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自分らしく生きましょう

うつ抜けしたチェンジライフコーチ+マインドフルネス講師のひとりごとです
後悔のない、自分らしい人生を手に入れませんか?

NHKのヒトラードキュメントを見て…

2014-08-24 22:59:47 | 日記
昨日、NHK BSでやっていた海外ドキュメンタリー「ヒトラー 権力掌握への道」を見ました
その中で、ー民衆を誘導するのは簡単だ「憎しみ」を与えればいいーと言うのを聞いてどきりとしました
私の周りで今、「憎しみ」を拡大させている人が散見されるからです
それは、中国や韓国、ロシアに対する憎しみです
ネトウヨなどと言われる人たちも、そういった憎しみを拡大しているように思えます

その人達からは、TVで、そういった国々の動静が流れた途端、「あの国は」と憎しみの言葉が口から飛び出します
自国を愛することは、良いことだと思います
しかし、それが度を越して自国に対してネガティブな行動を取る国への憎しみとなってしまってはいけないと思うのです
「憎しみ」は感情の産物です
感情に支配されると、人は論理的な冷静さ、リアリズムに根ざした考えができなくなってしまいます
それが拡大し、個々人のもつ憎しみがつながって、集団としての方向性を持ってしまったがゆえに第二次世界大戦を始めるという無様な行動を我が国は取ってしまったのだと思います

そういった人「憎しみ」を拡大させているたちは、第二次世界大戦を日本が始めた理由を「相手国からいじめられたから」と言います
まるで、いじめっ子が日本を目の敵にしたかのように
そもそも、各国が自国の利益のために動くのは当たり前で、日本がその標的にされたのは、その国の利益を犯すことをしたからです
それで、日本にその国と対等に渡り合えるだけの国力があれば、他の国もちょっとした嫌がらせぐらいしか出来なかったでしょうが、
日本にはそんな国力がなかったとそれらの国には認識されており、事実そのとおりだから、日本に強行的に当たれば引き下がらざるをえないと判断したのでしょうし
事実、禁輸その他の対応を取られたのだと思います
そもそもそんなハナから勝てもしないケンカを挑むこと自体が、馬鹿げた行動であり、異常なのだと思います

そしてそう言う行動につながる他国に対する「憎しみ」という感情をふくらませている人が今の日本人の中に増えている
これはとても憂慮すべきことだと思います