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第15回「非国民入門セミナー」

2010-01-17 | いってきました

 1月16日(土)14:00~16:30まで、茅場町の新川区民館7号室で開かれた第15回「非国民入門セミナー」に行ってきました。

 この講座は平和力フォーラム主催、週刊金曜日協賛の連続講座ですが、参加者は前回同様十数名で、その分打ち解けた雰囲気でお話しを伺うことが出来ました。

 講師は中原道子さん(VAWW-NET JAPAN協同代表)、タイトルは「12のことばが刻む女たち沖縄・宮古島の慰安所から」でした。(12の言語が碑に刻まれているという意味です。)

 お話しは、あまり知られていない宮古島での戦時の惨状から「慰安婦ー中原さんは“性奴隷”の表現を適切とおっしゃいます-」のための祈念碑「女たちへ」の現地建立までの経過に始まり、次は当然のことながら、あの「女性国際法廷」への日本のメディアの無視に近い対応、そしてNHK番組改竄から最高裁での敗訴に至るまでのポイントを中原さんならではの解説で改めて解き明かしてくださいました。

 それから印象的だったのは8月15日敗戦の日の日本人一般の心情への考察「みんな嬉しかったのでは、」など中原さん(1934生まれ)がその当時の日本人の呪縛からすでに解き放たれていらしたことが伝わってきました。

 内容はとても濃いもので、参加して良かったと思いつつ茅場町駅から帰途に着きましたが、残念ながら意見広告のチラシは少ししか手渡せませんでした。
 前田朗先生に意見広告運動のこと少しお話したり、朝日新聞郡山支局の記者の方にチラシを手渡しましたら、声をかけてくださり、よくご存知のようでしたので「今後ともご支援を」とお願いたしました。  (文責/沖)