今日の阪神タイガース

毎日の阪神の各選手の動きを分析し様々なマスコミの情報を紹介して行きます

俺がエースや!中四日でも任せんかい!福原に自覚芽生える

2006年11月26日 10時48分49秒 | Weblog
 右腕エース福原忍投手(29)が昨日、西宮市内のホテルで同僚の杉山投手、平田二軍監督とイベントに参加した際に「ずっと続かなければ、中4日の方が楽」と頼もしく話した。
 来年3月30日の開幕広島戦(京セラD)を任された場合、開幕4、6カード目の宿敵中日戦の登板は難しいが、出足から間隔を詰めての登板にも意欲十分で、今季0勝3敗の落合竜へのリベンジを誓った。

 中4、中5は当たり前~とまでは言わないが、福原投手にとってそれは、決して“強行日程”ではない。
 というのも今季終盤、脅威のタフネスぶりでチームをけん引し、井川投手が抜けた後、大黒柱を託される男は、07年開幕からのフル回転にも、意欲十分な様子だ。

 「中4日の方が、楽ですよ。練習で走りこんだりしなくてもいいし」と登板間隔を詰めて投げまくった今季を振り返り、サラリと言ってのけたのだ。

 「ずっとはしんどいですけどね。2週間とかだったら。リズムよく投げられますからね」とイベントの後、笑顔で“補足”したが「筋肉痛も2、3日でとれますし、(中4日は)自分のペースで投げられるので、しんどくなかった。自分のリズムが作れれば、大丈夫」とは頼もしい限りだ。

 07年の日程では、開幕戦は3月30日の広島戦(京セラD)で、通常、その3連戦で投げる投手は中6日で開幕3、5カード目へ挑む。
 しかし宿敵の中日戦は4、6カード目に組まれている。
 つまり開幕を表ローテで臨めば、中日戦は裏ローテとなるわけだ。

 日程発表された8日、岡田監督は「開幕より何より、ヨーイドンから中日戦が裏ローテになる。ポイントはそこや」と指摘した。
 中日戦への主力級投入を示唆したが、福原投手の存在は、そんな心配も吹き飛ばす。
 もし開幕投手となれば、中5日、中6日で最初の中日戦(4月10~12日=甲子園)の3戦目にいける。
 福原投手にとって、比較的楽に開幕→竜倒に臨むことが可能なのだ。

 「一度はやってみたい気持ちはある」という開幕投手だが、さらに、今季5戦3敗(0勝)と苦杯をなめた中日戦に向け、「やっぱり中日を叩かないと、上が見えてこない。目標というか、倒さないといけないチーム」と、リベンジへの意欲は十分だ。

 長いシーズンを考えても、井川投手の209回を埋めるには、実績も安定感も抜群の福原投手のフル回転も拠り所になる。
 奇しくも11月25日は、岡田監督の49歳の誕生日で、まずは開幕投手の最有力候補から、粋な“誕生日プレゼント”を贈られた形だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