く仕上げようとするから、

      ちっぱいするのですよ。」

りんかさん「!?」

ローゼさん「誰かの部屋を素敵に彩る事を、
      想像してみてください。

      自分の作ったものを褒められると、
      私は、やる気を頂くのです。

      その大切なお金で、
      お父様への、プレゼントを贈りたいのです。」

りんかさん「はっ!?」

 そこに、ためぞうの元師匠の、
 ハインさんが現れます。

ハインさん「おめーら、朝はええな。」

 ハインさんは、今は二人の師匠っぽくなっています。

 歴戦の失敗経験者の言葉は、
 勝ち組リスト入りの二人には、得難い貴重なものでした。

ハインさん「失敗の原因は、
      ほとんど、ためぞーが足引っ張ったからだろが!」

 若い二人には、
 熱心にメモを取っています。

ローゼさん「一蓮托生っと。」

りんかさん「旅は道連れなのですね。」

ハインさん「好きにしてくれ・・・、

      わたしゃ、リラックスの為に
      ぎゅーにゅー、飲んでくるわ。

      そろそろ、ためぞーが持ってきてんだろ。」

 ハインさんは、朝は牛乳、
 風呂上りには、フルーツ牛乳の人です。

 ナイスバディの維持の秘訣は、
 適度な代謝と、栄養補給であると体感で学んできた人です。

 考えるのは苦手なほうなので、
 古き良き習慣から、自然体で学んでいるといった感じになります。

 ローゼさんは、りんかさんにこう言いました。

ローゼさん「りんかさんに無くて、

      ハインさんにある物の意味を、
      きっと貴女ならわかるはずです。」

りんかさん「ローゼ姫様のを、
      少し分けていただければw」

ローゼさん「やはり、りんかさんには、

      修行と試練が100セットほど必要なようです。」

りんかさん「えぇーーー!!」

 ローゼさんは、
 相手の良いところを口で伝えてくれるほど、
 お人良しさんにはなれませんでした。

 そういったものは、
 自らで気が付かなければ、
 本物のきらめきを放てないと思っているからです。

 結構、時代の風は、
 りんかさんにも追い風になっているということを。


 舞台は、
 長崎ドラゴン魚市場へと移ります。

レミーアさん「せんぱい、おはよーございます!!」

 ためぞうは、
 すでに市場に溶け込んでいるレミーアさんに、
 仕事のほとんどを片付けられていました。

ノルン姐「新人、ゲットだぜっ!!」

 二人は、はしゃいでいます。

 新しい風は、
 市場のあんちゃん、おじちゃんたちに、
 やる気というパワーを供給したのです。

ためぞう(オレのお駄賃が削られてしまうでないか!?)

 ためぞうは、
 行く先々が、試練の連続なのです。

ためぞう(・・・。

     みんな、輝いてるぜ。)


 こうして、
 ためぞうの冒険 第二十一話は、
 つづくのであります。


 高度な、ネコネットワークを有する、
 ネコx2さんたちは、

 この情報を、サフィリアさんに伝えたくてたまりませんでした。

ネコx2「特訓の時間のようだな。」

 ネコx2さんたちも、
 はしゃいでいるように見えました。


次回 ためぞうの冒険 第二十一話 の続き。


   「マークIII」


サフィリアさん「ありがとう!

        にゃんくるー、モンニャん。」
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第二十一話 序章 「ネコの腹筋。」

2014年05月21日 07時11分03秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十一話 序章。


   「ネコの腹筋。」


 ネコx2は、

 腹筋一回で、果てました。


サフィリアさん「もう、やめてぇー!!!」

 この、無益な戦いに、
 サフィリアさんは、
 話し合いによる解決を望んでいます。

 舞台は、ゲーセンの帰り道の小道。

 時刻は、夕方のニュース辺りになります。

ためぞう「・・・、

     なにやってんすか。

     サフィリアさんと、
     ネコx2さんたち・・・。」

 代打で、
 ためぞうの参戦が承認されました。
 (サフィリアさんには、門限があります。)

ためぞう「よーわからんが、

    オレは、戦おう。

    何をすればいいのかだけ、
    ヒントを下さい。」

 サフィリアさんは、
 自分が戦おうとしています。
 (夏までの、運動不足解消も兼ねて。)

