事務次官とか実務レベルのトップを
まとめて挿げ替えないと駄目でしょ。
いや、まー、
これをやると周りがイエスマンだらけになって、
それはそれでロクな組織にはならないだろうなぁと反省。
理想論を言えば、自らに苦言を呈する人材を
登用すれば良いんだが、理想論と言うより不可能事だし。
脱官僚って言ってるけど、
官僚にそっぽ向かれたら仕事にならないんじゃないかな?
本来は官僚を統制するために最高権力者である
大臣を任命するんだけど、
1人でどうにかできる規模じゃないし。
つか、「総裁選で自分のために票集めしてくれた」
なんて論功行賞で大臣決めてたら、
どー考えても省庁を掌握するなんて無理でしょ。
本当に脱官僚をする
(=省庁の勝手を許さない=大臣が省庁を掌握する)
のなら、大臣だけじゃなくて
事務次官とか実務レベルのトップ
(民間会社でいうとこの役員)を
まとめて挿げ替えないと駄目でしょ。
まー、
それで省庁の仕事が回るかは知らんけど。
つか、職人芸でも事務仕事でも個人に依存して
業務を回すのが日本式なので、たぶん無理だろうけど。
テストの点という明確な基準で順位付けされ
評価される学生時代と、
そもそも評価されることすらない社会人時代。
(便利屋扱いされることはあるけど)
このギャップは大きいわなぁ。
まー、あと数年すれば、
競争を否定して育った世代が社会人になるから、
ちょうど良いのか。
日本経団連の夏季フォーラムなるものがあったらしい。
んで、そこで
西田厚聡副会長(東芝会長)は「アジアから高度な人材を日本に呼び込む国家戦略策定が急務」として、産業競争力を高めるためアジアの留学生や先端技術者を増やす環境整備を求めた。
とのこと。
とりあえず、
海外の優秀な人材を当てにする前に、自前で育成しようよ。
確かにインドとかの優秀な人材を連れて来るのは
安上がりだけどさ。
その優秀な人材に愛想をつかあされない環境を
ちゃんと用意してるの?
給与・福利厚生だけじゃなくて、
業務上の裁量権とか待遇まで色々。
まー、どうせ
「なんで彼ら(日本人)はあんなに無能なのに、
自分たちより高い給料を貰ってるんだろ?」
とか言われて、優秀な人から逃げていくんだろうなぁ。
自分の価値観でフィルターをかける。
次いで、自分の知っている範囲の知識でフィルターをかける。
さらに、自分にとって都合が良いかどうかでフィルターをかける。
人が行動するのはそれから。
主張が変わる
⇒ ぶれてる
⇒ 批判される
と、判で押したかのような論調だけど、
大切なのは意義・目的であって、
手段が変わるのは別に良いと思うんだけどなぁ。
まー、民主の自衛隊派遣賛成は
外圧が怖いからってだけの単なるヘタレだと思うけど。
つか、いい加減
自衛隊を定義し直した方が良いんじゃないかと。
法解釈なんてあやふやな状態のままにせず。
経済財政白書が発表される。
なんでも、年収300万円未満の層が増加し、
全体の過半数に達したらしい。
う~ん。
どういう計算なんだろ?
パート(≒低収入)が増えたり、
無職が増えたり、
経営危機な自営業者も増えてるんだろうけど、
そこまで低いもんなのかな?
だって、高給取りな団塊世代だって
まだまだ残ってますよ?
労働人口の年齢別分布を見ても、
中年(≒高給取り)の比率は低くないと思うんだけどなぁ。
組織に迎合することによって得られる
有象無象の特典って結構大きいですよ?
気がついたときにはそれ無しでは成り立たないくらいに。
これまでの積み重ねが今であり、
いくら不都合だからって
簡単にひっくり返せるほど軽くは無いでしょ。
自民を支持するつもりはさらさらないが、
民主を選べば問題が解決するって訳でもないだろうに。
関係ないが、
選挙カーがうるさい。
特に某諸派。
今度の選挙。
自民も大変だなぁ。
だって、
今までお世話になった色んな業界の組織票をとるか、
それらを捨てて浮動票を取りに行くか。
ある意味、究極の選択。
どーでも良いが、
「民主には出来ないことが自分たちなら出来る」とか
「自民には出来ないことが自分たちなら出来る」って
なんか根拠があるんだろうか?