ためぞうの冒険 第二十一話 四番。
「タメロー。」
ためぞうは、学校にいます。
まずは朝錬の片付けの手伝いです。
特に部員でもなんでもないのですが、
ちょこちょこ顔を出しているうちに、
なんとなく手伝うようになっていました。
朝錬の終わったグラウンドを、少し間借りして、
朝のホームルームの時間まで、
自主トレです。
部員さんの何人かは、
ためぞうに、スイングの指導と、
キャッチボールに付き合ってくれています、
いい人たちです。
部員Aさん「ためぞーさんは、部活やらないっすか?」
ためぞう「やってて、楽しいです。
ですが、スケジュールの関係で。^^:
空いてる時でいいんで、よかったら、
ご指導よろしくお願いします。」
部員B君「ウチは地区予選がギリギリなんだけど、
好きでやってる連中ばっかだから、
いつでも歓迎だよ。」
ためぞうのスイングは、
ヘッドスピードが違いました。
荒削りですが、当たると場外まで飛んでいきます。
ベースランニングも俊足で、50mを5秒台で駆け抜けます。
守備は、経験ないのでザルですが、
飲み込みが予想以上によく、
何より、スタミナが強力です。
そこにマネージャーさんが、
冷えた麦茶のヤカンを抱えてやってきます。
マネージャーの子「即戦力級じゃないですか、
部長もそう思わないですか?」
ためぞうの後ろのベンチで、
麦茶片手に、部長さんはいいます。
部長さん「野球を愛する者に、
部員か、そうでないかは、
重要ではないんじゃないかな。
麦茶、ありがとね。」
マネージャーさんは、ペコリとお辞儀をして、
チャイムに間に合うように、
更衣室へと向かいました。
部長さんは、部員さんたち(+ためぞう)に言います。
部長さん「続きは、放課後にしよう。」
スポーツマンたちは、いい汗をタオルで拭います。
新発売の芳香カプセル入りの、
ふんわり仕上げのタオルは、
結構な時間、ほんのりとした良い香りを届けてくれます。
ためぞうも、タオルを借りました。
チャイムがなる頃には、
ためぞうは、3年J組の教室にいます。
学校の方針が、自由参加ですので、
教室には五割程度の生徒がいます。
空席は約20になります。
国語教師のエリナ先生がやってきました。
エリナ先生「教頭先生が寝坊したので、
点呼は、私が取らせていただきます。」
エリナ先生は、ノルン姐の近所の出身で、
ノルウェーから来日している、国語の先生です。
七ヶ国語を母国語のように使いこなす美人先生で、
担当は、人事の関係で『国語』のなります。
複数の言語を瞬時に使い分ける事が出来ますので、
英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ロシア語などなど、
担当教諭は、講義を外した時点で、
エリナ先生に、講師枠を奪われてしまうので、
皆、熱心です。
ためぞう「新キャラの登場に、焦ってはいけない。
いくらオレが希薄なうっすらさんになろうとも、
今のオレには、結構な時間がある!
