(シューマン著 音楽の座右の銘より)
ビスケットやお菓子のような甘いものでは、子供を健全な大人に育てられない。精神の糧も肉体の糧と同じく、素朴で力強く
なければばらない。大家と言われるような人は、この事に充分気を配っていた。こうした栄養を取ること。およそ派手なばかりで内容のない売り物は、時代と共に流れてしまう。技巧は、より高い目的に奉仕している時だけ、価値がある。
(感想)
学習者が自分の好きな曲だけ弾くのは楽しくて当初はやる気が出るものの飽きも早い。また消化不良で仕上がらずに終わることも多々あります。例えれば甘いお菓子を毎日食べていて主食を取らないようなもので健康には程遠くなります。基本的な練習曲や大作曲家の音楽を勉強することは大事なことですね。自分の弾いている楽器だけでなく他の楽器やオーケストラ曲にも興味を持ち、更に音楽だけでなく色々な芸術や哲学等にも深く造詣を持ち精神を鍛えることも大事だと思います。