反戦・平和のイベント情報

反戦、反改憲のための市民のイベント情報
スタッフの声他

8期から9期へ

2009-08-24 | 事務局風景 スタッフの声
いよいよ9期が、スタートしました

選挙後の政局を考慮しながらのチラシ作成となりますが、9条と25条については8期同様の意見表明をします。
チラシについての提案などの、ご意見がありましたら、意見広告事務局までご連絡ください。お待ちしています。

外では蝉の大合唱が聞こえ、みいんみんみんじいじいとまるで、政党間の競い合いのようです。
30日(日)私たちの意見として1票を必ず行使しましょう

22日(土)は、8期関わっていただいたボランティア交流会を開きました関わったから言える意見もあり今後も、機会をつくって交流会を開くことになりました。
たくさんの方々の、ご協力があってこそ出来る意見広告です。
よろしくお願いします

市民による社会変革-その未発の契機と可能性

2009-08-16 | いってきました
8月15日(土)13:00~ 神保町の日本教育会館で行なわれた市民文化フォーラム主催の「市民による社会変革━その未発の契機と可能性」という講演会に、田中・佐藤で行ってきました。
               
小森陽一さんとノーマ・フィールドさんの基調対談のあと、広田照幸さん(教育学)、内海愛子さん(市民文化フォーラム共同代表)、市野川容孝さん(同共同代表)、ノーマ・フィールドさんのパネルディスカッションが行なわれました。

それぞれの方が、平和運動の実践をしている立場から、「市民とは、消費者でもなく、生産者でもなく、この世界とのかかわりを作って行く個人」「その個人が、身の回りを超えた想像力をどうもつのか」とか、「声をあげる事が、地元であればあるほど気楽ではないこの緊張感の中で、一人では出来ない支えあう仲間を、腹をくくって作って行くしかない」「反戦と貧困のリンクを」「メディア・政党・選挙・議会制民主主義など不純なものとどうつきあっていくのか」などと、日頃の運動とのかかわりの中から出てくる本音を話されました。

聞いている私たちも、「意見広告運動」にかかわる自分自身を問われている思いで、他人事とは思われません。

終戦記念日の神保町界隈は、靖国に集う人々、参拝反対のデモをする人々、それを取り巻いて「国賊」などという野次を飛ばす若者の群れなど、かろうじて表現の自由はあるものの、この国の未来が案じられる風景でした。(文責/佐藤)
            

海外派遣・米軍再編・ミサイル防衛ー憲法踏み越える自衛隊

2009-08-03 | いってきました
8月2日(日)14:00~16:30、国分寺労政会館の、「海外派遣、米軍再編、ミサイル防衛━憲法踏み越える自衛隊」という講演会に行ってきました。

                     

東京新聞編集委員の半田滋さんが、ソマリアから帰ってきたばかりということで、現地の報告をされました。日本全体が、打ち続く自衛隊の海外派遣に「慣れ」と「緩み」を感じているすきのどさくさ紛れに、初めての「海外派兵恒久法」である「海賊対処法」が通ってしまった現実は、改憲派から見ても、「解釈改憲でこんなに何でもできるなら、憲法を変える必要がなくなるじゃないか」と言われているほどだという、とんでもない異常事態です。

その上、ソマリアの今の状況は風が強くて海賊が出ないし、自衛艦が護衛している大型船は、船足も速いし、大きいので海賊がはしごをかけられないため、初めから狙われていないとのこと。つまり、緊急性など実はなかったという話です。第一、不況のため、通過船舶も激減しているそうです。
また、インド洋で続けている無償の洋上給油も、当初のアメリカの自衛戦争支援から、諸外国への給油、不審船対策への給油とどんどん変ってきているけれど、今はほとんどニーズもないそうで、民主党が政権を取ってすぐやめても、さしつかえないとのこと。(というか、やめて!)

こうして、海外のどこにでもいけるような実績の出来てしまった自衛隊が、この先、後方支援だけでなく、アメリカの要請で武力行使の必要性を言い出す可能性があるかもしれない・・・。

外は小雨も降り止まず、聞けば聞くほど暗澹たる対米追随外交の現実のお話しでした。(文責/佐藤)