 ためぞうは、
 ネコx2の残した、
 床のケチャップのメッセージに気が付きます。


 - 「彼女のことを、

     守って欲しい・・・。」 -


 カッコイイ感じにはなっているようですが、
 ネコx2は、わりと元気なようです。

 ためぞうは、
 サフィリアさんに、先に帰るように伝えると、

 未知の敵との戦いに挑みます。

ためぞう「相手を教えてくれよ!」

 サフィリアさんは、
 ためぞうに何度もお辞儀をして、
 散歩の続きに戻りました。


 ためぞうは、
 とりあえず柔軟体操から、
 試練へと挑みます。

 通行人さんからは、
 青春? とか誤解をうけているようですが、

 近くに公園あり、
 皆さんそれぞれに、
 ジョギング、鉄棒のぶら下がり運動、
 ヒップホップのリズムの練習、
 ゲートボールなど(延長戦。)、

 ためぞうの行動に、違和感はありませんでした。

 ためぞうは、すばやく腹筋、背筋を、
 100セットくらいこなした後、
 駄菓子屋さんで、ラムネの買って、
 公園のベンチに座りました。

 夕焼けの赤が、
 ためぞうを照らしています。

ためぞう「博多~長崎と、本州の日の落ちる時刻には、
     びみょうに時間差があることに、

     以前、おどろいたことがあります。

     こちらの方が、ちょっとばかり(一時間ほど?)
     明るい感じではないでしょうか。

     修学旅行では、京都で八橋(銘菓)を買った思い出が、
     あるような気がしなくもないです。

     中学の頃っすね。」

 夕焼けは、ためぞうを少しだけ感傷的にしています。

 いい運動のあとのラムネは、ショワっとしみるものがありました。

 この時間以降は、
 ためぞうは、ヒロインさんたちとの遭遇率が、
 大きく下がるのを知っています。

 結局、己との戦いであった体力強化も、
 ラムネのビンが半分くらいになるころには、
 さわやかな思い出へと変わって行きました。

ためぞう「ビンを返すついでに、

    カード付きウエハースチョコでも買って帰るか。

    お気に入りは、オレのバインダーに入り、
    ダブったのは、トレード用になります。」

 ためぞうは、
 普段はイベントの薄い生活を送っていますので、
 姐さんたちの手伝いが終わった後は、
 夕飯の時間まで、
 町の散策をやったりしています。

 「町内マップ完成」が、その目的です。

 自分の足で、体に覚えさせれば、
 最小限のスタミナで、目的地へと向かえることを、

 将棋友達になった、
 王手、総合商社の名誉会長さんから、
 飛車、角を取られたときに、
 聴いたのでした。

 ためぞうは、
 駄菓子屋さんにラムネのビンを戻して、
 カード付きお菓子を、3個買ってくると、

 なんと、一発目で、レジェンドカードを引いてしまいました。

 最新のメガネなし3D技術で、
 立体的に見える、カッコイイカードになります。


 『レジェンド ワルキューレ 「スワンヴィト」

  STR 95 INT 89  コスト 1.5

               特技 全体強化・改

 「主の命に反しますが、私は、貴方を守ります。」』


 ためぞうのベンチには、
 左右にグラサンの男が座っています。

 一人は、ホーネル。

 もう一人は、ライっちさんです。

ためぞう「オレを、張ってたのか!?」

ホーネル「それは、運命(さだめ。)」

ライっち「リアルラックは、低いので、

    ためぞうさんの波に期待しておりました。」

ためぞう「勝手に、オレの運気を使うんじゃねー!!

    残量に、自信ねーんだよ。」

 ホーネルと、ライっちさんは、交渉中です。

 ためぞう自体には、用はありません。

ホーネル「その取引は、キツイですが、
    それだけの魅力を感じます。」

 ライっちさんは、お菓子を勝手に食べています。

ライっち「限定数、わずが3ですからな・・・。

    本社用と、イラストレーターさん用と、

    流通用の、これです。」

ホーネル「話し合いは、

    後日、席を設けませんか?」

ライっち「了解っす。」

 レジェンドカードは、
 ジュラルミンケースに厳重に保管されました。

 ためぞうは、108Gのキャッシュバックを得ました。

ためぞう「お、おいーーっ!!」

 二人の姿は、もうありません。

 公園も、少しだけ頬に当たる風が涼しくなってきました。

 エリス姐さんの夕食を、
 ためぞうは、準備する時間が迫っています。

 ためぞうは、残りの二つのお菓子を開けました。

ためぞう「!?」

 スーパーレアカードが、2枚出ました。

 ためぞうは、周囲を警戒しています。

 コンビニ帰りのレミーアさんが、
 ニヤリとしています。

 レミーアさんは視力10.0を平気でこえています。

 レミーアさんが、クチパクをします。

 (周囲は安全ですよ、せんぱいっ!
  よかったですね。^^)

 ためぞうは、ほろっと涙目になります。

 ベンチを立ったためぞうは、
 カードの一枚を、レミーアさんにあげました。

レミーア「ま、まじいいんすかっ!!」

 ためぞうは、
 お菓子を一口かじって、頷きます。

レミーア「や、やばいっすよ、

    さすがにもらえないっす。」

ためぞう「いい、バトルしようぜ。」

 レミーアさんに、カードコレクター属性 1 が発生しました。

レミーア「朝市の方で、がんばらせて頂きます!!」

 レミーアさんは、
 ゲーセン代と、お菓子代の為にバイトに励みます。


 次の瞬間、
 ためぞうに向かって飛んできた矢(先端がソフト加工の吸盤。)を、
 レミーアさんは、素手で掴みます。


ためぞー「すげーーーー!!」

レミーア「これ、矢文ですね。

    ためぞー先輩宛っす。」

 ためぞうは、文を読みます。(紙は、レシートです。)

ためぞー「序章に、予告はいらないでしょう

    という内容です。」

 次のタイトルは、適当にお願いします。

 との事です。

レミーア「何者の仕業っすか。

    気配を感じることすら出来なかったです。

    軌道が精確すぎるので、
    自分が、立ち入っちゃいけないのはわかります。」

ためぞう(番外編で、唯一ダメージゼロの人は、

    過去に、アセリエスさん一人しかいない。

    影の正体であるローゼ閣下ですら、すっころんだ場所・・・。

    むやみに来ない方が、彼女の幸せだろう。)