閣下は仰られたのだ。
春は、毎年やってきますと。」
エリナ先生「山本 貯蔵君。」
たまぞう「は、は、はいっ!!」
エリナ先生「ヒゲA君。」
バルマード「はい、先生!」
エリナ先生は、
淡々と点呼を続けて行きます。
全員の名を呼び上げると、
一礼して、教室を去って行きました。
今日は、土曜日なので授業は四時限目までです。
ためぞうは、レオクスさんのお手伝いに行きました。
レオ様「ためぞうくん、いつもありがとう。」
ためぞう「好きでやってるもんでして。」
レオクスさんは、
にこりとして、ランチの準備を続けます。
商業施設棟は、
土日こそ本番のエリアなので、
レオクスさんは、月曜日にお休みを取っている事が多いです。
レオクスさんのお店は、
リピーターが大半なので、
土日の仕込みは前日からになります。
新鮮な食材は、市場が近い上に、
生鮮食料品フロアでも入手可能ですので、
手間のかかるものが優先して前日に用意されています。
お店は、盛況でレオクスさんは安心しています。
レオクスさんの欠点は、心配性な所でしょう。
ためぞうは、オーダー順に仕上がったものを、
次々とテーブルに運び、
ピッチャーのチェックなども丁寧にやっています。
ためぞうの担当は、主に日替わり定食の配膳と、
テーブルの清掃です。
女子の視線は、レオクスさんに注がれているので、
ためぞうは、職場関係者やヒゲたちの方に足を運びます。
ためぞう「ガールズサイトさんには、
自分は背景と心得ておりますので、
自分の楽園保護の為に、
暗黙の了解は厳守であります。」
女子たちと、
ショコラを食べているエストさんは、
最近のためぞうに、関心しています。
エストさん「読める男になってきたね、ためさん。
お互い、歩く道は違えど、
抱える信念は同じ。
応援してるよー。」
エストさんは、女子力を鍛えています。
単独では、勝利出来ない相手でも、
仲間たちと手を取り合って、
勝利を掴み、
最後に、油アゲをさらう気です。
きつねうどんのアゲのイメージになります。
ためぞうは、
レオクスさんのお店での仕事をこなし終え、
素振りの練習に、体育館へと向かいます。
剣道部の方たちが真剣に練習しているので、
隅の方での訓練です。
目標は、とりあえず素振り千回ですが、
むやみに振ってもダメかなと思ったためぞうは、
少しだけ、剣道部の練習風景を参考のしようと、
見学の許可をもらいました。
部員さん「自分らので参考になるなら、
いくらでも見てってくださいっす!」
ためぞうは見学しています。
重心の移動と、連動した竹刀の動きを特に見ています。
ためぞうは、素振りを始めました。
目標を100回に下げて、
その分、繊細に取り組む事にします。
ためぞうの軸は、ほとんどブレません。
足腰は、日頃から強化されていました。
精確なストロークで、
音楽室にあるメトロノームのように、
竹刀を振り続けます。
ためぞうは、
残りは宿題にして、深く一礼して体育館を後にしました。
学園の帰り道は、
ゲーセンから始まります。
土曜日だけあって、
お休みの学生さんも多いので、
盛況です。
セントクラウス学園は、
土曜の四時限目まで授業をやっていますので、
制服姿のサフィリアさんを見つけるのは簡単でした。
私服で学校に通っている、レミーアさんと対戦中なので、
1ゲーム終了までは、待つことにしました。
ためぞうが両替に行くと、
キャッチャーが取れずにムキになってるエストさんがいました。
ためぞう「アレ、欲しいのか?」
エストさん「バネが弱すぎるんじゃい!!」
ためぞう「ちょっと変わってみ。」
ためぞうはコインを2枚入れて、
ボタン操作をします。
あっさり取りました。
エストさん「そんなテクがあるんかい!?」
ためぞう「テコの原理だべ。」
エストさんは、ためぞうにコイン2枚を渡して、
笑顔で帰っていきました。
ためぞう「まりもの人形は、緑なのがいいな。」
サフィリアさんと、レミーアさんのバトルは立ち見が出るほどの盛り上がりです。
二人とも、脇にコインをかなり高く積んでいます。
人気筐体を一台占有しているわけですが、
周りのお客さんは、順番待ちの席を観客席にかえての応援です。
観客A氏「中尉の動き、あれはまさに栄光の再来。」
観客B氏「副長殿のシールドは、簡単には突破出来そうにありませぬ。
あの高出力ビームカノンにかすっただけでも、
中尉の機体は大破ですぞ。」
ためぞう「・・・解説、熱いな。」
挑戦者現る!
