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スタッフの声他

土肥元校長裁判の報告

2010-05-30 | いってきました

  土肥元校長裁判の報告  

 都教委に対して、ただ1人で闘っている元三鷹高校長の土肥さんの第6回口頭弁論報告
がMLで入ってきましたので、お読み下さい。

  5月27日(木)の傍聴席は満員、10人以上が入れないほど、集まってくれました。
今回はこれまでにない傍聴人の広がりでした。
土肥先生の授業を受けている法政や立正大学の学生さんが来てくれたのです。若い力が支援に活かされる希望が持てます。一緒にがんばろっ!

☆尾木直樹法政大学教授の鑑定意見書を提出
教育の本質と教育行政のあり方をシャープに提起。尾木さんは高校や中学校の先生でした。意見書も、現場教員としての経験や研究活動が立論の基礎にありま
す。
浪本立正大学教授の鑑定意見書は次回提出の予定。
また、原告(土肥)、被告(都)双方の新たな準備書面も提出されました。

☆土肥さん、閉廷後「報告会」で
「大嶽先生の裁判ではいい判決が出てよかった。鑑定意見書を3人の先生が書いて下さり感謝する。

  そして陳述書(生徒や保護者)は現在までに66通も寄せてくれて、大変うれしかった。
  都教委の反論の書面を読むと気持ちが暗くなる。なぜ毎回ウソを書いてくるか。これがまかり通ったら 日本はどうなるか。」
う~ん、都教委がひどすぎて、土肥さんは「憂国の士」になりつつあるか。
でも、大丈夫。

  陳述書は100通にもなりそうな勢い。生徒や保護者に気持ちは十分に通じてます。


  次回予定は、6月28日(月)午前10時半~ 527号法廷です。

*このニュースメールを転送で読まれた方、読者になってください。
連絡はこちら→dohishienn...@gmail.com


「ビルマVJ━消された革命」を見て

2010-05-20 | いってきました
5月19日(水)渋谷のイメージフォーラムで、「ビルマVJ━消された革命」を見てきました。

昨日は久しぶりの渋谷行きでした。初夏のような日差しの下、軽やかに出かけた
のですが、衝撃の大きさに心も身体もふらふら状態で帰りました。




スクリーンに映し出される「現実」は私が文字を媒介として知らされていたもの
とは別物でした。

1988年のデモ以来19年目の2007年に湧き起こった“数十万人規模の
反政府デモ”の記録です。これを勇気と言うのでしょう。「伝えなくては、外の
世界に届けなければ」の信念、使命に突き動かされる現地のヴィデオジャー
ナリスト達の日々実に命がけのメッセージです。

 観終わっても席をすぐ立つことが出来ませんでした。

衝撃と共に今も私の心に重く残っているのは「軍事独裁政権とはかくも残虐
非道でありうるのか」「無数の目がそれに釘付けになっても、外の世界に住
む私たちは何と無力なのか」ということです。

今この瞬間を生きることだけで精一杯のビルマの人々と外の世界では“人間
らしく生きる”にもこの落差です。

そして日本という国はビルマ政府を援助しているのです。これは経済制裁を
しく朝鮮民主主義人民共和国に対すると同じく、其々の民を苦しめることに
なっているだけではないでしょうか。

連れ去られた大勢の僧侶たちの所在は未だ不明とのこと。
映画の最後の方で流れたテロップ「逮捕された2人の記者は多分終身刑に処
せられる」も含めてまるで“希望”の一筋も垣間見られないやりきれなさだ
けが残響となっています。(文責/沖)

 あなたの持っている自由を持たない人のために用いて下さい。━アウンサンスーチー

Tシャツ完売御礼

2010-05-19 | 事務局風景 スタッフの声
8期、作成しました意見広告Tシャツ『give peace a chance』は、5月17日を
もちまして完売しました。

     

    お買い上げくださった全国の皆さま、心より感謝いたします。
    ありがとうございました

丸木美術館43周年開館記念日

2010-05-05 | いってきました
 5月5日(水)連休最終日に、東武東上線森林公園駅下車の「原爆の図 丸木美術館」の開館記念日イベントに行ってきました。

          
                     原 爆 観 音

 プログラムは、朝10:00から映画「みなまた海のこえ」上映、丸木美術館・工作教室などがありましたが、武蔵野線が事故で遅れたこともあり、森林公園駅南口からの12:30の送迎車で行くのがやっとでした。

 館内の原爆の図、第五福竜丸の図を見てから、「OKINAWA━つなぎとめる記憶のために━」という企画展で、紅型の美しい着物や、丸木夫妻のきゃん岬の絵を見ました。

          
                沖縄戦━きゃん岬(丸木夫妻)

          
                   第五福竜丸(丸木夫妻)

          
                  佐喜眞美術館 照屋勇賢作〈結〉

 13:30からは、東京荒川少年少女合唱隊の合唱、「小さな世界」「さとうきび畑」「世界に一つだけの花」「埴生の宿」などの美しい歌声で心洗われました。

          
                 東京荒川少年少女合唱隊

   新緑のまぶしい川沿いの美術館の2階には、丸木夫妻のアトリエがあって、机の上には硯やクレパスが置いてあり、棚には夫妻が原爆の図や沖縄戦の絵を描くための研究で使ったたくさんの書籍が残っています。

          
                  丸木夫妻アトリエ

 コンサートの後は、沖縄普天間の佐喜眞美術館館長の佐喜眞道夫さんの講演「<沖縄戦の図>と私のコレクション」でした。

  この日は、普天間基地移設問題で「最低でも県外に」と言っていた鳩山首相が、沖縄の地で「すべて県外は難しい」などと情けないことを言った翌日でしたが、沖縄の方々は、「5月末でなくてもいいんだから」と動じない構えで「基地撤去」に向けて静かな闘いを続けられる覚悟のように見受けられました。(文責/佐藤)