ためぞう「それじゃ、

    レミーアさん、またね。」


レミーア「呼び捨てでいいっすよ、先輩。」

ためぞう「サフィリアさんの門限を、
    思って・・・。

    ごめんね。^^:」

レミーア「深いっす、感動しました。
    カードは家宝にします。

    では、またよろしくお願いします。」

 レミーアさんも、門限にはすべり込めそうです。


ためぞう「予告は気恥ずかしいので、

    帰って、晩飯ぱっぱと作ります。」

ためぞう「閣下、どぞ。」


ローゼさん「では、
        またですーー。^^」
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本田 りんか ver1.01

2014年05月20日 18時13分30秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


 りんかさんは、
 アレスティルさんに、

 世界の仕組みを学びました。


・ティヴァーテ剣王国

       四天王 慈愛公 凛花。

・中一辺りから、
 変化のなさに、焦っています。

・大きな夢があります。

・美髪王 ルフィアの
 5%の力を持っています。

 これは現在の数字で、
 最高値は、100%になります。

・牛乳、大好きさん。

・ローゼさんの、
 側近になります。

 ハインウィンドと二人で、
 お仕事しています。

・上司は、天才軍師 グライト(仮)さん。 (知力 98。)

 グライトさんは、
 軍師仲間の、
 ライエン=グライト(ライっちさん。)に、
 メールを送ったりしてます。

 他人ですが、とてもそっくりさんです。(容姿を、ほぼ自在に変えられます。)

 (グライト(仮)さんは、本当の名前は違います。

  『魔導王 エイル』

   戦士LV580 が、グライト(仮)さんの本名です。)

 ライっちさんの見栄に付き合ってる いい人です。

 (ライっちさんは、
  分体を作れるほど強くはない人なので。)

・りんかさんは、
 無限リアクターを、持っています。

 制御不能なのが、玉にキズの惜しい力です。(りんかさんが、振り回されているだけです。)

・趣味は、
 周りの人たちの影響です。


 凛花=マクスミルザー

 戦士LV 500+


 辺境の強国、『天帝国』の武士(もののふ)。


  ◇ 天帝 国 = 巫女姫様を、
           主に頂く共和同盟国家体の略称(島国ですが海域は広いです。)。

           東方諸国を、守り抜いています。

           ティヴァーテ剣王国とは、
           同盟以上の繋がりがあります。

           エグラート帝国との、
           唯一の交易国でもあります。

           イメージは、
           日本の戦国時代後期から、
           江戸時代に至る辺りです。^^:

           大河ドラマ好きなので。


 守護大名 本田家の、姫。

 サフィリアさんは、守護大名 上杉家の当主になります。

 『黒髪のルフィア』の名で、呼ばれたことがあります。


りんかさん「よ、よろしく
      お願いします。

      がんばります!!」


 明るい性格ですが、

 うかつ者さんなので、

 見ているとおもしろい子です。
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朝の日記 5・19

2014年05月19日 07時29分00秒 | 日記
おはようございます井上です。



画像は、↑ 昔のりんかさん。

りんか「名前の入力めんどうだからって、

   せめてカタカナにして下さい。

   大人びて描きなおして欲しいとか、
   それ以前に、

   小学生と間違われます!

   備品に、マジックで『りんか』って、
   シールが張られまくってます!!」

(・ ω ・)「リンカさんは、
       初期の新キャラなので、

       鮮度がびみょーです。」

リンカ「解説の人さん、

   なんか懐かしいです。

   って、ほったらかし過ぎなんです。」


リンカ「私の仕える王女さま、コホン。

   ためぞうさんのトレーナーさんに教えてもらったのです!」

(・ ω・)「紙袋の秘密をでしょうか?

     よく大事にしまってありましたね。

     通販で、白のワンピース数枚に紛れさせて買った、

     アイテムですよね。」

リンカ「さっそく、

    ワナを作らないで下さい・・・。

    何も語れないうちに、
    番外編になっていく気が、」

(・ ω ・)「そうですね。」

(・ω・)「朝の日記なので、

     内容がうすいのです。

     温泉の素 5%の雰囲気お風呂くらい、
     エコで、透明度高めです。」

リンカ「・・・番外編でもよいのです。

   学校の遅刻を避けるために、
   メールでの会話中なので、

   でも 一時間目の授業には、
   マナーモードなので・・・。」



アレスティル君「自分も、番外編では、

      ロクな目には遭っていません。

      画像も、数年前のものですが、
      転落に比べたら、平気です。」

(・ω・)「ごめんね。」

アレスティル君「いえ、こちらこそ。

     おはようございますも言えてなくて。^^:

     解説の人さん、わかっていますね?

     わからないと、どうなるかを。」

(Φ ω Φ)!!

アレス君「用件だけに、

     今回の僕はそーとー強いですよ。」

 りんかさんは、こっちに来ています。

 解説の人は、
 モーニングティーを二人に勧めます。

 ごますってます。

アレス君「りんかさんには、
    話の途中で、失礼をお詫びしますが、

    僕の中では、
    夜もロクに眠れない一大事ですので。」

リンカ「!?