観客J氏「あれは、新式の!」
ゲームは4人までいっしょに遊べます。
観客さんたちは、息を呑んで見守ります。
ゲーム画面の、空中戦艦から出撃したのは、
高難度の操作技術を要する試作機、
『フォーミュラ F14 オメガストライク』です。
観客A氏「実在していたのか・・・。」
ためぞうは、
そろそろエリス姐の
晩御飯の買出しにいかなければならないので、
無念ながら、その場をあとにします。
帰り道の駄菓子屋さんで、
ペット容器の方のラムネと、
カード付きのお菓子を2個買って、
ラムネを飲みながら、
ポイントデーのスーパーに、
ご馳走のタイムセールお寿司を買いに行きます。
そこで、
ローゼさんとハイン師匠に会います。
ハイン「りんかのヤツ、何処いったんだ。
お、よう! ためぞう。」
ためぞう「お久しぶりです、我が師。
閣下は、今日はアフロなんすね・・・。」
ローゼさん「テレビの『ヤングメン 2014』に感激いたしまして、
手持ちのヤマモトさんのグラサンを磨いて付けて、
アフロのズラを買ってしまいました。」
ためぞう「もう、誰だかわからなくなってますよ・・・。」
ハイン「オラ、置いてくぞ!」
ためぞう「そういや、
マイオストは、星になってたな・・・。」
ローゼさん「私がいるということは、
第二十一話が、終盤であるということは、
今のためぞうさんには、おわかりですよね?」
ためぞう「心得ております!!」
ローゼさん「急ぎましょう、
チャンスは、取りこぼしもある貴重なものなのですから。」
三人は、
スーパーのタイムセールコーナーへと急ぐのでした。
次回 ためぞうの冒険 第二十二話。
「エクステッド・レジェンド・ブレイク II !!!」
ためぞう「成長しろよ、セリカさんよ。」
セリカさん「出番、少ないんです!!
居残り、いやなんです。」
ためぞう「オレに言われても、
結果は聞かんでわかるやろ。」
セリカさん「閣下に頼んでw」
ためぞう「成分で25%負けてても、
セリカさん、底力はある方だよね。
自力でがんばれ。」
セリカさん「居残りですか!」
ためぞう「才能だけで、努力を惜しんだツケじゃよ。」
ためぞうの 気合い!
その迫力は、セリカさんさえ驚いた。
セリカさん「すげー、強くなってる!?」
ためぞう「まだ、ワザ持ってねーけどな。」
セリカさん「バーベQは呼んでください。」
ためぞう「・・・レオクス先生に聞いておこう。」
セリカさん「ためぞー、さすが私の見込んだヤツ。
出来るネ!」
ためぞう「すまん、
オレ、晩飯担当だから。」
セリカさん「了解っす!
がんばってね、ためぞー。」
セリカさん「では、
またですーーー。 ^-^」
「タメロー。」
ためぞうは、学校にいます。
まずは朝錬の片付けの手伝いです。
特に部員でもなんでもないのですが、
ちょこちょこ顔を出しているうちに、
なんとなく手伝うようになっていました。
朝錬の終わったグラウンドを、少し間借りして、
朝のホームルームの時間まで、
自主トレです。
部員さんの何人かは、
ためぞうに、スイングの指導と、
キャッチボールに付き合ってくれています、
いい人たちです。
部員Aさん「ためぞーさんは、部活やらないっすか?」
ためぞう「やってて、楽しいです。
ですが、スケジュールの関係で。^^:
空いてる時でいいんで、よかったら、
ご指導よろしくお願いします。」
部員B君「ウチは地区予選がギリギリなんだけど、
好きでやってる連中ばっかだから、
いつでも歓迎だよ。」
ためぞうのスイングは、
ヘッドスピードが違いました。
荒削りですが、当たると場外まで飛んでいきます。
ベースランニングも俊足で、50mを5秒台で駆け抜けます。
守備は、経験ないのでザルですが、
飲み込みが予想以上によく、
何より、スタミナが強力です。
そこにマネージャーさんが、
冷えた麦茶のヤカンを抱えてやってきます。
マネージャーの子「即戦力級じゃないですか、
部長もそう思わないですか?」
ためぞうの後ろのベンチで、
麦茶片手に、部長さんはいいます。
部長さん「野球を愛する者に、
部員か、そうでないかは、
重要ではないんじゃないかな。
麦茶、ありがとね。」
マネージャーさんは、ペコリとお辞儀をして、
チャイムに間に合うように、
更衣室へと向かいました。
部長さんは、部員さんたち(+ためぞう)に言います。
部長さん「続きは、放課後にしよう。」
スポーツマンたちは、いい汗をタオルで拭います。
新発売の芳香カプセル入りの、
ふんわり仕上げのタオルは、
結構な時間、ほんのりとした良い香りを届けてくれます。
ためぞうも、タオルを借りました。
チャイムがなる頃には、
ためぞうは、3年J組の教室にいます。
学校の方針が、自由参加ですので、
教室には五割程度の生徒がいます。
空席は約20になります。
国語教師のエリナ先生がやってきました。
エリナ先生「教頭先生が寝坊したので、
点呼は、私が取らせていただきます。」
エリナ先生は、ノルン姐の近所の出身で、
ノルウェーから来日している、国語の先生です。
七ヶ国語を母国語のように使いこなす美人先生で、
担当は、人事の関係で『国語』のなります。
複数の言語を瞬時に使い分ける事が出来ますので、
英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ロシア語などなど、
担当教諭は、講義を外した時点で、
エリナ先生に、講師枠を奪われてしまうので、
皆、熱心です。
ためぞう「新キャラの登場に、焦ってはいけない。
いくらオレが希薄なうっすらさんになろうとも、
今のオレには、結構な時間がある!
