今日は快晴
でとても気持ちのいい朝を迎えたのに
なぜだか私の心はこれからの人生を考えるとブルーになっちゃってます
最近夢の中に時々母が出てきます。
目が覚めると何を会話していたのか覚えてないのです…
それでも夢で会えただけでも嬉しいものなんだけれど
。。。
近年 自分の身体がしんどくなってきて、『あぁ~母さんもこんなにしんどかったんだな~~』って…
認知症がひどくなってからは周りの人からはなかなか理解してもらえず
今みたいに介護制度もなかったし、仕方なく仕事も辞めて母に寄り添うことにしたのです。
父を若くして亡くし、9人の子供を抱えて途方もない苦労をした話を聞かされていたからです。
だから、貧乏はあたりまえ、着るものも食べるものも質素でした。~。~。
だけど母は料理上手で、漬物も煮物も、もっと教わっておけばよかったと後悔したものです。
母から教えてもらって唯一作ったもの、それは敷布団でした。
今のように羽毛ふとん、羽根布団なんて夢の又夢の時代でしたから。
打ち返した綿と真綿を使って、頭に手ぬぐいをほっ冠りして楽しいひと時でした。
その布団結構長い期間愛用していました
母曰く、三人の娘に対して『料理が下手で私の子とは思えないね』ってよく言われたものです
それでも今では懐かしい想い出です
。
介護している時はまだ若かったから頑張りもききました。
一緒に生活していた時はそれなりに寄り添って頑張っていたつもりだったけれど…
母さんはどんな気持ちでいたんだろうとチョッとセンチメンタルになってしまいます。
その当時は『今はしんどくても頑張ればきっと良い事がある』なんて自分に言い訳しながら
とにかく一日一日単位の日々を過ごしていました。
頑張れば人生きっと帳尻が合うものだ!なんて考えていたけれど…
むむ…考えが甘かった
母が旅立ってからいつの間にかもう15年が過ぎてしまった。
若い時は苦しくったて、貧しくたって、家族がいれば頑張れる
熟年を迎えたら子供に孫に囲まれて…なんて想像していたけれど
人生思うようにはいかないものです
人生は人と比べるものではないそうな。
ひとりひとり花咲く人生があるのだという。
花でたとえれば、バラはバラらしく、タンポポはタンポポのように、咲く時期があり、
(どう頑張ってみたってタンポポがバラにはなれないものね)
持っている運命は違うのだから、自分の咲く人生を見極めて(超難しいこと!)
背伸びをせずに、欲をかかずに、私は私らしくあればいいと…
(雑念の多い私にはこちらも超難しい!)
まぁ~いいか~、気楽にいこうっか~
いちばんはどんな環境にいても家族が大切ってことかな