    あ、その、お気になさらず。^^:」


 本気のアレスティル君は、

 世界に唯一の『勇者』なのでありました。

 その手の、
 聖剣『エルザード』は、
 サードラルの覇王剣『カストラ』とも、
 いい勝負をみせてくれます。

アレス君「レーナさんの設定を、

    ふんわりほわほわ、
    ソフト柔軟剤仕上げに、

    変更を要求します。」

(・ ω ・)「承知!!!」


りんかさん「はやっ!」

 アレスティル君は、
 とてもにこやかに微笑んでいます。

 解説の人のインスタントコーヒーでも、

 しみじみ、
 心を暖めてくれるように。


 アレスティル君は、もぞもぞしながら、

 眠れぬ夜に真剣に書き綴った、
 『希望的 便箋』を、

 そっと、
 こたつテーブルの上に置きました。

(・ ω ・)「心の声で、読ませていただきます。」

アレス君「いつでも、駆けつけさせていただきますので、

    全力で、がんばらせていただきます!!」

 アレスティル君の本気は、
 りんかさんをも圧倒して、

 「見ちゃだめですよ。」

 と、強制力を実行している。

りんかさん「・・・参考になります。」

 解説の人は、
 丁寧にしたためられた便箋の内容を、
 こう理解しました。

 夜のテンションで書かれたものなので、
 妄想と夢がたくさん詰まっていましたが、
 尺の関係で、
 要点だけになります。


・ハッピーエンドでおねがいします。(レーナさんがです!)

・自分(アレス君)の力で、消費を代用して欲しいです。

・レーナさんの為なら、
 あらゆるものを討伐します。

 気合で、勝ちますので、
 便利なポーションとか、とにかく元気にしてあげて下さい。

・四畳半のスタートでも、
 レーナさんさえいてくれれば・・・。(夢が書かれています。)

・やっと手に入れた、チャンスなんです!!(ホットです。)

・青春って・・・いいですね。


 と、だいたいこんな感じです。

 もう、アレスティル君はいません。

 あまりの恥ずかしさに、逃げ出しました。


(・ ω ・)「りんかさん、
       続きをどうぞ。」

りんかさん「わ、わたしも、
     お手紙でがんばります!!

     リベンジさせてください::」

(・ ω ・)「日記、番外編は、

       そういう訓練場なのです。

       対戦をご希望の時は、
       ファイトマネーが発生することがあります。

       (手土産は、おかしでも。
        上限は、300G。
        バナナは10Gの特別ルールになります。)」

りんかさん「もらったら、嬉しいですよね。

     工作代に300Gで、
     便利洗濯物掛けとかでも、いいんですか?」

(・ ω ・)「いいんです!」

りんかさん「では、学校にいってきます。」


 りんかさんを見送った解説の人は、

 朝食を考えながら、
 五月の晴れ空を見上げるのでした。


(・ ω ・)「おふとんとか、
       干せそうですね。

       突然の雨には、
       よくやられております・・・。」



でわ、
   またですーーー。^^

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アリス会長 ver 1.0

2014年05月18日 16時41分18秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


現時点での、
アリス会長さんになります。

・サーヴァ誕生から、
 現在まで、

 世界を守り続けています。

・ハイデスの主力

 『魔王級』に、

 唯一、勝利できる存在です。

 (一人では、
  同時に二箇所は守りきれません。)

・セントクラウス学園の創始者になります。

 不在の事もおおいです。

・よく、弟さんの近くにいます。

・最強の機動要塞を、持っています。

 (どこでも感覚で、移動できます。)

・サードラルのおっさん

 (今は、アンチエイジングで若くなってます。)

 に、役割の2,3割を代行してもらえそうです。

・時間の流れを逆らっているので、

 (元は、空気みたいになっていました。
  そこにいるのに、
  失ってからでしか、わからない感じになります。)

 実年齢が、18才です。

 敵と戦うために、実体化しています。

 完璧に再現されてはいないといった感じです。

・アリサさん(妹)に心配をかけないように、

 彼女にも真意を知られてはいません。

 サードラルだけが、気付き始めています。

・性格は、いい子ですが、

 現在、ツンデレのツン状態です。

・ノルン姐を敬愛しています。

・スリーサイズは、ひみつですが、
 カンペキであります。


戦士LV 600

戦士能力 『発動不可』

 ◇ 名前で効果がわかるように、単純にしてあります。^^:


アリス「自分の罪深さを、

    つぐないたいと
    願っております。」


・自身が人類に立ち向かうことで、

 強さを促進しているといった感じになります。

 その事に、心をいためています。


 ですが、健気にがんばっています!
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第二十話 後編。 「いい日、ためぞう。 II 」

2014年05月18日 05時40分20秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞーの冒険、 第二十話 後編。


   「いい日、ためぞう。 パートII 」


 お日様が、真上の辺りまで昇ると、
 建物は日陰で、ちょっとだけ涼しくなったような気がしますね。

 セントクラウス学園は、
 坂道の上にありますので、

 頬を伝う風も、
 ここち良いという感じです。

 (商業施設棟は、県道沿いに建っています。
  60F付近が、校舎の横に並んでいます。)


