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第二十八話 Bパート 「友人の、友人さん。」

2014年11月24日 07時01分20秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 II 第二十八話 Bパート


   「友人の、友人さん。」



 セバリオスさんは、


 レオクスさんと一緒に、


 ためぞうからの


 『エリスねーさん家のお泊り会。』


    ・エリスねーさん、ファルベリアさん、


     ゆきはなさん、セリスさん、


     事務の鈴木さん、佐藤さんがいます。



 の実況を聞きながら、


 いろいろと、年末に向けた相談をしていました。



 二人は、レオクスさんが住んでる別荘にいます。


 時刻は、夜の9時半くらいです。



セバリオスさん「レオクス君、


        これからの私たちの今後の為に、

        まずは「友人設定」をしておきたいのだが。」


 レオクスさんは、ほろ酔いです。


レオクスさん「その設定は、非常に重要だと思います。


       もちろん、セバリオスさんは、

       最高の友人です!」


ためぞう <「こちら、キャンプ ドラゴンタウン。


       女子は、少しテンションが上がっています。

       暖かそうな窓辺にときどき映る、


       ファルさんのパジャマ姿は、いいと思います。


       エリスねーさんは、

       後でパジャマが、

       フレグランスな香りになっていることに、

       気が付くでしょう。


       柔軟剤に、気を使うようになると思います、


       以上。」



 セバリオスさんと、レオクスさんは、

 ワインで、乾杯しています。


 セバリオスさんは、

 いつものように紳士的で、

 気品に満ち溢れています。


 レオクスさんは、

 ちょっと、ポッとしています。



セバリオスさん「それで、話の続きなのだが、


        私も、当初、

        友人で思いついたのは、

        もちろんレオクス君なのだが、


        二人、同じ場所にいた場合、


       (ケース1 = ゆけむり どきどき、温泉旅行中など。)


        どうやってアドバイスをすればいいのか、

        そこで、行き詰った。


        スマホや、携帯などの端末で、

        やり取りを確認するらしいのだが、


        そこに一緒にいるのに、通話してたら、

        きっと、不自然だよね?


        声も、もれてるし。」


レオクスさん「そ、その通りだと思います!


       さすが、セバリオスさん。」


ためぞう <「今、「あっ!」


       って、甘い声が聞こえました。


       セリスさんが、どちらかと面白がっているようです。」


 セバリオスさんとレオクスさんは、

 瞳を閉じて想います。


 そこに出てくるエリスねーさんは、

 明らかに、ひいき目で見た、

 美しい感じで輝いています。


 乙女ゲージの成せる奇跡でしょう。


 きらめき成分、いっぱいです。



 セバリオスさんは、

 お酒に果てしなく強いので、

 すぐに、我に返ります。


 酔いたい時は、気分良くまろやかに飲める、

 便利な体質で、

 基本、二日酔いもしません。


セバリオスさん「さて、現実問題として、

        互いがトゥルーエンド、そして、


        甘い新婚生活に入るであろう、


        「きらめき エピソード II」 に向けて、


        事前に、

        周囲の女性をむやみに振り回さない為にも、

        好感度を管理してくれる、


        『友人』設定が必要なのだが、


        確かにこの目で見てきたが、

        わるいウワサというものの、破壊力は、

        銀河の覇権にも関わる

        一大事だということを、


        南西の大覇王、

        ネコのマスクの古蔵君の経験で、

        学んできた所なのだよ。」


レオクスさん「・・・酔いがさめちゃう、破壊力ですね。」



セバリオスさん「それで、わからないことは

        私はセリスに聞いているので、


        より適切な答えをくれる、

        アセリエス状態に戻ってもらって聞いた見た。」


レオクスさん「おおッ!


