今日の阪神タイガース

毎日の阪神の各選手の動きを分析し様々なマスコミの情報を紹介して行きます

横浜来期監督は大矢氏

2006年09月23日 21時14分02秒 | Weblog
 横浜の新監督に決定した大矢明彦氏(58)の就任発表がシーズン終了後の17日に行われることが分かった。

 横浜の残り試合は17試合で、予定通りに試合が開催されれば、10月15日の中日戦(ナゴヤドーム)がシーズン最終戦となる。
 新監督就任発表は、その2日後の17日に設定されている。
 発表会見までには、人間ドックで検査を受ける予定で、10年ぶりの監督業復帰へ向けて体調を整える考えだという。

 横浜の佐々木社長は大矢氏の新監督就任について「肯定も否定もしない。シーズン終了後に発表します」と話すにとどめたが、その背景にあるのは残り試合を戦うチームへの配慮。「牛島監督の辞任を認めた状況とは違う。今発表するのはデメリットの方が大きい」と説明した。

 この日、大矢氏は「非常にありがたい。そういう形になったら頑張りたい」と前向きな姿勢を示した。前日21日には公式ホームページを4年ぶりに更新して「こんなにもたくさんの応援メールをいただきありがとうございます」とも記している。
 弘田澄男氏の入閣は確定しており、新体制スタートに向けて、準備は着々と進んでいる。

片岡現役引退へ

2006年09月23日 21時11分08秒 | Weblog
 片岡篤史内野手(37)が今季限りで現役を引退することが分かった。
 シーズン終了を待ち、球団は来季の入閣を打診する方針だ。
 現時点でのポストは未定だが、打撃コーチ就任が濃厚だ。
 巨人2連戦(東京ドーム)のため東上した片岡内野手はこの日、デイリースポーツの取材に「今はチームが大事な時期」と話し、プロ生活15年の集大成として、残り14試合での完全燃焼を誓った。
 PL学園時代に春夏連覇。日本ハム時代にも4番として、華やかなプロ生活を送ってきた。阪神に移籍後も03、05年と2度の優勝を経験したが、プロ15年目の今季は、苦難の連続だった。

 開幕こそ1軍でスタートしたが、打撃不振で4月に2軍降格を告げられた。
 「おれのことはほっといてくれるか」と声を荒らげたこともあった。
 その後、再び1軍に昇格したが、これまで49試合に出場して88打数13安打、打率は・148で1本塁打。
 成績が伴わない焦りの中でも「使ってもらえる幸せを感じないと」と懸命に頑張ったが、往年の打撃を取り戻すことはできなかった。
 優勝争いの最中でもあり、球団はまだ片岡内野手との話し合いの場を持っていないが、指導者としての資質を高く評価していることから、シーズン終了を待って入閣を打診する方針だという。
 現時点ではポストは未定ながら、打撃コーチ就任が濃厚だ。
 “第2の人生”のレールはすでに敷かれている。

 甲子園でプレーすることにあこがれて、袖を通すことを決断したタテジマのユニホームで、男泣きの入団会見から約4年9カ月の月日が流れ、そして新たな旅立ちのときを迎える。
 「少しでもチームに貢献したい」と、残り14試合にプロ生活15年のすべてを懸け、完全燃焼する。

梶本氏逝く

2006年09月23日 18時50分43秒 | Weblog
 元阪急(現オリックス)の元投手で歴代9位の通算254勝を挙げ、9連続三振のプロ野球記録を持つ梶本隆夫さんが本日、呼吸不全のため、神戸市内の病院で死去した。
 71歳だった。
 岐阜県多治見市出身で、岐阜・多治見工高から54年に阪急に入団。
 新人で55試合に登板し、20勝12敗の成績を挙げた。
 57年7月23日の対南海戦(西宮球場)で9連続奪三振を達成し、三振を奪った相手には当時4番の野村克也・楽天監督もいた。

 20勝以上を4回記録し、67年からの阪急のリーグ3連覇に貢献した。
 また歴代3位の867試合に登板し、通算成績は254勝255敗、防御率2.98で、奪三振は歴代6位の2945だった。
 73年を最後に引退、74年に阪急のコーチとなり、79年から2シーズン、監督として指揮を執った。
 89年、オリックスのコーチを経て、98年に中日2軍投手コーチを務めた。
 温和な性格で選手たちに慕われた。