 あと10分そこそこで、
 四時間目のチャイムが、
 お昼休みの時間を知らせます。

 ためぞーは、
 経済を実地で学んでからというもの、
 かなり積極的に、講義を受けています。

 特に、バルマード君(生徒兼、特別講師。)の授業は、
 立ち見が出るほど好評で、

 ためぞうは、空気椅子で特訓しながら、
 ヒゲの雑学にメモを取っています。

 凛花さん、サフィリアさん、ローゼ閣下、
 レミーアさんに、かのアリス会長まで参加して、
 熱心なヒゲのおっさんの話しを聞いていたりします。

 ヒゲは学ランで、
 基本、どーでもいい雑学がメインです。

バルマード君「ヒゲには、いろいろあります。

     サンタ様ver、コントヒゲ、ご老公ヒゲなど、
     多彩であります。

     わりと女子が付けヒゲをしたりすると、
     サンタガールや、名探偵ぽく演出が出来そうです。

     伊達メガネのように、
     さっと取り出して装着して、
     引っ張り過ぎないというのも、おじさんは萌えます。」

 成績とまったく関係ないような講義(雑談)が、
 授業の大半を占めるないようですが、
 成績も大切ですが、

 「ひらめき」

 重視の教育方針の結果、
 また違った経験値を取得できるような仕組みとなっておりました。

 ライっちさんの、
 『テスト範囲予想 97%』の講義も、
 そこそこ人気がありました。

 通常時の赤点は40点なので、
 半分も聴いていれば、まずクリア出来るのが人気の秘訣です。


 あっという間に、
 10分という時間が過ぎ、

 お昼休みになりました。

 閣下の姿はもうありません。
 ためぞーは、レオクス様(勝手に、ためぞうが『様』付けしたら、定着してしまった。)
 のお手伝いに行くことにします。

 ためぞうには、下心がありませんでした。

 レオクス様にあてられて、
 何かを作る喜びに目覚めてしまっていたのです。

 主に、ためぞう作が、
 その日のお昼ごはんなのですが、

 がんばるためぞーを、
 応援しているエストさんや、
 サフィリアさん、レミーアさんは、
 材料を差し入れしては、
 ためぞう作を笑顔で完食しています。

 ためぞーは、わりとおしゃべりなので、
 オーブンの時間待ちなどに、
 レオクス様に、浜辺ネタ(海パンなど。)を振っては、
 レオクス様の手を止めています。

 レオクス様は話しに素直に頷くと、
 テキパキと作業を進め、
 お客様を待たせることはありませんでした。

 実は、お店には名前がありません。

 なので、ふつうに『レオクスさんのお店。』と呼ばれています。

 オーダーがあれば、
 日替わり定食も作ってくれるので、
 レオクス様は、食堂感覚です。

 女子が勝手に、
 喫茶店へともって行こうとしているだけなので、
 たまにやって来る、
 ヒゲたち(ライっちはよく来ます。)は、

 『さばの塩焼き定食に、プチケーキセット 500円。』を、

 少し離れたベンチに座って、
 自販機で緑茶を買ってランチにしています。


 お日様の角度が、
 ちょっぴり西にかたむいた時間に、
 ためぞうたちは、昼食をいただきます。

レオクス様「今度、海の幸で何か作ってみませんか?
     試食に付き合って欲しいのです。」

ためぞう「オレも、何か買ってきますよ!」

 今では、結構なかよしさんです。

 二人で、日替わり定食を食べています。

 ガールズサイト側(女性用恋愛シュミレーション。)の子たちは、
 ためぞうが、自分に入れ替わっての妄想中です。

レオクス様「川辺に、バーベキューセット持って行って、
     二人で、釣りでもしながら、
     市場の食材で、グリルでもやってみませんか?

     懸賞で当たったんですよ、パラソル付きのセット。

     浜辺での、よい練習になるかと思いませんか。」

ためぞう「大歓迎です!」

 エストさんは、私も誘えと、
 目をギラつかせています。

 ためぞうは、ピシッと親指を立てました。

 他の子たちは、エストさんに学びます。

 将を射んとすんば、まず駄馬を射よ。 ぽい精神になります。


 こうして、
 ためぞうは有意義に夕方を向かえ、
 コイン片手に戦場へと旅立ちます。

 ゲーセンの店員のバイトの子が、
 「新作のベータ、ありがとうございますです。」っと、
 耳打ちすると、

 ためぞうは、清掃中の置かれた札を外してもらい、
 いつもの、コーナーの席へと座りました。

 ベータ版は、もちろんホーネルの物です。
 ホーネルは、お菓子のカード(ノーマルカードも熱心に集めている。)で、
 簡単に取り引きしてくれるので、

 ためぞうの今日のおやつは、野球スナックです。

 すると、サフィリアさんよりも先に、
 レミーアさんが、

 「挑戦者、現る!」をコールしてきました。

 二人は、熱いバトルを開始します。

タメゾー少尉「ビームライフルが、当たらない!?」

レミーア中尉「軌道修正が、甘いのだよ。」

 ためぞうの機体は、ダメージを受けました。

 そこに、高出力ビームカノンが放たれました!

レミーア中尉「この波動!?
     連邦の、白き盾か・・・。」

サフィリア「遅れました、
     挽回します!!」

レミーア中尉「私に、付いて来れるかな?」

 レミーアさんは、こういうゲームの世界ランカーさんです。

 かなりお上手です。

 というような、バトルを適度に繰り広げて、
 ためぞーが所持金を気にし始めるまで、
 二人は、ヒートアップします。

レミーアさん「お疲れさまでしたっす!