       知力 98(+10)の、

       あの方がいう事なら、


       ぜひにも、聞かせて欲しいものです・・・。」


 セバリオスさんは、

 同じセリフを忘れてしまってはいけないので、

 事前に録音した、

 セリスさんの声をラジカセで再生しました。



  女教皇 アセリエスは言う。


「結果を望むならば、


 それに見合う対価を支払うのが、

 よろしいでしょう。


 渇望して止まない、

 その願いにも似た想いを叶えたいのであるなら、


 まずは、自身が

 何かに満ちていることが大切です。


 天秤の反対側にある、穴の開いた器に、

 ひたすら注ぎ続ける作業が必要です。


 ですが、

 答えはきっと、

 永遠にわからないままでしょう。」



     テープは、こう続きます。




  - まず、

    信じる心を持つということです。


    その決して大きくはないでしょう、

    誰しもが持つ、

    杯の裏の台座ほどの恋の器に、


    何かを満たしておくのならば、

    根拠のない自信でも、注いでおくのです。


    愛する方へのやさしさと、いたわり、

    また、それを奪うだけの勇気が必要です。

    
    器からは、

    たくさんのあなた様の勇気と自信が、

    止め処なくこぼれていくことでしょう。


    ひたすらに、それを足し続けるのです。


    ただ、ほん少しだけ、

    注ぎ勝てばよいのです。


    それが対価となるでしょう。


    想いは、共に過ごした月日により、

    うっすらと、

    でも確実に降り積もるのです。


    そういう季節に、なりましたネ。-



 そして、テープの口調が、

 セリスさんへと変わります。



「ぜぇぜぇ・・・、

 ブランク長いですね、


 リハビリしときます。



 ・ 結論 セバリオス様 → ウィルハルト王子様(2世。)


      レオクスさん → 勇者 アレスティル君。(とりあえず、こちらに来れない方。)



 ・ 方法 セバリオス様の場合。


      『ガールズサイド』で、会って来て下さい。

       行けるはずなので。

       通話は、可能だそうです。


      レオクスさんの場合、


       面会の機会をすぐに設けますので、

       レーナさんの近況を

       彼に語るだけでいいと思いますー。


 こんな感じで、いかがでしょ?」


 テープの再生が終了しました。



セバリオスさん「いかがでしょう?」


レオクスさん「まず、そのテープを下さいw


       了解でありますッ!」


セバリオスさん「私は、セリスからまた聞けばいいので、


        よかったら、どうぞ。」



 レオクスさんは、勇気がでるテープを手に入れた!


セバリオスさん「では、ちょっとウィルハルト王子君に、

        会って来ます。


        10分くらいで、戻ります。」


レオクスさん「わ、私も、アレスティル君に会ってきます!


       同じく、10分程度で戻ります。」


> セバリオスさん+レオクスさん「10分ほど、離席します。」


ためぞう <「はいっす。


       コーンスープ作って飲んでますので、

       どうぞ、ごゆっくり。」



 セバリオスさんは、5分で戻って来ました。


セバリオスさん <「二世君、聞こえる?」


> ウィルハルト王子「はい!


           これから、よろしくおねがいします。」


セバリオスさん <「こっちのエストさんは、


          道の駅ドラゴンで、頑張っています。

          応援してます。」


> ウィルハルト王子「エスト姫は大切な方なので、

           よろしくおねがいしますー。」


セバリオスさん <「ローゼさんにも、ちゃんと言っておくよ。」


> ウィルハルト王子「ローザさん?」


セバリオスさん <「(・・・あ、知らないんだ。

           聞かれたら、答える事にしよう。)


          うん、気になったら聞いてみて。

          急に、遅くにおじゃまして、ごめんね。


          寝るとこだったの?」


> ウィルハルト王子「もうちょっと、

           テレビ見てるので、大丈夫です!」


セバリオスさん <「とにかく、これからよろしくお願いします。」


> ウィルハルト王子「はい!


           ありがとうございます。」


 ・ セバリオスさんは、好感度管理が、オンになりました!


 レオクスさんも、帰って来ました。


レオクスさん「おお、早いですね。」


 ・ レオクスさんも、好感度管理が、オンになりました!



> セバリオスさん「ためぞう君、戻ったよ。


          レオクス君も戻ってきたね。」


ためぞう <「ちょうど、スープ飲み終わったっす。


       では、湯たんぽ、準備したりします。」


> セバリオスさん「冷えないように、気を付けてね。」


 レオクスさんは、

 両方のグラスに、ワインを注ぎました。


セバリオスさん「ありがとう。


        おつまみ、いる?」


レオクスさん「チーズがあるので、持ってきますね。」


セバリオスさん「あ、

        これ、エリスの作ったワインです。


        渡すの忘れてました。」


レオクスさん「あ、ありがとうございます!


       ちょっと、ワインセラーに置いてきていいですか?

       さすがに、今日、これは飲めないです。」


セバリオスさん「うん。

        ちょっと、コンビニで、

        あんまんとか買って来るよ。


        ためぞう君にも、届けて来ます。」


レオクスさん「はいっ!