閣下は仰られたのだ。
春は、毎年やってきますと。」
エリナ先生「山本 貯蔵君。」
たまぞう「は、は、はいっ!!」
エリナ先生「ヒゲA君。」
バルマード「はい、先生!」
エリナ先生は、
淡々と点呼を続けて行きます。
全員の名を呼び上げると、
一礼して、教室を去って行きました。
今日は、土曜日なので授業は四時限目までです。
ためぞうは、レオクスさんのお手伝いに行きました。
レオ様「ためぞうくん、いつもありがとう。」
ためぞう「好きでやってるもんでして。」
レオクスさんは、
にこりとして、ランチの準備を続けます。
商業施設棟は、
土日こそ本番のエリアなので、
レオクスさんは、月曜日にお休みを取っている事が多いです。
レオクスさんのお店は、
リピーターが大半なので、
土日の仕込みは前日からになります。
新鮮な食材は、市場が近い上に、
生鮮食料品フロアでも入手可能ですので、
手間のかかるものが優先して前日に用意されています。
お店は、盛況でレオクスさんは安心しています。
レオクスさんの欠点は、心配性な所でしょう。
ためぞうは、オーダー順に仕上がったものを、
次々とテーブルに運び、
ピッチャーのチェックなども丁寧にやっています。
ためぞうの担当は、主に日替わり定食の配膳と、
テーブルの清掃です。
女子の視線は、レオクスさんに注がれているので、
ためぞうは、職場関係者やヒゲたちの方に足を運びます。
ためぞう「ガールズサイトさんには、
自分は背景と心得ておりますので、
自分の楽園保護の為に、
暗黙の了解は厳守であります。」
女子たちと、
ショコラを食べているエストさんは、
最近のためぞうに、関心しています。
エストさん「読める男になってきたね、ためさん。
お互い、歩く道は違えど、
抱える信念は同じ。
応援してるよー。」
エストさんは、女子力を鍛えています。
単独では、勝利出来ない相手でも、
仲間たちと手を取り合って、
勝利を掴み、
最後に、油アゲをさらう気です。
きつねうどんのアゲのイメージになります。
ためぞうは、
レオクスさんのお店での仕事をこなし終え、
素振りの練習に、体育館へと向かいます。
剣道部の方たちが真剣に練習しているので、
隅の方での訓練です。
目標は、とりあえず素振り千回ですが、
むやみに振ってもダメかなと思ったためぞうは、
少しだけ、剣道部の練習風景を参考のしようと、
見学の許可をもらいました。
部員さん「自分らので参考になるなら、
いくらでも見てってくださいっす!」
ためぞうは見学しています。
重心の移動と、連動した竹刀の動きを特に見ています。
ためぞうは、素振りを始めました。
目標を100回に下げて、
その分、繊細に取り組む事にします。
ためぞうの軸は、ほとんどブレません。
足腰は、日頃から強化されていました。
精確なストロークで、
音楽室にあるメトロノームのように、
竹刀を振り続けます。
ためぞうは、
残りは宿題にして、深く一礼して体育館を後にしました。
学園の帰り道は、
ゲーセンから始まります。
土曜日だけあって、
お休みの学生さんも多いので、
盛況です。
セントクラウス学園は、
土曜の四時限目まで授業をやっていますので、
制服姿のサフィリアさんを見つけるのは簡単でした。
私服で学校に通っている、レミーアさんと対戦中なので、
1ゲーム終了までは、待つことにしました。
ためぞうが両替に行くと、
キャッチャーが取れずにムキになってるエストさんがいました。
ためぞう「アレ、欲しいのか?」
エストさん「バネが弱すぎるんじゃい!!」