      次回までに、格ゲーの自主錬やっときます。」

サフィリアさん「では、ネコさんたちの散歩に行ってきます。

      また、遊んでくださいねっ。」

ネコX2「いい勝負だったな、次も期待してるぜッ!」


 ためぞうは二人と二匹と別れた後も、
 少しだけ、サンクチュアリに残って、
 バイトの子の相談を受け答えしてます。

バイトの子「参考に、なります!」

ためぞう「無理に、スティック使いこなすよりは、
    ほどほどに操作しやすくなったゲームパッドの方が、
    使い易い時ってあるよね。

    オレには、新品はボタン硬くてw」

バイトの子「あ、それはあります。」

ためぞう「指のサイズにしっくりしたヤツで、
    いいのではないでしょうか。

    十字キー操作の激しいヤツは、
    スティックとか使ってますw

    使いすぎると、
    故障がおっかなくて。 ^^:」


 しっかり、バイトの子の好感度も上がっているのでした。



ローゼさん「前、後編、お疲れ様です、

     ためぞーさん。」

ためぞう「今日は『閣下』では、ないのですね。」

ローゼさん「そうですね。」

ローゼさん「私が不在の時は、

     弟のウィルハルトが、
     ガールズサイトの方で、
     弄ばれているといった感じになります。

     本人は、意味すらわかっていない感じで、
     のほほんとしている次第ではありますが。」

ためぞう「最強のライバルでもあります、な。」

ローゼさん「弟には、本編という役目がありますので、

     番外編にタイトル付けてみました的な世界でも、
     活躍しすぎるというのは、
     いささか、不平等な気がいたしますので、

     印象のうっすいワタクシの方が、
     適度に、ためぞーさんをお支えするのが、
     最善だと思った次第ですが、

     エゴでしょうかと、悩みます・・・。」

ためぞー「感謝は、無限大ですぞ。 閣下!!!」

ローゼさん「素直に、嬉しく受け取りますね。」

ローゼさん「本編では、仮想敵のような私ですが、

     レオクスさんに頼むと、
     ほいほいと手伝ってくれそうなので、

     ためぞうさんには、期待をしております。」

ためぞう「私の正義は、閣下であります!」

 ローゼは、とても丁寧にお辞儀します。

ためぞう「恐縮して、うごけなくなってしまうので、

    いつもの S でお願いします。^^:」

閣下「んッ。

   我輩ね、千秋楽とかの大一番とか、
   LIVEでその身に刻みたいんだよね。」

ためぞう「体力作りは、がんばります!」

閣下「ケガとか良くないから、

   受け身は大事だと感じるし、
   カルシウムも取って欲しいんだな。」

ためぞう「牛乳、おいしいです。」

閣下「チーズとかでもいいので、

   我輩は、チーズタラだね。」

閣下「では、そろそろ、

   次回予告へとまいりましょう。

   細かい打ち合わせは、
   番外編辺りで。」

ためぞう「はいっす!」


次回 ためぞうの冒険 第二十一話。


   「ネコの腹筋。」


ためぞう「あ、これ、

    まだ勉強中ですが、良かったら。」

ローゼさん「まあ、

     クッキーおいしそうですね。」

ためぞう「ネコX2に、

    ついに弟子入りなのか・・・。」


ローゼさん「またですーーー。 ^^」
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第二十話 いい日、ためぞう。

2014年05月17日 07時33分22秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 エピソードII 第二十話。


   「いい日、ためぞう。」


 ためぞうは、最近、
 エリス姐に怒られる前に、
 率先して働く若者へと、
 成長していました。

 日課の魚市場の手伝いも、
 スムーズに進化を遂げ、
 周囲の先輩たち(主にノルンの舎弟。)とも、
 いつしか、
 ためぞうはお友達になっていました。

 時刻は、朝5:30分。

 ちょっとした高台から見下ろす海は、
 キラキラシールに負けない景観を見せています。

 心地よい潮風。

 車は、三倍速でサビだらけになっていますので、
 市場には、
 タフな軽トラ(防サビ加工済み。経費が可。)が、
 出荷前の自動車工場のように、
 ピシッと整列されています。

 ノルン姐の影響もあって、
 かなりの割合で
 元、走り屋が多いのですが、
 おかげで、運送は迅速、丁寧、スマイルで、
 一人暮らしの方のお話し相手とかも、
 人生勉強と、
 率先して励む若者たちであふれています。

 余談ですが、
 あんちゃん達は、
 自慢の愛車(サビは天敵。)を、
 近くのサーキットでお披露目しています。

 (交通規制を乱すと、
  ノルン姐をがっかりさせるので。)

