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マイケル・ムーア監督「キャピタリズム~マネーは踊る」を観て

2010-01-28 | いってきました
 
 1月27日(水)14:15、TOHOシネマズ「みゆき座」で上映された話題の映画、「キャピタリズム」を観てきました。

                 

 マイケル・ムーア監督の映画は、以前高校生と一緒に観た「華氏911」、DVDで観た「シッコ」以来で、ユーモアに包んだ鋭い批評精神が面白いのでとても期待していました。

 場面は、長い間住んできた我が家の家具を、泣きながら自分達で処分している「家の差し押さえ」の映像から始まり、続いて、人々を家から追い出して「家転がし」で儲けている不動産会社や、何の罪の意識もない金持ちの投機家の姿を映し出します。

 「アメリカの資本主義は、いつからこんなことになったのか・・」「日本も含めて、どうして世界中こんな不景気になっちゃったのか・・・」そのカラクリのすべてをムーア監督が教えてくれます。

  

  全人口の1%の会社役員は、「企業救済法案」が可決したのでボーナス1億円を手にしましたが、99%の庶民は毎日14,000人が失業し、7秒ごとに家が一軒差し押さえられて、地方銀行・工場が倒産し、街がゴーストタウンになっているというのです。

  企業が従業員に内緒で保険をかけて、死亡時に保険金を受け取るという「くたばった農民保険」Dead Peasants Insurance などなど!

                          

  これ以上報告してしまうと、これからご覧になる方の感興をそいでしまうので、この辺にしておきますが、人間はここまで強欲になれるのかという疑問と、最後には・・・・(観てのお楽しみ!)

  この機会にぜひ、皆さまもご観賞ください。(文責/佐藤)