野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

職場のハヤブサ

2007年01月23日 | 鳥見記録
 いつものように職場で机に向かっていると、9時半頃に「キーキーキー」という聞き覚えのある猛禽類の鳴き声がしました。
 背後の窓からのぞくと別棟のビルにある無線塔に大型の猛禽類がとまっていました。近くのカラスに対する威嚇の鳴き声のようです。
 そういえば、1年近く前の出勤時に同じ無線塔で3羽の猛禽類がカラスと絡まっていたことを今だに印象深く覚えており、大きさからオオタカかハヤブサの親子だろうと推測していました。
 急いでLumixのFZ20(テレコン付き)を持ち出し屋上から撮りました。
 屋上から撮っても無線塔は高くて遠く、目的の猛禽類は小さくしか撮れません。

それでも撮った写真を液晶画面で拡大して確認すると「ハヤブサ」でした。しかも、食事の直後でしょうか喉のところが大きくふくらんで下から見ると顔が隠れるほどです。以下トリミングしています。

 少し動いてはくれましたが、食後の休憩なのでしょうか同じ様な写真を連写で200枚以上撮りました。


 仕事中でもあり部屋に戻って時々双眼鏡で見ていると、11時頃でしょうか一度飛び立ちましたがすぐに帰ってきて無線塔の踊り場で獲物をついばんでいます。周りに羽が散乱し遠いので種類までは不明ですが足が赤いのは判別できました。ハトでも捕ってきたのでしょうか。
 それにしても、さっき食べたばかりだというのに、すごい食欲のようで、またたくまに平らげてしまいました。
 さすがに腹一杯になったのでしょうか、13時を過ぎてパラボラアンテナの隅に移動し動かなくなりました。
 その後も、時々窓からのぞくと日が西に傾く16時になっても同じ姿勢でジッとしていました。
 近頃は自然が少なくなりハヤブサもビルで巣作りをすると聞いたことがありますが、自分の職場の窓から一日中見ることができるとは思いもよりませんでした。

最新の画像もっと見る