 カスタムパーツなどを、
 まるで四駆のプラモデルにのめり込むように、
 個性重視で、仕上げて行くのを生きがいとして
 日々をがんばっています。

 元々、魚市場で働いていたおじちゃん、おばちゃん達は、
 若い彼らにとっては、よき導き手であり、
 『隊長格』として、
 あがめられています。

 おばちゃんとかは、
 次第に働く若者が可愛くなり始めて、
 自分の娘を紹介する関係へと発展していくケースも、
 ちらほら耳に入ってきます。

 地域の経済成長率が、年8%を達成出来そうな勢いです。

 そんな長崎ドラゴン魚市場で、
 ためぞうを見つけるのは、けっこー大変です。

 台車で荷物運びをやっているためぞうを、
 瞬時に発見したのは、

 ホークアイ(鷹の目)のスキルを持つ、
 ブレザー姿のレミーア後輩さんでした。

レミーア「ためぞー先輩、
    朝からお勤めご苦労さまであります!!」

 ためぞうは、返事をする隙もないまま、
 レミーアお手製のクレープを手渡され、
 台車の荷物まで運ばれてしまいました。

 フルーツいっぱいのチョコクリームのクレープは、
 お世辞抜きの美味さです。

 酸味と甘みのビターのほろ苦さが、コンボ決めています。

ためぞう「いいもん、食わせてもらったよ。
    ありがとう!!」

レミーアも、褒められたのが嬉しい様子です、

ためぞう「質問なんだけど、

    まさかここで働きたいのでしょうか?
    割と、ハードですが、

    おめめが、キラキラなされておられるようなので。」

レミーア「先輩、プロファイラーっすか!?

    いや、まさに仰るとおりでありやす。
    姐さんが好きそうな映画借りまくって、
    予習してきたとこっす。」

ためぞう「ちょっとまってね、

    ノルン姐の方、聞こえてんじゃねーのか?
    手が空いてたら、こっち着てくれよ。」

ノルンは、素早くあらわれた。

レミーア「・・・姐さぁん!!」

 レミーアは感極まって、
 瞳からあふれる熱いものを、
 その繊細な指先で拭っていた。

ためぞう「目にクマ出来てんぞ、
    ビデオ見るのもほどほどにな、

    うおぅ!」

 ためぞうは、ノルンの情熱のぶっ飛ばされ、
 海に落ちました。

 ぶちかましでしたが、
 接触面が激しくソフトだったので、
 ためぞうも複雑でした。

ためぞう「得したと、前向きにとらえよう。」

 ためぞうが這い上がって、
 予備の服に着替えるため、更衣室へと向かいました。

 ノルン姐とレミーアさんの感動の再開は、
 その間、
 24時間程度の再開ではありますが、
 見るものを惹きつける美しさがありました。

あんちゃんA「カァーーッ、
      オレまで、目の辺りが熱くなっちまうぜ。」

あんちゃんB「プラ四駆で、勝負でもするか! 相棒。」

おじちゃんC「ワシの、GTOカスタム マークVに、
      勝とうというのかね?」

おばちゃんZ「遊ぶ前に、働きなっ!!

      今日の朝飯は、ノルンちゃんも手伝ってるのに、
      飯食うヒマなくなっちまうね。」

野郎ども「俺たちは、仕事の鬼になろうッ!!!」

 話は、ノルン姐の方に戻ります。

 ノルンは、魚市場の経営者の一人でもありますので、
 取引先への挨拶や(国内、EU、アジア諸国など多岐にわたります。)、
 伝票整理(そろばんでやってます。)、
 現場の指示などを、

 朝食の仕込みと一緒に、
 朝市の前に終わらせたいというやる気の人なので、

 レミーアには、またすぐ会えるから(見学ならいいよ~)と、
 市場の奥に戻っていったのでした。

レミーア「姐さんに、迷惑はかけらんねえぜぇ。てやんでい。」

 日本語をテレビで学んでいるレミーアさんは、
 最近、見たテレビが丸わかりという、うかつ者さんです。

 清純派ストーリーを薦めるだけで、
 淑女に早変わりです。

 レミーアさんは、
 ためぞー先輩の穴を埋めるために、
 台車の作業を始めました。

 たくさん、あんちゃん達が手伝ってくれたので、
 五分で終わりました。

 いい笑顔で、あんちゃん達は自分の仕事へと戻ってきます。


 朝のラジオ体操を終えたエリス姐が、
 つまみ食いに、
 長崎ドラゴン魚市場にやってきました。

エリス姐「なんだてめー、ためぞー。

    また、違う女(スケ)連れてんのか?
    ブッ飛ばすぞ、ウオラァ!」

 エリス姐は営業先で、
 なかなか出会いのない独身23歳さんです。

 ・既婚者男性が多い。

 ・エリス姐の端正な容姿に、すでに予約済みと誤解を受ける。

 ・尊敬の対象で、恋愛とか恐れ多い。

  などなど。

 複雑な事情を抱え、
 よく、一人で映画とか、ファミレスとか、テレビ見てます。

レミーア「なんという、闘気の波動!!!