ためぞう「ちょっと変わってみ。」
ためぞうはコインを2枚入れて、
ボタン操作をします。
あっさり取りました。
エストさん「そんなテクがあるんかい!?」
ためぞう「テコの原理だべ。」
エストさんは、ためぞうにコイン2枚を渡して、
笑顔で帰っていきました。
ためぞう「まりもの人形は、緑なのがいいな。」
サフィリアさんと、レミーアさんのバトルは立ち見が出るほどの盛り上がりです。
二人とも、脇にコインをかなり高く積んでいます。
人気筐体を一台占有しているわけですが、
周りのお客さんは、順番待ちの席を観客席にかえての応援です。
観客A氏「中尉の動き、あれはまさに栄光の再来。」
観客B氏「副長殿のシールドは、簡単には突破出来そうにありませぬ。
あの高出力ビームカノンにかすっただけでも、
中尉の機体は大破ですぞ。」
ためぞう「・・・解説、熱いな。」
挑戦者現る!
観客J氏「あれは、新式の!」
ゲームは4人までいっしょに遊べます。
観客さんたちは、息を呑んで見守ります。
ゲーム画面の、空中戦艦から出撃したのは、
高難度の操作技術を要する試作機、
『フォーミュラ F14 オメガストライク』です。
観客A氏「実在していたのか・・・。」
ためぞうは、
そろそろエリス姐の
晩御飯の買出しにいかなければならないので、
無念ながら、その場をあとにします。
帰り道の駄菓子屋さんで、
ペット容器の方のラムネと、
カード付きのお菓子を2個買って、
ラムネを飲みながら、
ポイントデーのスーパーに、
ご馳走のタイムセールお寿司を買いに行きます。
そこで、
ローゼさんとハイン師匠に会います。
ハイン「りんかのヤツ、何処いったんだ。
お、よう! ためぞう。」
ためぞう「お久しぶりです、我が師。
閣下は、今日はアフロなんすね・・・。」
ローゼさん「テレビの『ヤングメン 2014』に感激いたしまして、
手持ちのヤマモトさんのグラサンを磨いて付けて、
アフロのズラを買ってしまいました。」
ためぞう「もう、誰だかわからなくなってますよ・・・。」
ハイン「オラ、置いてくぞ!」
ためぞう「そういや、
マイオストは、星になってたな・・・。」
ローゼさん「私がいるということは、
第二十一話が、終盤であるということは、
今のためぞうさんには、おわかりですよね?」
ためぞう「心得ております!!」
ローゼさん「急ぎましょう、
チャンスは、取りこぼしもある貴重なものなのですから。」
三人は、
スーパーのタイムセールコーナーへと急ぐのでした。
次回 ためぞうの冒険 第二十二話。
「エクステッド・レジェンド・ブレイク II !!!」
ためぞう「成長しろよ、セリカさんよ。」
セリカさん「出番、少ないんです!!
居残り、いやなんです。」
ためぞう「オレに言われても、
結果は聞かんでわかるやろ。」
セリカさん「閣下に頼んでw」
ためぞう「成分で25%負けてても、
セリカさん、底力はある方だよね。
自力でがんばれ。」
セリカさん「居残りですか!」
ためぞう「才能だけで、努力を惜しんだツケじゃよ。」
ためぞうの 気合い!
その迫力は、セリカさんさえ驚いた。
セリカさん「すげー、強くなってる!?」
ためぞう「まだ、ワザ持ってねーけどな。」
セリカさん「バーベQは呼んでください。」
ためぞう「・・・レオクス先生に聞いておこう。」
セリカさん「ためぞー、さすが私の見込んだヤツ。
出来るネ!」
ためぞう「すまん、
オレ、晩飯担当だから。」
セリカさん「了解っす!
がんばってね、ためぞー。」
セリカさん「では、
またですーーー。 ^-^」