「愛好者のための ギター小品曲集1」の利用について
※2013年7月、はせべ企画出版より発行
当教室ではクラシックギター入門者には久保公二著の「楽しく学べる ギターレッスン」を、初級~中級者には「新ギター教本」ギタルラ社を使わせて頂いています。
どちらも大変優れた教本ですが楽しく学んだ久保先生の本から新ギター教本に進むと、楽しさのギャップがあるためか急激に難しく感じるのかモチベーションが下がる恐れがあります。
しかし生徒さんによっては一つ一つのステップを確実に登っていく方ももちろんおります。
それは山を登る時例えると、しっかりと装備して体力のある方は登れるでしょう。しかしその反対だと途中であきらめなくてはならないこともあると思います。
そこで、楽しく学べる事を前提に新ギター教本の併用版として「愛好者のための ギター小品曲集1」を自分で作成してみました。
カルリ、カルカッシ等の初級向け練習曲11曲、中級の名曲集など15曲で全26曲を織り込みました。
新ギター教本の掲載曲とはダブっていないのが特徴です。
使い方としては使用される先生方の自由ですが私の使い方は
★新ギター教本のヘ長調が終わった後に小品曲集1に進んで初級を充実させる。
★新ギター教本の44ページに進んだらギター小品曲集の17頁のラルゴから入り併用する。
★調別に初級を充実させる。
★新ギター教本の中級名曲集と併用する。
要は初級を充実させるにはギター小品曲集の1曲目~11曲目をレッスン。
中級を充実させるにはギター小品曲集の12曲目(ラルゲット)~26曲目までをレッスン。
大体このような理由で作成した曲集です。
今後、ギター教室で「愛好者のための ギター小品曲集1」をレッスンの併用でお役に立てれば幸甚です。