    グランドクロス(意味不明)の即戦力級ですよ・・・。
    しかも、エースで18番。

    私は、レギュラー落ちですがw」

 レミーアさんは、とっさに発動した、
 その索敵スキル100をしまった。

ためぞう「レミーアさん、
    その人、クレープできっと喜ぶよ。」

 レミーアさんは、
 かばんから、クレープ(バニラミント味)を取り出した。

 エリス姐とレミーアさんは、
 同盟関係になった。


 場所は、変わってセントクラ・・。


 朝市に、ヒゲ(バルマード)が、
 ヒゲ友達(ライエン=グライト)を連れてやって来ました。

 レオクス様も一緒です。

ヒゲA「来たかいあっただろ、ライエンちゃんと、レオクス君。」

ヒゲB「いい年こいたおっさんなんで、呼び捨てか、ライっちでお願いします。」

レオクス様「時々、覗かせてはいただいておりましたが、
     この豊かな色彩のバラエーションは、初めてです。

     私も、新しい事に挑戦したくなる光景です。」

 ヒゲX2をよそに、
 レオクス様は、あっという間におばちゃんA~Zに、
 鉄のブロックで取り囲まれてしまいます。

 レオクス様は、真剣におばちゃん達の熱意を受け取りながら、
 メモを忙しく走らせています。


 そこに一仕事終えたノルンが、
 売り子の手伝いにやってきます。

ノルン「よう、ライっち。」

 ヒゲBは、氷結しています。
 逃げ出したくても、氷の厚みは増すばかりです。

ライっち「お魚、買いに来ましたー!」

ノルン「おぉー。

   えらい! これも、これも、持って行けっ。」

 ライっちは、今夜は海鮮鍋です。

 ライっちは、
 過去に、辺境の小国を大陸の覇者にまでのし上げた、
 知力97の、元・天才軍師さんです。

 とても高度な避けテク持っています。


 レオクス様の包囲網は、さらに厚みを増し、

 ライっちは、アパートの共有冷蔵庫に荷物を置いた後、
 コンビニで3000円おろして、スーパーへと向かいます。


 ヒゲAだけが、のこりました。(朝市は、盛況です。)


ためぞう「オレはすでに、
    閣下の到来を予測しているぅぅぅうう!!

    パンくわえた、凛花ちゃんもね。」

ローゼさん「だと、よろしいですわね。」

ためぞー「なんだってーーーーっ!!!」

 閣下はすでに市場に潜入し、
 朝市を円滑に進行させる、お手伝いをしていた。

 ノルンは、手伝いは大歓迎だ。

 その変装は完璧にカンペキが重なっており、
 ためぞうは、開いた口が塞がらない。

 しょうがないので、
 閣下は、その開きっぱなしの口に、
 ゴールドおにぎりHQを、入れてあげた。

 ためぞうは、エンディング的感動で身動きがとれない!
 それは過去に味わったことすらない、
 無敵のおにぎりさんだった。(おかか。)

 ・STRが、500あがった!

 ・DEXが、同じくらいあがった!

 ・INTは、あがらなかった!(上限値に達しています。)

 ・いろいろ、あがった!

 ・HPが 50000ふえた!

 ・クリティカルが、相当出るようになった!

 ・ヘイスト2000%の効果!

 ・10回、戦闘不能から自動回復の効果!

 ・まだ、たくさんある!

   食事効果時間は、480分です。

 
ローゼさん「ためぞーさんの、学園編は、
     次の回でやることにしましょう。」


 凛花ちゃんは、
 閣下秘蔵の、
 ヒゲのブロマイドをもらって、
 家宝にする為、
 写真屋さんに行きました。


ローゼさん「ためぞうさんは、がんばっていますね。

     学園に戻っても、きっと良い一日だと、
     そう願っております。

     うふふっ・・・。」


ヒゲA「あのー、オススメとかあります?」

 ヒゲ父は、娘(ローゼさん。)の売り場へと誘導された。
                 (他が、混んでいます。^^:)

売り子さん「そうですね!

    こちらのバラエティーパックDX
    初回限定版などはいかがでしょうか?」

 売り子さんは、神速でタッパに一級品をチョイスすると、
 『今朝のイチオシ』シールを張った。
                 (その間 0・75秒。)

ヒゲA「うん、それにするよ。」

売り子さん「3,980円になります~~。」


 トレードが、成立しました。


ヒゲA「それじゃ、またね。
    ローゼ。」

ローゼさん「!?」

 ヒゲ父は、健康な娘に満足そうに学園へと向かいました。

 ヒゲはVIP待遇なので、
 学園内にマンション(27LDK 大型漁船を改造したものです。)を提供されています。

 そこで、学ランに着替えて、
 大切なお魚をフリーザー(マグロも2、300本、保管出来ます。)にしまいました。


 実は、横の力に弱いローゼさんは、
 ヒゲ父の眼力に、
 ゾクゾクとした感動でその身を震わせながら、
 悦に入った表情をひた隠して、
 売り子の責任を全うしています。

 ローゼさんは、
 ゴールドおにぎりHQでフリーズした、
 ためぞーを見守る、サフィリアさんに気付いています。

 レミーアさんは、
 堂々と、エリス姐とはしゃいでいます。

 ローゼさんは、売り子さんの姿のまま、
 サフィリアに、同じおにぎりをそっと手渡し、

 「あちらの方からです。」

 と、ためぞーの方を向いてあげた。


 サフィリアさんも、違う時空へと旅立った。


 売り子さん業務を
 比較的好成績でこなし終えたローゼさんは、
 そのバイト代を、大切にしまい、
 いつもの、造花の内職へと戻って行きます。

ローゼさん「では、今回は私からの告知となります。

     ためぞーさん達、共々、
     これからも、よろしくおねがいします。^-^」 


次回 ためぞうの冒険 第二十話 後編。


   「いい日、ためぞう。 II(ツー) 」



ローゼさん「またです~~~。」
コメント
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