       ワイン、大事にしまわせてもらいます・・・。」



 ためぞうのテントは、

 エリスねーさんの家の庭、(縁側の方)に設置してあります。


 地方で暮らしているいいところが、

 お手ごろな感じで、庭付き一戸建てがあるということで、


 エリスねーさんは、そこそこ広い庭のある二階建ての家に住んでいます。


 ためぞうが使っている方の庭には、

 バーベキューが出来る程度のスペースと、

 家庭菜園があります。


 この家庭菜園と縁側の、

 丁度中間くらいに、

 ためぞうはキャンプを張っています。


 反対側にも庭があって、

 そこにはエリスねーさんのお気に入りのガレージがあります。


 バイクが一台と、

 簡単なメンテナンスが出来る工具がそろえてあり、


 クルーザータイプの車も入るスペースです。


 家の裏口と繋がっているので、

 そのまま、お出かけも出来ます。


 オートのシャッターが付いていて、

 エリスねーさんのお給料は、こういうこだわりに、

 費やされていることも多いです。


 エリスねーさんは、まだ達成していないラジオ体操のイベント、

 年間総合ランク第一位の豪華景品

 『ヴィンテージバイク』を飾るために、

 時々、ガレージを掃除しています。


 夢中になって、

 プラモデル作りをしている少年のように、

 瞳を輝かせて、

 いい汗流したりしてます。
 

 エリスねーさんの家の二階が、

 元々の、ためぞうの部屋です。


 女子のお泊り会は、お風呂イベントなどあるので、

 安易に、ためぞうが部屋に戻ると、

 女子のお風呂イベントが、進行しなくなります。


 高確率で、着替え中や、お風呂上りに遭遇して、

 ワナに落ちるでしょう。


 ためぞうは、訓練も兼ねていますが、

 そういう意味のリスクを回避する為にも、

 テント生活をやっています。


 トイレの問題も同じことなので、

 ためぞうは、公園のトイレを使ったりして、

 気を使っています。


 エリスねーさんは、昔から女子にはモテるので、

 ためぞうには、そういう配慮が身に付きました。


 ためぞうは、

 湯たんぽや、あったかグッズを準備していると、


 ポンと置かれている、説明書を目にします。

 見たことないものですが、妙にうすいです。


ためぞう「・・・オレの説明書がある。」


 ためぞうは、自分の説明書に目を通します。


   ◇ ためぞうさんの説明書 II 仕様。


     ・ Aボタン = アクション。 


       (連打で、弱。 普通に押すと中。 長押しで、強になります。)


     ・ Bボタン = ジャンプ。


       (気分で、飛んでみましょう。

        横スクロールのアクションなどでは、ないと困ります。)



ためぞう「・・・アリサ副会長さんの字だな。」


     ・ A+Bボタン = 乙女ゲージ(気合い)溜め。


       (6段階 オートマチックに設定してあります。)



     ・ 十字キー = ↑ ↓ は使いません。


       (選択肢を選ぶ時には、使いますね。)



     ・ 十字キー = → 右に移動。



     ・ 十字キー = ← 左に移動。



     ・ スタートボタン = 対戦時は、乙女を想うパワーを開放します。


                 強力ワザですが、使うとふにゃんとなります。


                 また、溜めてくださいね。



     ・ セレクトボタン = コンフィグ画面とか出せます。



     ・ コントローラーのマイク = カラオケなどにも、どうぞ。



ためぞう「・・・この操作は、身体で覚えとかないかんな。


     さっそく、ゲームでもやってみよう。」



 ためぞうに、無線が入ります。


> アリサさん「こんばんはー、


        ホーネルさんの友人のアリサです。」



ためぞう <「おお、こんばんはっす!」


> アリサさん「ためぞうさん、


        女子の好感度が、

        かなり100にちかい方が多いのですよ。


        ホーネルさんの代わりですが、

        へんなウワサ管理はまかせてくださいね。」


ためぞう <「頼りになるっす!」


> アリサさん「・・・お互い、シーズンなイベント回収したいですね。」


ためぞう <「そば打ちためぞうに、年越しそばはお任せください!」



> アリサさん「料理できる男性って、素敵ですよね。


        質問なのですが、」


ためぞう <「はいっす。」



> アリサさん「エリスさんについて、どう思われますか?


        個人的にはオススメなのですが。(古蔵さんを大出世させた実績あり。)」


ためぞう <「エリスねーさんは、一見、てきとーに見えますが、


       実は、わりと繊細で、細やかな気配りも出来て、

       料理も美味いっす。


       きっと、セバリオスさんや、レオクス師匠さんは、


       幸せになれるのではないかと思います。」



> アリサさん「・・・。(ためぞうさん、取りこぼしたら、大きいですよ。)


        エリスさん、一応、16才ヴァージョンとかなれますけど、

        けっこう、乙女さんでいいですよ。」


ためぞう <「おお、それはぜひ、


       セバリオスさんたちに、お知らせせねば!」


> アリサさん「い、言ってはダメです!


        夢のあるフラグにしておきましょうよ。(・・・言い訳が苦しいw)」


ためぞう <「了解であります!」


> アリサさん「で、では、また。」


ためぞう「はい、またですー。」



 近すぎると、

 わからなくなるものもあるのですねと、


 ちょっと、思ってしまったアリサ副会長さんでした。
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